オススメ記事の一覧(令和八年版)

 

1.このblogについて

このblogは、試運転の資料館(以下、本局と記載)にて「スマートフォン上での閲覧を特に考慮して、blog形式で公開」とした記事の為に運営しているblog(以下、このblogを支局と記載)となります。

本局はこちらになります。

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試運転の資料館は、ドリームキャスト用ウェブブラウザ専用の独自htmlタグの記述様式のほか、PC-9800シリーズやFM TOWNSシリーズなどに関する資料および実験結果の記録、建築設備としての電気設備の資料および、計算書などを掲載しています。

他にも、広報用としてSNSのアカウントを保有しています。詳細は本局をご確認ください。

2.公開記事の一覧

支局にて公開している記事の一覧を、次に挙げます。

2-1.「スマホ更新」シリーズ

令和七年末の時点で、第三編まで有ります。

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2-2.「SNSでの応援・宣伝方法」シリーズ

全部で、第四編まで有ります。

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2-3.「はじめての、イベント参加」シリーズ

全部で、第八編まで有ります。

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2ー4.「みんなで書こうよ、ファンレター」シリーズ

全部で、第七編まで有ります。

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3.このblogの運営者について

冒頭で挙げた本局こと試運転の資料館は元々、ドリームキャスト用ウェブブラウザ専用の独自htmlタグの記述様式を残すために設立しました。

現在は、PC-9800シリーズやFM TOWNSシリーズなどの各種電算機を動態保存するにあたり、収集した資料および実験結果や、建築設備としての電気設備の資料および、計算書なども掲載しています。

あまり需要があるとは思えませんが、ハンドルネームの由来などを聞かれた時に備えてよくある質問集を置いておきます。

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国際電話を悪用した特殊詐欺の対策

 

1.序章

特殊詐欺に悪用される電話番号について、令和五年(2023年)8月頃までは本人確認不要の050から始まるIP電話*1*2を悪用している事が多かった様なのですが、携帯電話不正利用防止法の改正(新規契約時の本人確認義務化)が令和五年(2023年)8月に公布、令和六年(2024年)4月に施行された影響か、令和五年(2023年)9月以降は国際電話を悪用する事が多くなっています。

biz.trustdock.io

www.npa.go.jp

ここで注目すべきは、ただ単に割合だけが変化した訳ではない、という事実です。

警察庁ウェブサイトにて公開されている「特殊詐欺に犯行利用された番号種別の推移」の、令和五年版と最新版を参照して比較すると分かりやすいですが、固定電話や携帯電話による件数は徐々に増加、IP電話は一時2200件程度だったものが徐々に減少したものの、それでも多い月には1200件から1300件程度で推移しています。

一方、国際電話はほぼ無かったのが今や毎月8000件を超えるのが当たり前になりつつあって、合計件数で言うと爆増していると言って良い状況です。

ここまで急激に増加した理由は当ウェブサイトの中の人には分かりませんが、ロボコールが広く悪用される様になった事も一つの理由かも知れません。

ロボコールとは録音した音声やAIを用いた自動音声通話の事で、元々は官庁のガイダンスや企業のアンケートなどに利用される事を想定していた様ですが、現在では自動発信させまくって繋がったら犯罪者へ転送するという形で、その仕組みが悪用されている様です。

news.yahoo.co.jp

この記事では、国際電話を悪用した特殊詐欺に対抗する為に最低限必要と考えられる知識を解説します。なお、令和七年(2025年)8月時点の情報に基づいて記載しているので、その点は注意して下さい。

2.電話番号の仕組み

まずは、電話番号の仕組みがどういうものか理解する必要が有りますので、要点を記載していきます。

なお、記載する解説は電話番号の偽装がされていない事を前提にしています。詳細は別の項目にて記載しますが、スプーフィングという電話番号自体を偽装する手法も存在していますので、少しでも不審な点がある電話は、電話番号が偽装されている可能性を考慮した方が良いでしょう。

一般的な固定電話*3へ電話する際は、東京では「03」、大阪では「06」、横浜では「045」・・・の様に頭へ「0」を付けますが、これを含めて市外局番だと思っている方が多いと思います。

実際には、「0」の部分は「国内プレフィックス」と呼ばれるもので、国内通話の合図として用いられています。

www.soumu.go.jp

これが国際電話となると、「国際プレフィックス」と呼ばれる番号に加えて、「国番号」を付け加えてから、相手国内の電話番号をダイヤルする事になります。具体的なダイヤル方法の例は総務省のQ&Aに掲載されていますので、興味がある方は読んでみてください。

3.国番号

国際電話を悪用した特殊詐欺で問題になってくるのは国番号の部分で、スマートフォン(以下、スマホ)などで頭に「+1」などと表示されている部分です。なお、端末によっては国番号が欠落した状態で表示されますので、いま一度、取扱説明書を再確認しておきましょう。

次に、国際電話で用いる国番号の一覧を示します。

www.docomo.ne.jp

www.au.com

どの国番号でも特殊詐欺に悪用される可能性は有り、実際に発信国は頻繁に変化しているので常に警戒すべきなのですが、特に警戒すべき国番号の代表例として

以上が挙げられます。市外局番については、別の項目で解説します。

news.trendmicro.com

www.subline.jp

「+800」は国際フリーフォンと呼ばれるもので、日本国内でのフリーダイヤルに相当する電話番号です。この番号は国際的に使用できる番号の為、発信者の特定が困難な事が特徴とされています。

whoscall.com

「+875」は特殊用途向けの電話番号の一例で、この番号自体は海上移動業務用に抑えられている番号です。このような番号も発信者の特定が困難な事が特徴です。

4.市外局番

市外局番も国番号と同様に、どの番号でも特殊詐欺に悪用される可能性は有り、市外局番も頻繁に変化しているので常に警戒すべきなのですが、特に警戒すべき市外局番の代表例として

  • (200)
  • (700)
  • (833)や(844)、(855)
  • (900)番台

以上が挙げられます。

4-1.「(200)」の番号

「(200)」の番号は、アメリカやカナダからの国番号と組み合わせた形で着信履歴に残っている事が多い様です。

つまり、着信履歴には「+1(200)」などと表示される事になりますが、アメリカやカナダで市外局番として「(200)」が割り当てられている地域はない事、また、国番号として「+12」や「+120」、「+1200」が割り当てられている国もないので、電話番号自体が別の地域から発信しつつ、北米地域発信だと偽装されている可能性すら有ります。

4-2.「(700)」の番号

「(700)」の番号も、アメリカやカナダからの国番号と組み合わせた形で着信履歴に残っている事が多い様です。

つまり、着信履歴には「+1(700)」などと表示される事になりますが、アメリカやカナダでも市外局番として割り当てられていない、一部の通信事業者が使うのみの特殊な番号のため、通常は見かける事はない様です。

4-3.「(833)」、「(844)」、「(855)」の番号

「(833)」、「(844)」、「(855)」などの番号は、アメリカやカナダで使用されているトールフリー番号で、日本国内におけるフリーダイヤルに相当します。絶対に詐欺だと断言できる訳では有りませんが、警戒すべき番号だと言えるでしょう。

4-4.「(900)」番台の番号

「(900)」番台の番号は、Premium Rate Numberとして通常の通話料のほかに情報料が発生する番号で、日本国内におけるかつてのダイヤルQ2に相当します。

5.通話料金

日本国内で契約した電話番号に、日本国内で国際電話が着信しただけだと料金は発生しません。但し、海外で着信した場合は着信料金や電話に対する税金が課金される場合が有ります。

www.softbank.jp

特殊詐欺に係る電話番号に出てしまう、または折り返しの電話をした場合の金銭的な被害として

  • トールフリー(着信課金番号)でも、発信者へ国際電話に係る通話料が発生
  • Premium Rate Numberに自動転送されて、情報料が発生

以上の様な懸念が有ります。

トールフリー(着信課金番号)でも発信者に通話料が発生するとはどういう事なのか分かりにくいですが、国際電話自体に発信者課金の原則がある為です。余談ですが、米国国内でもスマホからトールフリー(着信課金番号)へ電話してしまうと、通話料金が課金される仕組みになっていると言います。

www.softbank.jp

www.hanacell.com

なお、国際電話に係る通話料の中には海外通信事業者へ支払う接続料も含まれていますが、海外通信事業者へ支払った接続料の一部が、犯罪者へ横流しされている事例も有る様です。

