オススメ記事の一覧

 

1.このblogについて

このblogは、試運転の資料館(以下、本局と記載)にて「スマートフォン上での閲覧を特に考慮して、blog形式で公開」とした記事の為に運営しているblog(以下、このblogを支局と記載)となります。

本局はこちらになります。

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試運転の資料館は、ドリームキャスト用ウェブブラウザ専用の独自htmlタグの記述様式のほか、PC-9800シリーズやFM TOWNSシリーズなどに関する資料および実験結果の記録、建築設備としての電気設備の資料および、計算書などを掲載しています。

他にも、広報用としてSNSのアカウントを保有しています。詳細は本局をご確認ください。

2.公開記事の一覧

支局にて公開している記事の一覧を、次に挙げます。

2-1.「SNSでの応援・宣伝方法」シリーズ

全部で、第四編まで有ります。

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2-2.「はじめての、イベント参加」シリーズ

全部で、第八編まで有ります。

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2ー3.「みんなで書こうよ、ファンレター」シリーズ

全部で、第七編まで有ります。

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3.このblogの運営者について

冒頭で挙げた本局こと試運転の資料館は元々、ドリームキャスト用ウェブブラウザ専用の独自htmlタグの記述様式を残すために設立しました。

現在は、PC-9800シリーズやFM TOWNSシリーズなどの各種電算機を動態保存するにあたり、収集した資料および実験結果や、建築設備としての電気設備の資料および、計算書なども掲載しています。

あまり需要があるとは思えませんが、ハンドルネームの由来などを聞かれた時に備えてよくある質問集を置いておきます。

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年末のご挨拶

令和六年(2024年)も残すところ、あと僅かとなりました。
今年も大変お世話になりました。

皆様には、「試運転の資料館」をご覧頂きました事、また、同人誌「FDD Setting Guide Book」シリーズや「しあわせのレシピ~メディア保存のLesson初級編~」を多くの方にご購入頂きました事も、改めてお礼申し上げます。

同人誌について興味がある方は、以下のお店の店頭もしくは通販にてご購入頂けます。

www.kadenken.com

当ウェブサイトは、一番最初の「テキストファイル形式の資料をファイル共有ソフトを用いて公開。質問等があれば、ファイル共有ソフト上のDM(ダイレクトメッセージ)機能でやり取り」という方式で始めた時代から数えますと、来年で公開二十周年を迎えます。

当初は、大したことのない内容のテキストファイル形式のファイルを三本ほど公開した程度に過ぎず、アクセスもなく閑古鳥が鳴く状態が続きました。(当ウェブサイトの中の人は大抵、他の方が開設したチャットのチャンネルでインターネット上のアレコレを雑談していました。)

国内向けDreamcastのウェブブラウザである、DreamPassport専用の独自HTMLタグの記述様式を記録として残す際、ファイル共有ソフト上でHTMLファイルを公開してもDreamcastからアクセスできないという理由も有り、結局、一年程度でウェブサイトを開設(但し、現在地とは異なる場所)してファイル共有ソフトでの運用から移行しました。

あれから二十年。

今では本局と呼んでいるウェブサイトのほか、支局と呼んでいるこのblog、SNSのアカウントも開設し、様々な方々に助けて頂きつつ交流しながら活動しております。

shiuntenlos.ie-yasu.com

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bsky.app

特に本局については、国内のみならず海外の方にもご覧頂いている様で、YouTubeなど動画共有サービスで海外の方のチャンネルにて当ウェブサイトのURLを紹介していた、との目撃情報が寄せられたり、海外の掲示板で参照元として当ウェブサイトが書き込まれてるのを目撃する事も有りました。

また今年は、同人イベントのMI68ことマイコン・インフィニット☆PRO-68Kにて、スタッフ参加させて頂きました。経験不足が目につき、お恥ずかしい限りです。

mi68.artstage.net

他にも、同人誌をAKIBA PC Hotline!様にご紹介頂きました。

akiba-pc.watch.impress.co.jp

これからも皆様にとって有益な記事を提供出来る様に、邁進してまいります。
皆様が穏やかな新年を迎えられますよう、心からお祈り申し上げます。

試運転の資料館 管理人 『試運転』

比較一覧表の作成例

この記事は、「みんなで書こうよ、ファンレター(改訂版) ~第七編・プレゼントの選び方~」に関連して、選び方を記載した比較一覧表の作成に関する事項を記載しています。

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比較一覧表の具体的な作成例として、加湿器を主題にしてみます。