6.リスク管理

6-1.標的にされない為に

特殊詐欺に係る電話番号に出てしまう、または折り返しの電話をした場合の金銭的な被害の懸念は前項目で解説した通りですが、さらに恐ろしいのは

  • 犯罪者から、詐欺に有効な電話番号だと認識されて標的にされる
  • 犯罪者から、いわゆるアポ電強盗の標的にされる

以上の様な懸念も考えられる、という事です。

例えば、特殊詐欺に係る電話へ迂闊に出てしまうと、その時点で普段使用されている電話番号なのか否か、また、在宅している曜日や時間帯(もしくは逆に、必ず不在の曜日や時間帯)のヒントを与えてしまう可能性が有ります。

また、特殊詐欺に係る電話へ出てしまった場合、一言も発せずに電話を切る事も重要ですが、電話を通じて周りの騒音を犯罪者が聞いてしまう状況も極力避けた方が良いと考えられます。

例えば、スマホにかかってきた特殊詐欺に係る電話で、給湯器の音声ガイドを聞かれると自宅に居る可能性が高いと判断されやすいでしょう。

また、付近を通過している鉄道の騒音などは、知識が有れば現在時刻、標的にされてしまった人がよく立ち寄る場所(立ち寄る場所自体の特定は、SNSがヒントになったりします)と、その付近を走行する路線の運行ダイヤなどをそれぞれ組み合わせていくと、知らない内に詳細な行動パターンの情報を提供してしまう可能性さえ有ります。

かかってきた電話番号をSNSなどで公開するだけでも、SNSなどで過去に公開した写真なども組み合わせる事でヒントを与えてしまう可能性が有るので、かかってきた事も含めSNSなどで第三者が簡単に見れる状態で公開しても問題ないか、一度立ち止まって検討した方が良いでしょう。

6-2.国際的詐欺の手法

犯罪者から標的にされてしまった場合、国際的詐欺の手法を何も知らないとそのまま騙されるリスクが非常に高くなりますが、事前に知っておくと騙される前に気付いて警察へ通報できるかも知れません。

興味がある方は参考文献を提示しますので、読んでみてください。

www.anzen.mofa.go.jp

www.jetro.go.jp

7.電話番号の偽装

電話番号は通信事業者が管理するものですが、中には着信側に対して、本来の発信番号とは異なる電話番号を提示する機能を提供している通信事業者も存在しています。

また、そういったサービスを使用せずとも書き換えに必要な技術を用いると、発信側の電話番号を全く別の番号へ書き換えた上で着信側へ提示する事が可能です。

これは元々、社用携帯から発信しても着信側には企業の代表番号が表示される、の様な目的で構築されている仕組みなのですが、特殊詐欺ではこれを悪用して電話番号を偽装する手法も存在しています。これをスプーフィングと呼びます。

www.itmedia.co.jp

国内から電話を発信する場合、固定電話やスマホの回線については平成十七年(2005年)頃に策定されたガイドラインにより対策が実施されている為、スプーフィングによる電話番号の偽装は困難だと考えられています。

www.tca.or.jp

xtech.nikkei.com

一方で、海外を含めたIP電話を提供する通信事業者の中には、発信者IDの部分で電話番号や名前を任意に設定できる事も有ります。また、最近は発信転送サービスで行われている対策の抜け道を悪用した手法が登場した可能性も指摘されています。その為、警戒を怠らない方が身のためです。

www.itmedia.co.jp

xtech.nikkei.com

なお、正規に利用されているIP電話の機器類のセキュリティホールを突いて不正に発信しているケースも有るので、運用している人はセキュリティ対策をしっかりと行いましょう。

www.soumu.go.jp

8.電話の対策方法

個人で可能な対策方法として、最も厳しい考え方から妥協した考え方まで、例を示します。

8-1.対策アプリを使用する

最も手軽に効果を得られる方法です。欠点は、使用したいアプリが必ずしも手元のスマホ等で使用できるとは限らない、費用が発生する事がある、判別の精度に問題が有る(着信時に弾くべき着信を弾かない、発信時に誤って不正な電話番号と認識して電話をかけられない)場合もある、などが挙げられます。

8-2.登録済みの番号以外は反応しない

事前に登録してある電話番号以外には一切応答せず、また折り返しもしない方法です。原始的では有っても効果的な方法ですが、欠点は、電話の運用にかなり制限をかける必要が有る、という点です。

8-3.「050」、「+1」「+86」、「800」などは反応しない

発信元が「050」のIP電話、「+1」「+86」などの国際電話、「800」などのフリーダイヤルやプレミアムナンバーには一切応答せず、また折り返しもしない方法です。セキュリティ面と運用面のバランスをとりやすいですが、欠点は、電話番号を偽装されていたら見分けられない、という点です。

8-4.非通知だけは問答無用で着信拒否

着信した電話には原則として応答しつつ、非通知は問答無用で着信拒否する方法です。効率的な運用を行えますが、欠点は、Premium Rate Numberに自動転送されてしまうと、その時点で金銭的な被害が発生する可能性が有る事です。

8-5.不審点を感じたら切断する

着信した電話には原則として応答しつつ、不審な点を感じたら切断する方法です。着信した電話を取りこぼす事は有りませんが、欠点は、特殊詐欺に巻き込まれるリスクが高い事です。

9.結論

極端では有りますが、セキュリティ面のリスクを考慮すると、事前に登録している電話番号以外には一切応答せず、登録済みの電話番号でも不在着信の履歴ではなく電話帳から発信する、と考える位が丁度良いでしょう。

着信拒否ですが、端末の設定方法には次のような方法が有ります。

詳細はOSのバージョンや設置条件によって異なりますので、各自調べてみてください。

なお、固定電話の場合は国際電話の発信や着信を休止する方法も有るので、検討すると良いでしょう。

www.ntt-east.co.jp

www.npa.go.jp

余談ですが、米国などではIP電話についてSTIR/SHAKENによる発信者ID認証の技術により、発信者IDの不正な改ざんが行われていないか認証する技術が用いられ始めている様です。

しかしこの技術も、英語版Wikipediaによると技術的な限界が既に指摘されている事、英国では意見公募の結果から「For the reasons set out above, we have decided that, although CLI authentication has the potential to be an effective tool in preventing scam calls from spoofed numbers, our assessment is that we should not proceed with CLI authentication at this time.」と、一旦はこの技術の採用を見送る決定をしています。

Calling Line Identification (CLI) authentication assessment and future roadmap
(PDF形式)

10.相談窓口

国際電話による特殊詐欺の爆増から、令和七年(2025年)6月10日より総務省が相談センターを立ち上げた様です。

国際電話による不審な着信・詐欺被害に関する情報提供や相談を受け付けている様なので、相談したい人は連絡を検討してみてください。

www.softbank.jp

www.denwan.jp

11.おまけ

クラシックPC(いわゆるレトロPC)でお馴染みのMS-DOSPC-DOSのバージョン3.0以降では、Windows11の言語と地域(以前のWindowsにおける「地域のプロパティ」や「地域と言語のオプション」に相当)と同等の設定を、CONFIG.SYSにてCOUNTRYコマンドを用いる事によって実現できると言います。

MS-DOSPC/AT互換機*4向けのものはCOUNTRYコマンドが実装されていますが、PC-9800シリーズ*5FM TOWNS*6など他機種向けのものは実装されているのか不明です。 また日本語版の場合、指定できるのは欧米のいわゆる1バイト言語と日本語のみで、他の2バイト言語はそれぞれに対応したDOSが必要という情報も有ります。

COUNTRYコマンドを用いるを用いると、言語のほかに日付や時間の形式も変化する様です。

少々面白いのがここから先の話で、COUNTRYコマンドで国を指定する際は国際電話の国番号を用いる様です。クラシックPC(いわゆるレトロPC)を触っている方は、国際電話の国番号を覚えておいて損はない・・・かも知れませんね。

*1:VoIP(Voice over Internet Protocol)を使用した電話システムの事。誤解されがちだが、IP電話は一般のインターネットとは接続しておらず、あくまでも「インターネットの技術を活用して、通信事業者が所有する専用のインターネット回線で通話する電話システム」である。

*2:総務省が公表する通信白書などでは、IP電話は050で始まる「050型IP電話」と、固定電話と同様の市外局番で始まる「0ABJ型IP電話」に区別されているが、警察庁が公表する広報資料では「050番号」と記載しているので、この記事では「050から始まるIP電話」と記載している。

*3:つまり、「0△△0」型や「1△△」型の様な特殊な番号を除いた電話番号

*4:1984年に発売されたIBM PC/ATに端を発する系譜で、業界標準を積み上げて仕様の拡張や整理がなされたアーキテクチャのパソコン。

*5:日本電気株式会社(担当していたのは情報処理部門)が1982年から2003年まで製造したパソコン。黄金期には圧倒的なシェアを誇り、セイコーエプソン株式会社のPCシリーズなど互換機も存在していた。

*6:富士通株式会社が1989年から1995年(ハイブリッド機を含めると1997年)まで製造したパソコン。日本初の、CD-ROMドライブを標準搭載したパソコンとして有名。

スマホの移行と処分

 

1.はじめに

1-1.どんな話?

この記事は、スマートフォン(以下、スマホ)における、データ移行と今まで使用していたスマホの処分方法の検討、売却時の注意事項を調査した時の記録です。

スマホは全くもって詳しくないので、ネタ半分に流し読みしてもらえばと思います。

1-2.序章

契約プランの更新と端末を更新した事は、前回記事の通りです。

numakura-works.hatenadiary.jp

スマートフォン(以下、スマホ)の契約プラン変更と端末の新規購入、アプリ類の移行まで無事に終了し、手元には今まで使用していたスマホが残ったので、再活用可能か検討しました。

当初は、手元にこのまま残して自宅内でタブレット代わりに使用する事を検討しました。しかし、スマホ搭載のOSのサポートが終了しておりセキュリティ面のリスクが大きくなっていく事が予想された為、タブレット代わりに使用する事は断念しました。

ダメ元で今まで使用していたスマホの型番をいくつかの買取業者のウェブサイトで検索したところ、買取可能との結果が出ましたので、新規に購入した端末の費用を少しでも補填する事を考えて、売却する事としました。

但し、売却時は個人情報流出リスクの低減や買取価格の低下を抑制する為に、いくつかの作業を行う必要が有ります。

2.売却の可否

2-1.買取条件の確認

売却を検討する場合、本当に売却できるのか次に示す手順で確認する必要があります。

2-1-1.買取できる業者は居るのか

まずは買取業者のウェブサイト等でスマホの型番を検索して、買取自体の対応状況を確認し、次に、買取価格の減額や買取拒否の条件を確認します。

買取価格の目安と、売却にかかる費用(店頭持込の場合は交通費、宅配便送付の場合は送料)を比較して、マイナスならこの時点で売却を諦めて破砕処分を選択しても良いでしょう。

2-1-2.割れ、キズが有るか

画面やカメラレンズ、筐体の割れ、キズの有無を確認します。特に、画面やカメラレンズが割れたりキズが入っていると、買取価格に影響を及ぼす事が多いようです。*1

2-1-3.水没品か否か

スマホは機種により、使用中に水没していないか判別する為のシート(液体侵入インジケータやLCIと呼ばれるもの)が、スマホの側面や端子付近に仕込まれている事があります。

これが組み込まれている場合に、白色や銀色のシートが赤色へ変化していると水没品と判定されて、買取価格に影響が出ます。

2-1-4.赤ロムか否か

滞納などで、スマホにネットワーク利用制限がかかって通信出来ない状態(いわゆる、赤ロム)になっていないか、確認する必要が有ります。

滞納を起こさなければ確認する必要すらないと思うかも知れませんが、スマホを割賦(分割払い)で購入している場合、支払いが完了しているか(残債がないか)確認する必要も有ります。

支払いが完了していない場合は購入者には所有権がない事もあり、赤ロムの状態に陥るリスクがあると判定されて、買取拒否や買取価格が下がる事が有りますので、注意しましょう。

2-2.古物商許可やデータ削除に関する認証の有無

買取業者は原則として古物商許可が必要で、営業所やウェブサイト等で掲示する義務も有ります。古物商許可を掲示していない、または許可番号等を各都道府県の公安委員会で検索しても出てこない、社名等が全く異なる様な買取業者は、買取価格が不当に安価である可能性も有る為、避けた方が無難と考えられます。

古物商許可と共に、データ適正消去実行証明協議会(ADEC)の「認証消去サービス事業者」認証や(一社)日本ITAD協会の「情報機器リユース(再利用)取扱事業者資格」認定を取得している業者の中から選定した方が、個人情報流出のリスクは低くなると考えられます。

買取業者などのウェブサイトで探すか、分からなければ問い合わせてみて下さい。

adec-cert.jp

itad.or.jp

スマホの型番を色々な買取業者で検索したが買取不可の場合、手元へ残しておきたい理由がないのであれば、専門の業者へ依頼して破砕処分を依頼した方が良いでしょう。

3.下準備

この項目では、売却を前提とした下準備を解説します。破砕処分を依頼する場合でも不正に個人情報が流出しないか心配だ、という方も参考にできる内容です。

なお、当ウェブサイトの中の人が所有しているスマホの関係上、Andoroidを前提に記載しますのでご了承ください。

3-1.データやアプリの移行

最初に、今まで使用していたスマホ内のデータや各種アプリを、新たに購入した端末へ移行しましょう。単なるデータの移行は、

  • バックアップ専用アプリ
  • Googleドライブ等のオンラインストレージ
  • 通信事業者やスマホメーカーが提供するアプリ

を活用するのが簡単です。

アプリの移行は、ただ単に今まで使用していたスマホでログアウト、新しいスマホでログインを行う事で完了する場合も有れば、認証データの書き換えや削除、アプリ本体とは別に併用する認証アプリも同時並行で移行させる、過去の通信ログは一定の手順を踏まないと移行できない、などの場合も有るので、アプリ毎に調べる必要が有ります。

次に、スマホ間でアプリを移行する時にコツが必要な例を示します。

3-1-1.スマホ電子証明書搭載サービス

スマホ電子証明書搭載サービスを利用している場合、アプリを新しいスマホへ移行させると共に、今まで使用していたスマホの失効手続きを行う必要が有ります。

www.digital.go.jp

img.myna.go.jp

faq.myna.go.jp

3-1-2.おサイフケータイ

おサイフケータイは、アプリを削除しただけでは内部にデータが残ったままになってしまいます。対策としては、おサイフケータイアプリからメモリ(ブロック)の使用状況を確認し、使用状況が1以上の場合はデータが残っている為、各種電子マネーのアプリから個別にデータを移行する必要が有ります。

おサイフケータイに似た事例としてはApple Payがあり、移行手順に注意しないとカード情報を引き継ぐ事が出来ない様です。

3-2.アプリのログアウト、削除

今まで使用していたスマホ内のデータやアプリの移行が終了したら、続いてアプリ類のログアウト処理を行いましょう。

ログアウト処理を行っておかないと、アプリを削除してもサーバー側で今まで使用していたスマホによるログインが可能な状態を保持してしまう可能性があり、個人情報流出の危険性が高まってしまいます。