作り方その1.何を比較するのか

比較一覧表を作る場合、まずは「何を比較するのか」を検討します。今回の作成例である加湿器の場合、大きく分けて

  • 具体的な製品名は挙げずに、中身の仕組みを比較
  • 製品を具体的に決めて、製品同士を比較

の二通りが考えられます。

比較一覧表を読む人の予算が正確に分かるなら、二番目の具体的な製品同士の比較で良いと思いますが、予算や購入先が不明な場合は、一番目の中身の仕組みを比較した一覧表が作りやすいでしょう。

今回の場合、中身の仕組みを比較するのであれば、下記に示す加湿方式を比較すると書きやすくなります。

  • 蒸気式
  • 気化式
  • 超音波式

作り方その2.比較する項目

中身の仕組みを比較するとして、どんな事を比較すれば良いのでしょうか。内容が細かすぎても大雑把すぎても意図が伝わりません。

比較する項目を決めていく場合、加湿器を使う人にとって大きく気になる項目が何なのか?を考えると、決めやすいでしょう。今回の作成例である加湿器の場合、気になるのは、

  • 加湿能力
  • 室温への影響
  • 消費電力
  • 騒音
  • 保守性

この辺りの項目でしょうか。なお、具体的な製品同士の比較ではないので、価格の比較は敢えて省略しています。

作り方その3.評価の記載方法

比較一覧表ならば、評価を記載したいところです。

加湿器の仕組みを比較する場合、厳密には製品毎に評価の違いが出てきます。その為、具体的な数値を記載して比較一覧表をまとめる事は困難と言えます。しかし、「大よその傾向がどうなっているのか」という観点でまとめる事は出来る筈です。

そこで、評価は○×△程度で大よその傾向を記載すると、比較一覧表を読む人にとっては分かりやすいですし、比較一覧表を作る側にとっては作りやすくなります。

作り方その4.備考欄

評価は分かりやすさを考えると、全て○×△で表現するのが一番理想的です。しかし、現実には文章で条件を書き足さないとうまく伝わらない事が往々にして有ります。

今回の場合、例えば騒音は気化式だと送風ファンの有無で評価が真逆になります。こういった部分については、比較一覧表へ備考欄を作って記載すると良いでしょう。

作り方その5.組版

比較一覧表を構成する要素が決まったら、用紙サイズ(一般的にはA4かA3サイズと思います)を決めて、比較一覧表を具体的に作っていきます。読みやすい表や文章を作る事を考えた時、言い回しや文字の大きさは気にすると思いますが、そのほかの調整は意外と忘れがちです。

細かい事を書き始めるとそれだけでそれなりの厚さがある書籍が出来てしまいますので、基本的な考え方を箇条書きで挙げておきます。

  • 縦方向と横方向は、中途半端にズレた状態を作らない

例えば、一覧表中の罫線または一覧表と並んで記載した文章の位置が、意味もなく左右または上下にズレた状態だと、読む時にいちいち視線の位置をズラさなくてはならないので、結果的に見辛くなります。

  • 様式や書体(フォント)、色などは、用いる種類を出来るだけ少なくして統一する

例えば、書体や色の種類を多数用いる場合、スッキリとした印象にまとめるのがとても難しくなり、結果的に見辛くなります。

  • 書体は、可読性が高く縦書きに向いている明朝体か、視認性が高く横書きに向いているゴシック体の何れかを用いて、10.5ptから14pt程度の大きさとする

文章の場合、あまり変わった書体を用いると読みづらくなります。出来るだけ明朝体かゴシック体を用いた上で、文章量も加味して文字の大きさを決めると良いでしょう。可能であれば、UD仕様の書体にするとなお良くなります。

書体と印刷機の相性によっては、印刷時に文字が潰れたり逆に細い部分が掠れて読みにくい事が有るので、印刷した現物を見て確かめておく事も忘れてはいけません。

  • 文字色と背景色は、輝度比を意識する

文字色と背景色の輝度比が適切でないと、これも読みづらくなります。

詳細については、本局の「サイン計画の謎」を参照して下さい。

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  • 見出しは本文よりも大きめに設定するが、比率は黄金比(1:1.618)や白銀比(1:1.414)を意識する

見出しは大きめに設定する事が一般的ですが、これはDTP組版と呼ばれる分野だと、「ジャンプ率」という考え方が有るそうです。なお、黄金比白銀比などの比率は、見出しに限らず写真を複数枚並べる際もジャンプ率の考え方と共に応用可能です。