なので、必ずログアウト処理の完了を確認してから、アプリを削除して下さい。

3-3.ペアリングの解除、SDカード等の取り外し

各種デバイス(例えば、イヤホンやスマートウォッチ)のペアリングを解除しておきます。これらも解除しておかないと、個人情報を特定するヒントになってしまいます。

SDカード等を取り付けている場合、これも忘れずに取り外します。

3-4.盗難防止機能の解除

盗難防止機能(iPhoneの場合は、「iPhoneを探す」に相当)を解除しておかないと、売却後に中古として購入した人が使うことが出来ません。買取拒否される事も有るので、必ず解除しておきましょう。

3-5.端末からGoogleアカウントのログアウト

各アプリの処理が終了したら、最後にGoogleアカウント(iPhoneApple IDに相当)からログアウト処理を行います。

スマホ上からGoogleアカウントの情報を削除しておかないと、個人情報流出の危険性のほかに、売却後に中古として購入した人が使うことが出来なくなります。買取拒否される事も有るので、必ずログアウト処理を行っておきましょう。

スマホ側でログアウト処理を忘れた場合、Googleアカウント内の設定画面から強制的にログアウト処理させる方法も有る様ですが、スマホでログアウト処理を行う方が確実でしょう。

3-6.暗号化

Googleアカウントのログアウト処理まで完了したら、暗号化を実施したのちに初期化を行ってください。データやアプリはOS上で単に削除しても、実際には「削除する」というデータを書き添えて表面上はアクセスできない状態にしているだけで、痕跡が完全に消えている訳では有りません。

その為、Googleアカウントの削除まで完了した後にAndoroidの機能で暗号化する方が安全です。なお、iPhoneの場合は最初から暗号化された状態なので、この作業は不要です。

3-7.初期化

暗号化まで完了したら続いて初期化を行って、完了したら電源を切ったのち、SIMカードを取り外して下さい。

3-8.SIMカード

通信キャリアを変更する場合、それまで契約していたキャリアのSIMカードスマホから取り外す事になりますが、通信キャリアによってそのまま処分してよい場合と返却する場合が有るので、返却先を含めて事前に確認しておきましょう。

前回記事にて、令和三年(2021年)10月以降に発売された端末では原則としてSIMロックは禁止になった事は解説しましたが、平成二十七年(2015年)5月以降に発売されたスマホSIMロックがかかっていても解除できる仕組みになっています。(平成二十三年(2011年)4月以降発売の一部の機種も解除できる様です。)

SIMロック実施の有無を含め、詳細は各社のウェブサイトを参照して下さい。

SIMロックがかかっているが解除できる場合、売却する際は事前に解除しておいた方が買取上は有利と考えられます。

4.売却

売却する場合は、バッテリーの残量が50%以上になる様に充電しておきましょう。残量が少なすぎると買取時に動作確認が出来ず、買取不可や買取価格が下がってしまう可能性が有ります。

最後に、簡単に外せるもの(ケースなど)は外した上で、全体的に清掃します。保護フィルムの様に張り付いている等の理由で、簡単には外せないものを無理に外そうとすると余計な傷を付ける可能性が有るので、そのままにしておく方が無難でしょう。

売却時は、外箱や説明書、保証書やアダプタ類など付属品が一式揃っていた方が買取上は有利なので、手元に残っている付属品も揃えた上で清掃します。

ここまでで準備は完了です。最後に梱包しますが、買取業者へ宅配便で送付して買取依頼する場合、買取業者の指定がない時は本局で公開している「宅配便に関する2〜3の事項」を参考に梱包すると、輸送中の破損で売却できなくなる事態を避けられるでしょう。

shiuntenlos.ie-yasu.com

5.おまけ

前回スマホを更新した時までは、携帯料金に紐づいたインターネットラジオの料金支払いの関係で三大キャリアを渡り歩いていた事、当時使用していた端末はSIMロックを解除できない端末だった関係で売却は見込めないと判断し、某ショップにて分解してバッテリーを取り出したのち、目の前で専用の機械による破砕処分を行ってもらいました。

*1:僅かな擦り傷程度ならコンパウンド等で磨いてキズをとってしまう方法もあるが、やり方を知らないと表面のコーティングを削り取ってしまう、かえってキズを広げる、などの問題が起きるので、気を付けよう。

スマホの契約プラン見直しと端末を更新した話

 

1.はじめに

1-1.どんな話?

この記事は、スマートフォン(以下、スマホ)における、契約プランの見直しと端末の更新を検討した時の記録です。スマホは全くもって詳しくないので、ネタ半分に流し読みしてもらえばと思います。

なお、記載している内容は全て令和七年(2025年)5月1日時点での情報ですので、注意して下さい。また、金額は特記なき限り10%の消費税を含みます。

1-2.序章

元々の契約回線はOCNモバイルONEでした。契約当時は運用条件に適合していましたが、昨年の年末頃から

  • その後の生活環境の変化などで、契約内容と実際の運用が適合しなくなった
  • OCNモバイルONEは新規加入を停止しており、撤退する日が近づいている可能性を否定できない
  • スマホ搭載のOSが、サポート終了となった。
  • スマホの劣化(特にバッテリー)が目立ち始めた

以上の様な理由で、契約プランの見直しとスマホの更新を同時に行う事を考え始めていました。

1-3.具体的に動き出した理由

数年前から、本人確認や予約、決済や行政手続きをスマホも用いて全てオンラインで完結できる体制を目指してきたのですが、そんな中、今年の4月中旬にIMSIキャッチャーの偽基地局に関連すると疑われる人物や車両の目撃情報に接しました。

ここでのIMSIキャッチャーとは、スマホの正規の基地局から発信される電波を妨害して、偽の基地局へ接続する様に誘導した上で、位置情報や端末識別番号、通信内容の傍受、詐欺SMSの送信などを行う行為の事です。オンライン決済アプリなどで、認証情報を抜き取られるなどの被害も懸念されています。

www.soumu.go.jp

ascii.jp

togetter.com

海外では以前からIMSIキャッチャーによる被害が有ったそうなのですが、断定はできないものの、昨年の時点で日本国内でもIMSIキャッチャーによる攻撃と疑われる事例が有るとか、騒ぎになった時点で水面下では摘発に向けた準備を進めている最中だった、との報道も有ります。

xtech.nikkei.com

今後、チケットの購入やイベントへの入場手続きなどでスマホを活用する場面は増える事は有っても減る事はなさそうですが、今まで以上にセキュリティ面で気を使う必要が出てきた事から、5月の連休前には契約プランの見直しとスマホの更新に向けて、具体的に動き出しました。

2.契約プランの選定条件

2-1.条件の洗い出し

契約プランの見直しにあたって、条件を洗い出します。

  • スマホを1台、日本国内で運用
  • 音声通話とデータ通信を使用
  • 音声通話は使用頻度が低く、かけ放題は効果が得られないので契約しない
  • データ通信は、主にウェブサイトや画像、PDF等の閲覧に使用
  • 動画や音楽の視聴、オンラインゲームなどはスマホでは行わない
  • テザリングは行わない
  • 以上の条件や過去の実績から、データ通信量は平均4GB/月程度、最大5GB/月程度を想定
  • 通信回線は、極力無線LANWi-Fi)へ接続し、移動時に限って携帯回線へ接続
  • 携帯回線は4G回線とし、可能であれば5G回線対応*1
  • 料金は、通話料金を除いた基本料金が2,500円/月未満

2-2.補足

2-2-1.音声通話

音声通話は今ではほぼ使用する事はありませんが、SMSによる認証に対応出来る様に電話番号を保持する事、ごく僅かに音声通話を使用する可能性が残っている事を理由として、残す事にしました。

2-2-2.データ通信の内容

動画や音楽の視聴、オンラインゲームですが、動画や音楽は自宅で作業しながらPC上で再生している事、ゲームは殆ど遊ばない事から、今回は考慮しませんでした。

また、自宅にはPC用に光回線を引込している事、屋外でSIMカード非対応のノートPCやタブレットは使用しない(移動先ではスマホで対応)事から、テザリングも考慮しませんでした。

2-2-3.携帯回線

当ウェブサイトの中の人が行動する範囲では、明らかに各社の通信エリア内になっているので気にする必要がない、もしくは通信エリア外に居て接続できない時間が有るとしても許容範囲内と判断して、今回は詳細な調査を見送りました。

本州の都市部を中心に行動している限りは通信エリアを殊更に気にする必要はありません*2が、本州の山間部や離島での運用を重視する場合は、通信エリアを詳細に調査すると良いでしょう。

通信エリアのマップの例を示します。

www.docomo.ne.jp

www.au.com

www.softbank.jp

network.mobile.rakuten.co.jp

スマホや通信事業者の選択肢が限られてしまいますが、スマホで使用できる衛星回線の契約も選択肢の一つとして考えられます。

www.watch.impress.co.jp

3.スマホの選定条件

3-1.条件の洗い出し

スマホも、選定条件を洗い出します。

  • 運用上必要なアプリ*3を使用できる様、端末に搭載しているOSはAndroidまたはiOSで、令和五年(2023年)4月1日以降にリリースされたバージョンであること
  • 指紋認証または顔認証に対応していること
  • IMSIキャッチャー対策として、2G(GSM)回線への切替を停止させる機能が有ること
  • GPSに対応していること
  • Bluetoothに対応していること
  • NFCに対応していること
  • カメラ付であること
  • 充電せずに連続待受できる時間は、72時間以上であること
  • 外部接続端子はUSB Type-C、またUSBのバージョンはUSB3.1以上であること
  • 端末の対応周波数帯は、4G回線は2.0GHz帯(B1)、1.7GHz帯(B3)、1.5GHz帯(B11またはB21)、700MHz帯(B28)対応、5G回線は可能であれば3.7/4.0/4.5GHz帯(n77/n78/n79)対応とし、極力多くの周波数帯に対応すること。
  • SIMフリー版またはSIMロック解除が可能なこと
  • デュアルSIMでの運用が可能であること
  • 画面サイズは、5インチ以上であること
  • 防水・防塵機能は、IPX5 / IP6X以上であること
  • 端末は、実勢価格が100,000円(税込) / 一括払い以下であること
  • 端末購入時、分割払いではなく一括払いとする。

上記のほか、持ち運び時の利便性を考慮して、外形寸法はL150.0mm×D75.0mm×t10.0mm以下が望ましい、と考えました。

3-2.補足

3-2-1.外部接続端子

外部接続端子ですが、充電を考慮して条件設定しました。

これは運用上、移動先で急速充電を行う可能性が有り、ACアダプタは既にUSB Type-C端子のものを自宅用と移動時用など複数個準備して有るのですが、ACアダプタやケーブルが専用品だと価格の高止まり*4、モバイルバッテリーを使用できない、もしくは変換端子が必要になる、また、故障時に代替品を調達できない懸念が有る為、外部接続端子には汎用性が高いUSB Type-C端子が有利、と考えた為です。

3-2-2.USBのバージョン

また、外部接続端子のUSBバージョンはUSB3.1以上としていますが、これはUSBバージョンがUSB2.0だと充電電流が500mAまでしか確保出来ずに急速充電できない可能性が高い事、USB Type-C端子が制定された当時に最新版だったUSBバージョンであるUSB3.1以上ならば、互換性の問題が生じる可能性が低い、と考えた為です。

3-2-3.端末の対応周波数帯

対応周波数帯ですが、周波数帯は通信事業者毎に割り当てられている周波数帯が異なり、端末側も全ての帯域には対応していない事が有ります。快適な通信環境を確保したければ、契約予定の通信事業者が使用している周波数帯と端末側が対応する周波数帯の整合性が取れているか、確認すると良いでしょう。

先述した通信エリアにも関連してきます(例えば、契約予定の通信事業者は目的の地域でも通信エリアの範囲内だが、よく調べると通信エリアで使用している周波数帯が端末側では対応していない周波数帯のため使用できない、という事態も考えられます)ので、注意してください。

www.soumu.go.jp

資料1-3 最近の電波利用の動向について(PDF形式)

3-2-4.SIM関係

SIMロックですが、令和三年(2021年)10月以降に発売された端末では原則としてSIMロックは禁止になっていますが、「端末の割賦代金等を支払わない行為又は端末の入手のみを目的とした役務契約その他の不適切な行為」を防止する為、かつ、最低限必要な期間はSIMロックを行うことができるとされています。

www.soumu.go.jp

デュアルSIMですが、当面はデュアルSIMでの運用は行わないものの、将来対応として条件設定しました。

3-2-5.一括払いの理由

一括払いにした理由ですが、現状は端末を短期間で更新する計画はないものの、突発的に更新が必要になる可能性も考慮しました。

端末を割賦(分割払い)で契約していて支払いが完了していない、滞納している等の状況だと、通信事業者が端末に対してネットワーク利用制限をかけて通信出来ない状態(いわゆる、赤ロム)にされる可能性が有りますが、破砕処分するなら端末にネットワーク利用制限がかかっても問題ないものの、売却する場合は買取不可になる事が多く、買取可能でも買取価格に悪影響を及ぼすので、一括払いとしました。

なお、滞納すると、

などの信用情報機関に登録(いわゆるブラックリストへの登録)され、一定の条件を満たすまでは情報が削除されません。

こうなると新規にスマホ等を契約できないだけではなく、クレジットカードやローン自体の契約や使用が出来ないなどの問題が発生しますので、注意しましょう。

3-2-6.外形寸法

外形寸法はL150.0mm×D75.0mm×t10.0mm以下が望ましい、としたのは理由が有り、3インチフロッピー(SONYが開発した3.5インチではなく、松下電器産業日立製作所日立マクセル連合が開発した3インチのもの)のディスクの外形寸法を参考に、長さは1.5倍、幅は5mm減、厚みは5mm増、として設定しました。なお、3インチフロッピーディスクは販売当時、メーカーのカタログにてYシャツの胸ポケットに入れられる事を利点の一つとして挙げている事が有りました。

4.通信事業者の概略検討

4-1.通信事業者の候補

続いて(一社)テレコムサービス協会の「MVNOブランドポータル」の一覧表も参考に、各通信事業者の契約プランを比較しました。MVNOとは仮想移動体通信事業者の事で、いわゆる格安SIMの事を指します。

www.telesa.or.jp

自分用に概略比較の一覧表を作成しましたので、参考として公表します。
なお、キャンペーンや割引、ポイント還元などはややこしくなる為、考慮していません。

一覧表の項目は、事業者名、契約プランの候補、契約プランの月額基本料金、備考の順に並んでいて、契約プランは全て音声SIMを前提として記載しています。

契約プラン候補の比較一覧表
事業者名 契約プラン
候補
月額基本料金 備考
IIJmio 5Gプラン 950 5G回線への切替は無料
H.I.S.Mobile 7Gプラン 990 5G回線への切替は自由自在スーパープランのみ
y.u mobile 5Gプラン 1,070 5G回線は非対応
イオン 5Gプラン 1,298 5G回線への切替は無料
LIBMO 8Gプラン 1,518 5G回線は非対応
mineo 5Gプラン・マイピタ 1,518 5G回線への切替は無料
J:COM MOBILE 5Gプラン 1,628 5G回線への切替は無料
ちゅピCOM 5Gプラン 1,639 5G回線の対応状況は不明
Xmobile 5Gプラン 1,848 5G回線への切替は可能
BIGLOBE 6Gプラン 1,870 5G回線への切替は可能、ドコモ回線のみ
DTI SIM 8Gプラン 1,980 5G回線は非対応
楽天モバイル 20Gプラン 2,178 5G回線への切替は可能
JP SMART SIM 6Gプラン 2,178 5G回線への切替は可能