  • 行間や字間は適切な空白を設定する

文字はあまり詰めすぎても空けすぎても、読み辛くなります。行間は文字大きさの50%から100%程度、字間は文字大きさの5%から10%程度が良いとされています。

  • 文章は均等詰めとした上で、一行辺りの文字数をおおよそ30字を基準に25字から40字程度の間で調整すると良い

一行辺りの文字数は、あまり視線や頭をズラす事なく読める方が快適に文章を読めます。その為、文字数を調整して適宜折り返す様な体裁を整えましょう。

  • 文章の言い回しは、出来るだけ平易にする

例えばですが、うっかり専門用語で書いてしまうと意味が伝わらなくなります。

作り方その6.補足説明

加湿器の加湿方式を比較するという事で、比較一覧表には蒸気式や気化式、超音波式と書きました。しかし、この各方式は比較一覧表を読んだだけでは名前は分かっても具体的な仕組みが分かりません。

そこで、比較一覧表を補足する別添資料も作成しましょう。今回の場合、用紙がA3サイズですから、上下、または左右で比較一覧表と各方式の特徴に関する補足説明を記載すると良いでしょう。

比較一覧表の作成例

実際の作成例を以下に示します。
加湿器 比較一覧表(Word形式)

同人活動の宣伝例

この記事は、「SNSでの応援・宣伝方法 ~第四編・同人活動宣伝編~」で掲載している、同人活動の宣伝投稿などの例を記載しています。

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1.委託

委託の場合(に限りませんが)、宣伝を他人任せにしてはあまり上手く行きません。委託先のアカウントが自分の作品に関して投稿した時は、すかさずリポストや引用の投稿を行った方が良いでしょう。

新作と共に、以前の作品を宣伝するのもアリでしょう。

海外ユーザーを意識するのであれば、英語による投稿も考えられます。

2.サークル参加

サークル参加の時こそ、宣伝の投稿に力を入れたくなります。

2-1.平成二十九年(2017年)版

最初の頃は今以上に不慣れな事も有って、新作の宣伝に集中していました。

2-2.令和元年(2019年)版

参加二度目も宣伝の体裁はあまり変わりません。

宣伝の体裁はあまり変わらないものの、変化球としてイベント自体に関する告知も引用して投稿しました。

前回は、イベント前日や当日の宣伝はほぼ行っていませんでしたが、今回からは行う様になりました。

完売したら、それも告知した方が親切ですね。

2-3.令和四年(2022年)版

参加二度目も宣伝の体裁はあまり変わらないものの、サークル一覧の公開時点から宣伝を開始しました。

たまには自サークルの事を思い出してもらおう、という事でシレっと宣伝です。

参加証が郵送されてくる様な場合、個人情報との兼ね合いも有りますので、実際に届いた日から数日ズラして投稿、もしくは週末に「実は届いていました」の様に投稿しても良いでしょう。

いくら自サークルの宣伝をしても、イベント自体が知られていないなら意味がない、という訳で、唐突ですが一週間前にイベント自体の宣伝から自サークルの宣伝まで試みました。文章量が多い事も有り、休日に投稿しています。

SNSでの応援・宣伝方法 ~第三編・応援、非公式情報bot編~」でも記載した通り、ウェブメディアで取り上げられたらここぞとばかりに反応しましょう。

10月2日とは、曜日や時間帯をズラしての宣伝を試みています。

同じ宣伝ばかりでは、読む人も飽きてしまうかも知れません。委託を受けているなど何らかの協力関係に有る他サークルの宣伝を行うのも、イベントを盛り上げるのに良いかもしれません。

この日は天候が悪化する予報が出ていましたので、注意喚起も兼ねた宣伝としました。

3.スタッフ参加

当ウェブサイトの中の人は、何故かスタッフ参加まで経験してしまいました。

一般参加の方の中には初めて訪れるという方も居ると思いますし、何らかのトラブルが発生する事だって有り得ます。ですから、イベントの規約は勿論の事、施設の案内くらいは読み込みましょう。

スタッフ参加の時は、場を盛り上げたり、スムーズに運営する為の投稿を主催者と相談しながら行うのも、一つの方法です。

当日は、会場周辺の天候や公共交通機関の運行状況なども出来るだけ把握しておく方が、より良いでしょう。

列形成って重要ですよね。

当日は、一般参加者がウッカリ迷ってしまう事も有るかと思いますので、適宜案内を投稿するのもアリでしょう。

4.お礼

やはり、ありがたい事が有った時のお礼は欠かせません。

5.宣伝

読者の中には、CDやFDなどの記憶媒体を大切に保管しつつ使っていきたい、と思う一方で、具体的にどんな事に気を付ければ長持ちさせる事が出来るのか分からない、という方もいらっしゃる事でしょう。

そんな貴方には、当ウェブサイトの中の人が執筆した薄い本を紹介します。

www.kadenken.com

「しあわせのレシピ~メディア保存のLesson初級編~」では、FDならカビで、光学記憶媒体なら加水分解や反射層の腐食などでデータが読めなくなる悲劇を少しでも減らすべく、ちょっとした保存テクニックを掲載しています。