一覧表にはいくつか記載していない通信事業者が有りますが、記載していない理由は次の通りです。

  • ASAHIネットは新規受付停止中のため
  • NUROは過去に光回線を試験的に契約した際、回線速度がテレワークに支障が出るほどの劇遅で一切改善されなかった実績が有るため
  • 「スマモバ」は、公式ウェブサイト内で税抜・税込の表記が混在していると思われる箇所が有り、金銭を扱う姿勢に疑義が生じたため
  • NTTドコモauSoftBankY!mobile、NifMo、だれでもモバイル、誰でもスマホは、月額基本料金が2,500円/月未満の選定条件に適合しない見込みのため
  • povo2.0、THE WiFi、センターモバイル、トーンモバイルは、各プランが運用条件に適合しない見込みのため

概略の比較結果から、契約プランの月額基本料金が経済的で5G回線も対応しているIIJmio、イオン、mineoの三社を最終候補として詳細検討する事としました。

4-2.補足

MVNOはブランドこそ自社独自ですが、携帯回線はNTTドコモKDDIなどから借用しています。MVNOにより、契約時に回線を選べる(例えば、NTTドコモ系の回線とKDDI系の回線の何れかを選べる)場合と、特定の回線しか提供していない場合が有ります。

IIJmio、イオン、mineoの三社は契約時に携帯回線を選ぶ事が出来る為、通信品質について調査した資料がないか探したところ、英OpensignaがNTTドコモKDDISoftBank楽天モバイルを対象に直近で実施した通信品質の評価では、総合的な高評価はKDDIが獲得している事が分かりました。

k-tai.watch.impress.co.jp

以上から、契約時はKDDI系の回線を優先的に検討する事としました。

5.スマホ端末の概略検討

5-1.スマホの候補

スマホのOSは、IMSIキャッチャー対策の観点からAndroidを選定しました。iPhoneでは2G(GSM)回線への接続のみを停止させる方法が存在しない*5為、セキュリティと運用のバランスを考慮した結果です。

k-tai.watch.impress.co.jp

スマホは端末本体のほか、スマホケースなどアクセサリー類の入手性も考慮して、日本国内で大きなシェアを獲得していると考えられるメーカーの中から、検討する事としました。IDC Japanの直近の調査によると、国内でのAndroid端末のシェアはシャープ、Lenovo(FCNT)、GoogleSamsungが大きい様です。

k-tai.watch.impress.co.jp

上記のうち、Lenovoは過去に「SUPERFISH」や「Lenovo Service Engine」などのトラブルを発生させる一方でリコールは行わなかった実績が有り、リスクが大きいと判断して比較候補から外しました。

blog.trendmicro.co.jp

www.itmedia.co.jp

以上より、シャープ、GoogleSamsungの三社が販売するミドルレンジクラスの端末に絞って詳細を検討して、最終的に確定させました。*6

5-2.補足

スマホ選定時の話で度々「2G(GSM)回線」と表記していますが、この記事で問題視している2G回線とは日本国内でかつて用いられていたPDC回線*7の事ではなく、欧州を中心に海外で用いられているGSM回線*8の事です。*9

IMSIキャッチャーはいくつかの攻撃方法が存在している様ですが、偽基地局の妨害電波で2G(GSM)回線へ切り替えてしまう事を阻止するだけでもセキュリティ上の利点が有る為、2G(GSM)回線への切替を停止できる端末の方が良いと考えられます。

スマホを国際ローミングでそのまま使用する場合、通信事情が良くない発展途上国では2G(GSM)回線を使用する事が有り、その時は2G(GSM)回線を使用できる様に設定変更する必要が有るので注意して下さい。

6.通信事業者およびスマホの総合検討

契約プランの見直しと端末の更新を同時に行う為、総合的な検討として、IIJmio、イオン、mineoの各社毎に

  • プラン契約と端末購入に伴う、事務手数料とSIMカード発行手数料、端末購入費など導入費用の算定
  • 各社毎に、導入費用の差の有無と具体的な差額の算定
  • 各社毎に、導入費用の差額と契約プランの月額基本料金の料金差額を合計した時に、最も経済的なのはどの通信事業者か

以上の考え方で検討しました。諸事情により詳細は書けませんが、

  • 導入費用はIIJmioを基準に比較した結果、mineoが最も経済的で、その次にイオンモバイルが経済的
  • 契約プランの月額基本料金はIIJmioを基準に比較した結果、イオンモバイルでは348円/月、mineoでは568円/月の増加
  • IIJmioで契約すると仮定して、契約プランの月額基本料金に、導入費用の差額を348円/月、または568円/月ずつ割り振った場合、どの時点で導入費用の差額を回収できるか試算

以上を検討した結果、IIJmioと契約した場合は18か月から22か月程度(期間はどのスマホを選定するのかで異なる)で導入費用の差額も回収が完了し、それ以降も契約し続けるなら最も経済的である、という結論が出ました。現状、端末を24か月以内に更新する事は想定していません。

IIJmioは平日昼間を中心に通信速度の制限がかかりやすいとの情報が有るものの、NTTドコモ系の回線とKDDI系の回線のどちらを使用しているのか不明な事、また、主にウェブサイトや画像、PDF等の閲覧に使用して、動画や音楽の視聴、オンラインゲームには使用しない事を想定している為、大きな支障はないと判断しました。

運用開始後に支障が有ると判明した場合、もしくは運用上必要になった場合はeSIMにより別回線を併用して契約する事とします。

以上の様にして、契約プランと端末を見直したのでした。

7.おまけ

IMSIキャッチャーは原理上、完璧に防げる訳ではない様ですが、ある程度の対策は可能です。「エマティなリサイクル」様のリサイクルな掲示板内、「汎用スレッド2025年4月」スレでMCtek様からご教示頂いた内容や、その後に調べた内容を要約すると、

  • 現状、日本国内で確認されているのは本物の4G/5G回線の電波を妨害して、2G(GSM)回線へ接続(2Gフォールバック)させる仕組みを悪用する方法。
  • GSM規格が制定された当時では十分とされた暗号強度も、今となっては数分で解読可能なレベルの強度でしかない。そもそも暗号化自体がオプションで、基地局が暗号化を要求しなければ平文で通信するという話もある。
  • その為、本物の4G/5G回線の電波を妨害して、偽基地局の2G(GSM)回線へ接続させる攻撃手法を取っている模様。
  • Android端末では、ホーム画面の「設定」から入れる「ネットワークとインターネット」内の通信設定を5Gや4G回線しか接続しない設定にする(例えば、4Gのみ、4G+5G、2Gに接続しない、等)のが、偽基地局への接続を阻止する方法として考えられる。
  • 「ネットワークとインターネット」内では3Gや2Gを含む設定しか出来ない端末でも、テストモード内なら設定できる事がある。
  • テストモードの起動方法は、特定コマンドを電話アプリや電卓アプリ上で入力するが、メーカーや端末により入力方法が異なる。*10

以上の様な方法で対策可能です。

なお、書くまでもない事とは思いますが、

  • OSやアプリ、Wi-Fi機器のアップデートを怠っていないか
  • OSやアプリ、Wi-Fi機器の設定を見直してセキュリティレベルを高めているか
  • 不審か否かに限らず、不用意にDMやSMS、メールを開いていないか
  • VPNの使用や、通信内容を暗号化しているアプリを選んでいるか
  • セキュリティ上の問題を抱えるアプリを排除したか

くらいの対策は当然行っている事が前提です。

*1:4G回線や5G回線って、周波数帯とか含めてどれのことやねん、というツッコミが来そうだが、細かい事を書きだすとそれだけで記事が一つ出来上がってしまいそうなので、ご容赦頂きたい。

*2:世の中に携帯電話やPHSが普及し始めた頃は、通信エリアが三大都市圏のごく狭い範囲と東海道新幹線東名高速の沿線のみとか、通信エリア毎に通信事業者が異なる、契約地域でしか使用できない、また、携帯電話とPHSでは相互通話ができない、などの制限があった為、通信エリアを調べる事も重要だった。

*3:セキュリティ上の理由から、使用している具体的なアプリ名の公表は差し控えさせて頂く。

*4:分かりやすいのはiPhoneのLightningケーブルであろう。特許により縛った上でサードパーティからはライセンス料を徴収していた為、価格が高止まりする傾向に有った。MFi認証を受けていないケーブルは安価だったが、OSのアップデートで使えなくなる事が有った。

*5:iOS 16で導入されたロックダウンモードを使用すると、2G(GSM)回線を停止させる事が出来る様だが、それと同時に他の様々な機能も制限する事になる。これでは運用上の制限が大きくなりすぎて、常時対策しておく事が難しいと判断した。

*6:セキュリティ上の理由から、選定した具体的な機種名の公表は差し控えさせて頂く。

*7:NTTドコモ(但し、NTTから分離独立前)が開発した方式。GSMと比較すると、周波数帯域利用効率や携帯端末の待受時間や通話時間を容易に長時間化できた、とされる。

*8:昭和六十二年(1987年)に、欧州郵便電気通信主管庁会議で採択された方式。基地局は比較的安価に構築できるが、周波数帯域利用効率では劣るとされる。

*9:他にも、国内ではKDDIが導入したcdmaOneや、北米を中心に普及したD-AMPSがある。なお、D-AMPSはPDCがベースになっているそうだ。

*10:この程度の事を自分で調べられない、分からない人は、下手に弄ると端末を壊すので止めておこう。

年末のご挨拶

令和六年(2024年)も残すところ、あと僅かとなりました。
今年も大変お世話になりました。

皆様には、「試運転の資料館」をご覧頂きました事、また、同人誌「FDD Setting Guide Book」シリーズや「しあわせのレシピ~メディア保存のLesson初級編~」を多くの方にご購入頂きました事も、改めてお礼申し上げます。

同人誌について興味がある方は、以下のお店の店頭もしくは通販にてご購入頂けます。

www.kadenken.com

当ウェブサイトは、一番最初の「テキストファイル形式の資料をファイル共有ソフトを用いて公開。質問等があれば、ファイル共有ソフト上のDM(ダイレクトメッセージ)機能でやり取り」という方式で始めた時代から数えますと、来年で公開二十周年を迎えます。

当初は、大したことのない内容のテキストファイル形式のファイルを三本ほど公開した程度に過ぎず、アクセスもなく閑古鳥が鳴く状態が続きました。(当ウェブサイトの中の人は大抵、他の方が開設したチャットのチャンネルでインターネット上のアレコレを雑談していました。)

国内向けDreamcastのウェブブラウザである、DreamPassport専用の独自HTMLタグの記述様式を記録として残す際、ファイル共有ソフト上でHTMLファイルを公開してもDreamcastからアクセスできないという理由も有り、結局、一年程度でウェブサイトを開設(但し、現在地とは異なる場所)してファイル共有ソフトでの運用から移行しました。

あれから二十年。

今では本局と呼んでいるウェブサイトのほか、支局と呼んでいるこのblog、SNSのアカウントも開設し、様々な方々に助けて頂きつつ交流しながら活動しております。

shiuntenlos.ie-yasu.com

numakura-works.hatenadiary.jp

bsky.app

特に本局については、国内のみならず海外の方にもご覧頂いている様で、YouTubeなど動画共有サービスで海外の方のチャンネルにて当ウェブサイトのURLを紹介していた、との目撃情報が寄せられたり、海外の掲示板で参照元として当ウェブサイトが書き込まれてるのを目撃する事も有りました。

また今年は、同人イベントのMI68ことマイコン・インフィニット☆PRO-68Kにて、スタッフ参加させて頂きました。経験不足が目につき、お恥ずかしい限りです。

mi68.artstage.net

他にも、同人誌をAKIBA PC Hotline!様にご紹介頂きました。

akiba-pc.watch.impress.co.jp

これからも皆様にとって有益な記事を提供出来る様に、邁進してまいります。
皆様が穏やかな新年を迎えられますよう、心からお祈り申し上げます。

試運転の資料館 管理人 『試運転』

同人活動の宣伝例

この記事は、「SNSでの応援・宣伝方法 ~第四編・同人活動宣伝編~」で掲載している、同人活動の宣伝投稿などの例を記載しています。

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1.委託

委託の場合(に限りませんが)、宣伝を他人任せにしてはあまり上手く行きません。委託先のアカウントが自分の作品に関して投稿した時は、すかさずリポストや引用の投稿を行った方が良いでしょう。

新作と共に、以前の作品を宣伝するのもアリでしょう。

海外ユーザーを意識するのであれば、英語による投稿も考えられます。

2.サークル参加

サークル参加の時こそ、宣伝の投稿に力を入れたくなります。

2-1.平成二十九年(2017年)版

最初の頃は今以上に不慣れな事も有って、新作の宣伝に集中していました。

2-2.令和元年(2019年)版

参加二度目も宣伝の体裁はあまり変わりません。

宣伝の体裁はあまり変わらないものの、変化球としてイベント自体に関する告知も引用して投稿しました。

前回は、イベント前日や当日の宣伝はほぼ行っていませんでしたが、今回からは行う様になりました。

完売したら、それも告知した方が親切ですね。

2-3.令和四年(2022年)版

参加二度目も宣伝の体裁はあまり変わらないものの、サークル一覧の公開時点から宣伝を開始しました。

たまには自サークルの事を思い出してもらおう、という事でシレっと宣伝です。

参加証が郵送されてくる様な場合、個人情報との兼ね合いも有りますので、実際に届いた日から数日ズラして投稿、もしくは週末に「実は届いていました」の様に投稿しても良いでしょう。

いくら自サークルの宣伝をしても、イベント自体が知られていないなら意味がない、という訳で、唐突ですが一週間前にイベント自体の宣伝から自サークルの宣伝まで試みました。文章量が多い事も有り、休日に投稿しています。

SNSでの応援・宣伝方法 ~第三編・応援、非公式情報bot編~」でも記載した通り、ウェブメディアで取り上げられたらここぞとばかりに反応しましょう。

10月2日とは、曜日や時間帯をズラしての宣伝を試みています。

同じ宣伝ばかりでは、読む人も飽きてしまうかも知れません。委託を受けているなど何らかの協力関係に有る他サークルの宣伝を行うのも、イベントを盛り上げるのに良いかもしれません。

この日は天候が悪化する予報が出ていましたので、注意喚起も兼ねた宣伝としました。

3.スタッフ参加

当ウェブサイトの中の人は、何故かスタッフ参加まで経験してしまいました。

一般参加の方の中には初めて訪れるという方も居ると思いますし、何らかのトラブルが発生する事だって有り得ます。ですから、イベントの規約は勿論の事、施設の案内くらいは読み込みましょう。

スタッフ参加の時は、場を盛り上げたり、スムーズに運営する為の投稿を主催者と相談しながら行うのも、一つの方法です。

当日は、会場周辺の天候や公共交通機関の運行状況なども出来るだけ把握しておく方が、より良いでしょう。

列形成って重要ですよね。

当日は、一般参加者がウッカリ迷ってしまう事も有るかと思いますので、適宜案内を投稿するのもアリでしょう。

4.お礼

やはり、ありがたい事が有った時のお礼は欠かせません。

5.宣伝

読者の中には、CDやFDなどの記憶媒体を大切に保管しつつ使っていきたい、と思う一方で、具体的にどんな事に気を付ければ長持ちさせる事が出来るのか分からない、という方もいらっしゃる事でしょう。

そんな貴方には、当ウェブサイトの中の人が執筆した薄い本を紹介します。

www.kadenken.com

「しあわせのレシピ~メディア保存のLesson初級編~」では、FDならカビで、光学記憶媒体なら加水分解や反射層の腐食などでデータが読めなくなる悲劇を少しでも減らすべく、ちょっとした保存テクニックを掲載しています。

さらに、FDを使っている方は同時にFDDも使っている筈ですが、FDDは古い時代の機種ほどジャンパなどで動作設定を変更する事が可能です。動作設定を弄る事で、いわゆるレトロPCで故障したFDDを別のFDDへ交換したり、Windows9x、もしくはWindows2000世代のPC/AT互換機へ接続してデータを取り出す事が可能になります。

え?そう言われてもジャンパの意味なんて分からない??大丈夫です!そんな貴方の為に設定内容を記載した資料集も作りました。この機会に是非ともお買い求めください!!