さらに、FDを使っている方は同時にFDDも使っている筈ですが、FDDは古い時代の機種ほどジャンパなどで動作設定を変更する事が可能です。動作設定を弄る事で、いわゆるレトロPCで故障したFDDを別のFDDへ交換したり、Windows9x、もしくはWindows2000世代のPC/AT互換機へ接続してデータを取り出す事が可能になります。

え?そう言われてもジャンパの意味なんて分からない??大丈夫です!そんな貴方の為に設定内容を記載した資料集も作りました。この機会に是非ともお買い求めください!!

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え??上記を買って探してみたけど、掲載されていなかった???申し訳ありません!もしかしたら第二作目に掲載されているかも知れません。この機会に是非ともお買い求めください!!

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上記の薄い本は、東京・秋葉原の「家電のケンちゃん」様の店頭もしくは通販にてお買い求めください。店舗の場所は以下に掲載されています。

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応援、普段の投稿のアレコレ

この記事は、「SNSでの応援・宣伝方法(改訂版) ~第三編・応援、非公式情報bot編~」に関連して、SNSやblogへの応援や感想の投稿の具体例、および普段の投稿に関する事項を記載しています。

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1.応援の投稿

応援の投稿をしたい時、どんな投稿でも好き勝手にやって良い訳ではありません。

例えば、ある店舗を応援する為に店内の様子を撮影したい時、無断で撮影するのではなく許可を得てから撮影しましょう。また、撮影の許可を得られた場合でも、第三者や写ってはいけない機材などが写り込まない様、撮影する角度を調整するとか、どうしても調整しきれない時は撮影した画像を加工して写ってはいけないものを削る必要が有ります。

投稿の具体例は、次の通りです。

2.感想の投稿

感想の投稿をしたい時、特に公開しているアカウントで投稿するなら、所謂ネタバレにならない様に深く踏み込みすぎない様にするか、冒頭で「ネタバレ有り」と明記すると良いでしょう。

それ以外の一般的な事項については「みんなで書こうよ、ファンレター」シリーズに記載していますので、そちらを参照して下さい。

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  • 「みんなで書こうよ、ファンレター」シリーズの一覧

第一編・概要
第二編・一般事項
第三編・基本的な作り方
第四編・本文の書き方
第五編・これに気を付けよう
第六編・より良くする為に
第七編・プレゼントの選び方

感想の投稿の具体例は、次の通りです。

3.普段の投稿

応援や感想に関する投稿がどんなに良い文章でも、普段の投稿が多数の閲覧者から避けられる可能性が高い内容ばかりでは、応援の投稿も見てもらえなくなります。当ウェブサイトの中の人の場合、普段の投稿は誰もが笑顔になれそうな大喜利合戦を心掛ける事で、誰もがどんな時でもアクセスしやすくしているつもりです。

以下は、そんな大喜利を心掛けた投稿の例です。*1

3-1.PC-9801-87を発見した話

ある日、ハードオフの青箱を漁っていたら、PC-9800シリーズ*2用の1MB外付けFDD用のインターフェースボードであるPC-9801-87が転がっているでは有りませんか。それも付属ケーブル付です。心の中で「姉さん、事件です。*3」と呟きながら光の速さで確保したのは、言うまでも有りません。

3-2.みんなで仲良くハンダ付け

2018年の年末に、某氏たちが東京・秋葉原のラジオデパート地下1階に集って、基板へハンダ付けを行っていました。凄い光景だと思った事を覚えています。

3-3.定番コピペの改変版

定番化したコピー&ペースト、いわゆるコピペの中に「吉野家コピペ」と呼ばれるものが有りますが、これは勝手知ったる者同士の雑談中にその一節を拝借しつつ改変して投稿しました。

3-4.ヤバいタワー

これも勝手知ったる者同士の雑談中に思い付きで投稿した、3.5型FDDを積み上げたタワーです。積み上げ方や撮影アングルは、白い巨塔の唐沢版*4のオープニングを意識したのは内緒です。

3-5.レトロPCクラスターを魅了する宣伝文句

他の方の投稿を引用する形で投稿しました。液漏れ待ったなしの四級塩電解コンデンサ*5とショートモードで壊れるタンタルコンデンサ*6を撲滅したいと願うのは、たぶん私だけではないと思います。

3-6.98使いは居るか

これも他の方の投稿を引用する形で投稿しました。PC-9800シリーズや国民機ことEPSON PCシリーズ*7のユーザーなら誰でもツッコミを入れそうな文章に仕上げました。

3-7.うっかり復活

四級塩電解コンデンサの液漏れによる故障で有名なPC-9821MATE Aシリーズですが、我が家にもピポらない(起動しない)事を分かった上で部品取り用に入手した、PC-9821Ap2が有りました。

ある日、「試しに修理にチャレンジしてみよう、直らなくても部品は使える」と修復を試みたところ、うっかり復活させてしまいました。

3-8.ハードオフのBGM

ハードオフのBGMは何度か変更されていますが、令和五年(2023年)現在使用されているBGMからみて二世代ほど前のBGMに関する投稿です。

なおハードオフ公式アカウントによると、二世代前のBGMで特徴的な「お売りください♪ハードオフハードオフ♪」のコーラスは、タイムファイブというコーラスグループだそうです。

令和六年(2024年)3月20日追記:たけがみりう(@RyuTakegami)様から、上記のBGM曲と同じか少し後くらいの時期に使われていたBGM曲の情報を頂きました。

3-9.PC違い

他の方の投稿を引用する形で投稿しました。元々はI/Oという月刊の雑誌が組んだ「壊れたPCの直し方」という特集に対し、有る方がPC-9800シリーズなどの修理を想像したら違っていたという主旨の投稿に対して、思わず「違うそうじゃない」とツッコミを入れそうな体裁で投稿しました。

3-10.収納箱

自分のアカウントへ流れてくる投稿の中に、ダイソーで新発売された収納ケースがMSXなどの収納に丁度良いと話題になっていました。物は試し、と購入してPC-9800シリーズ用のキーボードを収納できるか試した時の投稿です。

3-11.争いのネタ

大元の投稿はTwitter(2023年現在はX)の買収劇に関連して、ユーザーに表示される投稿一覧が露骨に操作されていた疑惑に関するものでしたが、そこから日本人が争う事と言えば・・・と話が膨らんだ時の投稿です。

投稿では、PC98-NXやPC-9821Nxという二つの機種を記載していますが、型番が酷似しているだけで全くの別シリーズの機種という、その紛らわしさからよくネタになります。その他にも、機種の型番にハイフンが入るのか、もしくは入らないのか、というのもネタになります。

シレっと「入れ替わってるぅ〜!?*8」というネタまで放り込みました。

*1:スベってるとか言われると傷付くので、勘弁してほしい

*2:日本電気株式会社が昭和五十七年(1982年)から平成十五年(2003年)まで製造したパソコン。黄金期には圧倒的なシェアを誇り、セイコーエプソン株式会社のPCシリーズなど互換機も存在していた。

*3:石ノ森章太郎氏原作の漫画および、平成二年(1990年)から平成十四年(2002年)にかけて放送された同名のTVドラマ「HOTEL」から。TVドラマでの実質的な主人公の名セリフとして有名。

*4:原作は、山崎豊子氏の小説。何度か映像化されているが、唐沢版は平成15年(2003年)10月から翌年3月にかけてTVドラマとして放送された。この他に田宮版などが有る。

*5:電解液が封入されている部品で、開発当時は長寿命と謳われていたが、実際には短期間でほぼ確実に液漏れして基板を腐食させるという、とんでもない代物である。なお、コンデンサ製造メーカーは黒歴史扱いしている模様。

*6:電解コンデンサなどは直ちに基板を短絡させる事はないが、未対策のタンタルコンデンサは壊れると直ちに短絡させて基板を破壊する。

*7:セイコーエプソン株式会社が昭和六十二年(1987年)から平成七年(1995年)頃まで製造したPC-9800シリーズ互換のパソコン。広告のコピーで「国民機」のフレーズが用いられた。

*8:平成二十八年(2016年)に公開された、映画「君の名は。」から。主人公たちが発したセリフとして有名。

SNSでの応援・宣伝方法(改訂版) ~第四編・同人活動宣伝編~

この記事は、当ウェブサイトの中の人がSNS上で非公式情報botを運営していた頃に、個人的に定めていた基準と、同人活動で得た知見をいくらか汎用的な内容に再編して、公開したものです。SNSをもっと活用しませんか?