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え??上記を買って探してみたけど、掲載されていなかった???申し訳ありません!もしかしたら第二作目に掲載されているかも知れません。この機会に是非ともお買い求めください!!

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上記の薄い本は、東京・秋葉原の「家電のケンちゃん」様の店頭もしくは通販にてお買い求めください。店舗の場所は以下に掲載されています。

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応援、普段の投稿のアレコレ

この記事は、「SNSでの応援・宣伝方法(改訂版) ~第三編・応援、非公式情報bot編~」に関連して、SNSやblogへの応援や感想の投稿の具体例、および普段の投稿に関する事項を記載しています。

numakura-works.hatenadiary.jp

1.応援の投稿

応援の投稿をしたい時、どんな投稿でも好き勝手にやって良い訳ではありません。

例えば、ある店舗を応援する為に店内の様子を撮影したい時、無断で撮影するのではなく許可を得てから撮影しましょう。また、撮影の許可を得られた場合でも、第三者や写ってはいけない機材などが写り込まない様、撮影する角度を調整するとか、どうしても調整しきれない時は撮影した画像を加工して写ってはいけないものを削る必要が有ります。

投稿の具体例は、次の通りです。

2.感想の投稿

感想の投稿をしたい時、特に公開しているアカウントで投稿するなら、所謂ネタバレにならない様に深く踏み込みすぎない様にするか、冒頭で「ネタバレ有り」と明記すると良いでしょう。

それ以外の一般的な事項については「みんなで書こうよ、ファンレター」シリーズに記載していますので、そちらを参照して下さい。

numakura-works.hatenadiary.jp

  • 「みんなで書こうよ、ファンレター」シリーズの一覧

第一編・概要
第二編・一般事項
第三編・基本的な作り方
第四編・本文の書き方
第五編・これに気を付けよう
第六編・より良くする為に
第七編・プレゼントの選び方

感想の投稿の具体例は、次の通りです。

3.普段の投稿

応援や感想に関する投稿がどんなに良い文章でも、普段の投稿が多数の閲覧者から避けられる可能性が高い内容ばかりでは、応援の投稿も見てもらえなくなります。当ウェブサイトの中の人の場合、普段の投稿は誰もが笑顔になれそうな大喜利合戦を心掛ける事で、誰もがどんな時でもアクセスしやすくしているつもりです。

以下は、そんな大喜利を心掛けた投稿の例です。*1

3-1.PC-9801-87を発見した話

ある日、ハードオフの青箱を漁っていたら、PC-9800シリーズ*2用の1MB外付けFDD用のインターフェースボードであるPC-9801-87が転がっているでは有りませんか。それも付属ケーブル付です。心の中で「姉さん、事件です。*3」と呟きながら光の速さで確保したのは、言うまでも有りません。

3-2.みんなで仲良くハンダ付け

2018年の年末に、某氏たちが東京・秋葉原のラジオデパート地下1階に集って、基板へハンダ付けを行っていました。凄い光景だと思った事を覚えています。

3-3.定番コピペの改変版

定番化したコピー&ペースト、いわゆるコピペの中に「吉野家コピペ」と呼ばれるものが有りますが、これは勝手知ったる者同士の雑談中にその一節を拝借しつつ改変して投稿しました。

3-4.ヤバいタワー

これも勝手知ったる者同士の雑談中に思い付きで投稿した、3.5型FDDを積み上げたタワーです。積み上げ方や撮影アングルは、白い巨塔の唐沢版*4のオープニングを意識したのは内緒です。

3-5.レトロPCクラスターを魅了する宣伝文句

他の方の投稿を引用する形で投稿しました。液漏れ待ったなしの四級塩電解コンデンサ*5とショートモードで壊れるタンタルコンデンサ*6を撲滅したいと願うのは、たぶん私だけではないと思います。

3-6.98使いは居るか

これも他の方の投稿を引用する形で投稿しました。PC-9800シリーズや国民機ことEPSON PCシリーズ*7のユーザーなら誰でもツッコミを入れそうな文章に仕上げました。

3-7.うっかり復活

四級塩電解コンデンサの液漏れによる故障で有名なPC-9821MATE Aシリーズですが、我が家にもピポらない(起動しない)事を分かった上で部品取り用に入手した、PC-9821Ap2が有りました。

ある日、「試しに修理にチャレンジしてみよう、直らなくても部品は使える」と修復を試みたところ、うっかり復活させてしまいました。

3-8.ハードオフのBGM

ハードオフのBGMは何度か変更されていますが、令和五年(2023年)現在使用されているBGMからみて二世代ほど前のBGMに関する投稿です。

なおハードオフ公式アカウントによると、二世代前のBGMで特徴的な「お売りください♪ハードオフハードオフ♪」のコーラスは、タイムファイブというコーラスグループだそうです。

令和六年(2024年)3月20日追記:たけがみりう(@RyuTakegami)様から、上記のBGM曲と同じか少し後くらいの時期に使われていたBGM曲の情報を頂きました。

3-9.PC違い

他の方の投稿を引用する形で投稿しました。元々はI/Oという月刊の雑誌が組んだ「壊れたPCの直し方」という特集に対し、有る方がPC-9800シリーズなどの修理を想像したら違っていたという主旨の投稿に対して、思わず「違うそうじゃない」とツッコミを入れそうな体裁で投稿しました。

3-10.収納箱

自分のアカウントへ流れてくる投稿の中に、ダイソーで新発売された収納ケースがMSXなどの収納に丁度良いと話題になっていました。物は試し、と購入してPC-9800シリーズ用のキーボードを収納できるか試した時の投稿です。

3-11.争いのネタ

大元の投稿はTwitter(2023年現在はX)の買収劇に関連して、ユーザーに表示される投稿一覧が露骨に操作されていた疑惑に関するものでしたが、そこから日本人が争う事と言えば・・・と話が膨らんだ時の投稿です。

投稿では、PC98-NXやPC-9821Nxという二つの機種を記載していますが、型番が酷似しているだけで全くの別シリーズの機種という、その紛らわしさからよくネタになります。その他にも、機種の型番にハイフンが入るのか、もしくは入らないのか、というのもネタになります。

シレっと「入れ替わってるぅ〜!?*8」というネタまで放り込みました。

*1:スベってるとか言われると傷付くので、勘弁してほしい

*2:日本電気株式会社が昭和五十七年(1982年)から平成十五年(2003年)まで製造したパソコン。黄金期には圧倒的なシェアを誇り、セイコーエプソン株式会社のPCシリーズなど互換機も存在していた。

*3:石ノ森章太郎氏原作の漫画および、平成二年(1990年)から平成十四年(2002年)にかけて放送された同名のTVドラマ「HOTEL」から。TVドラマでの実質的な主人公の名セリフとして有名。

*4:原作は、山崎豊子氏の小説。何度か映像化されているが、唐沢版は平成15年(2003年)10月から翌年3月にかけてTVドラマとして放送された。この他に田宮版などが有る。

*5:電解液が封入されている部品で、開発当時は長寿命と謳われていたが、実際には短期間でほぼ確実に液漏れして基板を腐食させるという、とんでもない代物である。なお、コンデンサ製造メーカーは黒歴史扱いしている模様。

*6:電解コンデンサなどは直ちに基板を短絡させる事はないが、未対策のタンタルコンデンサは壊れると直ちに短絡させて基板を破壊する。

*7:セイコーエプソン株式会社が昭和六十二年(1987年)から平成七年(1995年)頃まで製造したPC-9800シリーズ互換のパソコン。広告のコピーで「国民機」のフレーズが用いられた。

*8:平成二十八年(2016年)に公開された、映画「君の名は。」から。主人公たちが発したセリフとして有名。