1.概要

1-1.記事の構成について

全ての事項を一度に書こうとすると大変な文章量になってしまって、読み辛くなってしまう事がわかりきっているので、以下の通り、合計で四編に分けて公開します。

第一編・概要
第二編・共通事項編
第三編・応援、非公式情報bot編
第四編・同人活動宣伝編←現在開いているのは、この記事です。

1-2.はじめに

今回の記事は、第三編ではSNS上でお気に入りの演者や店舗を応援したい時、さらに言えば演者の非公式情報botを運営したい時に押さえておいた方が良い事項、第四編では同人活動の宣伝で使えそうな事項、第二編では両方に共通する事項を記載します。

記事内では、Twitter(2023年現在はX)*1を前提として記載していますが、他のSNSFacebookInstagramなど)でも、ある程度は有効だと考えられます。

4.同人活動の宣伝

ここからは、同人活動の宣伝に関わる事項を記載します。

なお同人活動でいわゆる二次創作を行っている場合、権利保持者(一次制作者)側で使用しているハッシュタグは、規約などで使用可能と明言されていない限り、使用できないと考えましょう。明言されていないにも関わらず安易に使用してしまうと、第三者から見て「公式と非公式の見分けが付かない」という形で、営業を妨害してしまいます。

4-1.新作を宣伝したい時

4-1-1.宣伝の時期

新作に関する宣伝・告知の投稿は、公開日からみて早すぎる時期だと新作を忘れ去られたり酷い時には盗作される危険性も有る一方、直前すぎるとうまく拡散しなかったり、気が付かない人が出やすくなるジレンマが有ります。

具体的根拠を問われると困りますが、

  • 公開の一か月以上前は、何か作っている事をそれとなく投稿
  • 公開の一か月から一週間程度前までの間に、SNS上で新作を発表
  • 宣伝文の投稿は、一週間前から開始
  • 一週間程度前から四日前までは、一日あたり一回、宣伝文を投稿
  • 三日前から当日朝までは、一日あたり二回から三回、宣伝文を投稿

というのが、一つの目安になるのではないでしょうか。この時、多くの人の眼に触れる可能性を上げる為に、投稿する時間帯はランダムにするとより望ましいと考えられます。

SNS上で新作に関する宣伝の投稿は、文章の先頭に【新作】や【宣伝】などの符号を入れると、宣伝を初めて見る人は判断しやすくなります。過去の作品が有る場合は、新作と共に過去作を宣伝するのも一つの方法です。

なお、新作は発表時点で盗作される危険性が出始めます*2が、例えば最初のうちは大まかな概要のみ、画像も何かのシルエットだけにして詳細が分からない状態にしつつ、徐々に詳細へ迫っていくように公開していく・・・などと対策すると、盗作が出現する可能性を抑える事が出来ます。

4-1-2.宣伝の内容

作品、特に新作に関する宣伝の投稿は、

  • タイトル
  • 設計意図の伝達(どういう物なのか、目的や使い方、対応機種)
  • 大きさ、ページ数
  • 価格(手数料や消費税がかかる場合は、それの有無)

上記の事項は押さえつつ、「2-1.文章は簡潔明瞭に」の通り、必要な情報を最小限の労力で受け取ってもらえる体裁で宣伝しましょう。

文章のみだと投稿を見逃されてしまう可能性が高いので、パッケージや表紙、お品書きを記載した画像と共に投稿すると良いのではないでしょうか。探す側の人間が手間をかけずにアクセスできる(=途中で諦めない)様、特定の投稿を冒頭へ固定できる機能を活用すると、なお良いと考えられます。

余談ですが、取扱説明や実際の使い方も簡潔明瞭に説明した方が良いですが、そもそも説明は読まれない・使い方を理解しないまま使い始める人が多い、という事を前提に対策を考えましょう。

なお、宣伝内容としては先述した項目以外に「新作の進捗状況」も挙げられますが、ユーザーにより好みが分かれる場合が有りますので、宣伝内容に関する先行事例がある場合はそれを参考に進捗状況を宣伝内容に加えるか、もしくは宣伝には使用しないのか、決定するようにして下さい。

4-1-3.「拡散希望」は、狙った時に集中的に

新作やイベント出展で大きな発表をSNSへ投稿する時は、少しでも拡散する必要が有りますから、登校する時の文章には積極的に「拡散希望」や「RT希望」などの文言も一緒に含めましょう。

ただし、拡散希望ハッシュタグと同様に乱用すると安っぽいイメージに繋がったり、フォロワーが離れていく可能性も有りますから、狙った時に限って集中的に行うことを推奨します。

4-1-4.画像を投稿する時に気を付けたい事

SNSの投稿で画像を添付する場合、

  • SNS使用者の多くは、主に携帯電話(スマートフォン)で閲覧していると考えられる。
  • 画像はアスペクト比*3に注意しないと、上下左右がトリミング*4されているサムネイル画像*5が表示されるなどして、一度、画像をタップしないと全体が見れない事がある
  • 同じく解像度も注意しないと、SNS側のサーバー内で強制的に圧縮されて汚く見える事がある
  • そのような状況で、わざわざ画像を全体表示させてまで中身を見る人は、思いのほか少ないと考えられる。

などの特徴を理解して、携帯電話(スマートフォン)ではタップする事なく、PCではクリックする事なく、全体像を把握できる様なアスペクト比や解像度、文字大きさの画像を投稿する事を心がけましょう。色の使い方、視認性の良いフォントの考え方については、本局に掲載している「サイン計画の謎」という記事を参照してください。

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では、具体的にどのような大きさの画像だと効果的なのか。Twitter(2023年現在はX)を例に調べてみます。

まずアスペクト比ですが、Twitter(2023年現在はX)の「プロモ広告の作成に関するよくある質問」を参照すると、「モバイル向けの広告には1:1の画像、パソコン向けの広告には16:9」との記載があります。

business.twitter.com

アスペクト比を1:1または16:9で示している正確な理由は不明ですが、推測するに

  • 携帯電話(スマートフォン)は縦長の画面、PCのディスプレイは横長の画面で使用する事が多い*6
  • Twitter(2023年現在はX)側のタイムラインの仕様(トリミングせずに表示するアスペクト比
  • 画像をタイムライン上で表示する時、適度な大きさと余白を持って表示できる

という条件を満たせる、というのが理由だと思われます。

ですので、出来る限り携帯電話(スマートフォン)向けの画像ならアスペクト比は1:1、PC向けの画像ならアスペクト比は16:9としましょう。この他のアスペクト比でもきれいに表示される事も有りますが、今後の仕様変更できれいには表示できなくなる可能性がある事には注意が必要です。

なお、携帯電話(スマートフォン)とPCのどちらでも見やすい事を考慮する場合、アスペクト比は16:9にした方が、後からデータを転用したくなった、画像を複数枚投稿する時に使いたくなった、という時に活用しやすいでしょう。

突然ですが、複数枚投稿する時に活用しやすいとはどういう事なのか、と疑問に思われた方もいると思います。

そもそもですが、先ほど記載したアスペクト比は画像を1枚だけ投稿する場合のアスペクト比です。複数枚を投稿する場合、サムネイル画像がどの様に表示されるのかを考慮する方がより望ましい、というのが有ります。

サムネイル画像がどの様に表示されるのか、枚数別に整理します。

  • 2枚:均等に左右に分割
  • 3枚:1枚目は大きめ、2枚目以降は小さめ
  • 4枚:均等に4分割

言葉だけでは分かりにくいと思いますので、参考となる記事を提示します。

gaiax-socialmedialab.jp

www.comnico.jp

次に解像度ですが、「広告クリエイティブの仕様」を参照すると、横方向の解像度は800ピクセルもしくは1200ピクセルを推奨している様です。

business.twitter.com

投稿する画像の形式ですが、Twitter(2023年現在はX)のヘルプセンターを参照するとGIF、JPEGPNG形式を使用できる事になっていて、容量は出来れば5MBまでにするのが良いでしょう。

但し、画像も条件次第では

  • GIFやPNG形式は、Twitter(2023年現在はX)のサーバーで強制的に変換される可能性が高い(容量などの制限がJPEG形式よりも厳しいという説がある。)
  • JPEG形式も、5MBを超えると強制的に圧縮される

という事が発生し、こうなるとせっかく投稿した画像の見栄えが悪くなります。(細かい技術的な話は敢えて省きます。)

help.twitter.com

画像内に文字を書き込む時の大きさですが、小さくしすぎると特に携帯電話(スマートフォン)で読めなくなってしまい、せっかく文字を書き込んだ意味が無くなってしまいます*7。一説には、80級以上にすると良いとされています。

togetter.com

以上を総合的に判断すると、次のような大きさの画像が一つの目安になるのではないか、と思われます。

なお、Twitter(2023年現在はX)に限らずSNSでの画面上表示の仕様はいつ、どの様に変わるか分からないので、宣伝を開始する前に毎回、自分の携帯電話(スマートフォン)を使って表示試験をした方が良いと思われます。

また、画像を事前に準備する時は枚数が多い方が良いですが、一度に投稿する枚数は出来るだけ抑えましょう。一度に大量の画像を投稿しても、伝えたい事項がぼやけてしまいがちです。

余談ですが、画像をアスペクト比16:9、解像度1280×720で作成しておくと、動画配信サービスにて使用する素材として転用しやすい、という効果もあります。

4-1-5.「画像解像度は72dpi」という話

「Web上の画像の解像度は72dpiが良い」という話がありますが、これは1990年代前半にMacintoshが「What you see What you get」という方針で、CRTディスプレイの画面上での大きさと紙で印刷した時の大きさを一致させる事を目指していた事が影響している、という説があります。

もう少し詳しく書くと、欧文活字の単位である「Point」がほぼ1/72インチであるに着目して、「1ドット = 1ポイント = 1ピクセル」に近づけることで、CRTディスプレイの画面上で100%表示した時と紙に印刷した時でほぼ同じサイズになる様に目指したのが「解像度は72dpi」のはじまり、と言われています。

富士フイルムが開発して、JEIDA日本電子工業振興協会、現在はEMAJ(日本電子材料工業会)と統合してJEITA電子情報技術産業協会))が標準化した画像のExifフォーマットで、「画像の解像度が不明のときには 72[dpi]を記録しなければならない。」という記述があるのも、「What you see What you get」が何らかの形で関連しているのかも知れませんね。

デジタルスチルカメラ用画像ファイルフォーマット規格 Exif2.3(JEITA PDF形式)

4-1-6.動画を投稿する時に気を付けたい事

SNSの投稿で動画を添付する場合も、画像のように注意すべき点が有ります。

  • SNS使用者の多くが携帯電話(スマートフォン)で閲覧していると考えられる。
  • 外部の動画サイトへ動画を投稿し、SNSへはそのURLを投稿すると、アクセスするまでの手間が増えたり、再生開始までに時間がかかる(=途中で諦めてしまう)結果、アクセス数が低下する

などの特徴を理解して、携帯電話(スマートフォン)でもPCでも、SNS上で直接動画を再生出来る様、短時間の動画をSNS上へ投稿しましょう。

動画の仕様について、ここでもTwitter(2023年現在はX)を例に調べてみます。

Twitter(2023年現在はX)のヘルプセンターとTwitter(2023年現在はX)の機能である「Media Studio」のヘルプを参照する限り、

このような仕様であれば、投稿も閲覧も支障なく行えると考えて良い*8様です。

help.twitter.com

help.twitter.com

4-1-7.プレスリリースを出す場合

プレスリリースを出す場合、あるWebメディアによると「新作発表・発売日発表・発売の3要素が記事化しやすいトピック」なのだそうです。

automaton-media.com

3要素を考慮すると、事前にプレスリリースの下書きを作成しておき、適切な時期が来たら各社の担当者へ連絡すると良いのではないでしょうか。

どのくらいの時期に各社の担当者と連絡を取ればよいのか、についてですが、ゲームでは通常時だと週の後半(木曜日や金曜日、特に木曜日)に何らかの発表が重なる事が多い、イベント当日(例えば、東京ゲームショウ)は普段以上に忙しい、なので、これらのタイミングを避けた方が無難、という意見があります。

それ以外の業界については、それぞれ事情が異なると思われますので推測するしか無いと思われます。しかし、例えば「各メディアで新作に関わる記事が、発売からどのくらい前に公開されているか」を調査して一覧表などへ整理してみると、プレスリリースの送信予定を逆算する手掛かりに出来ると考えられますね。

先述した記事の中で視認性の問題が指摘されていますが、記号や文字、色や形状の視認性に関わるポイントは、先述した「サイン計画の謎」を参照して下さい。

shiuntenlos.ie-yasu.com

プレスリリースの作成方法に関しては、参考文献を挙げておきます。

www.atpress.ne.jp

www.value-press.com

sqool.net

indiegamesjp.dev

プレスリリースを出す場合、同時にプレスキットも準備しましょう。

プレスリリースやプレスキットそのもの、プレスキット作成ツールに関する参考文献を挙げておきます。

www.cygames.co.jp

indiegamesjp.dev

4-2.特設のblog等を準備する

宣伝の予定や内容の組み立て方を掴めたら、新作の発表や公開の直前に慌てずに済むよう、お品書きを掲載する為の特設のblog等を早いうちから準備*9しておくと良いでしょう。この時、過去の作品に関する記事が有る場合は、それも整理して下書きを準備しておきます。

特設のblog等を作る場合は「4-1-2.宣伝の内容」の通り、目次からアクセスしやすいようにしましょう。

4-3.作成期間

新作として発表予定の作品(同人誌や同人ハードウェアなど)の作成を始めたら、定期的に進捗状況をSNSへ投稿しましょう。ただし「4-1-2.宣伝の内容」でも記載しましたが、ユーザーにより好みが分かれる場合が有りますので、先行事例があればそれを参考にして投稿内容を精査してください。

この段階では、必要以上に時間を割いたり無理して長文を投稿する必要はなく、文章を書かずにスクリーンショットの一部を切り取った画像を貼り付けたり、「全体作業の何割ぐらい」程度の言葉を添えるくらいでもOKです。

三者から見て作成状況が分からないと、本当に進んでいるのか分からず、作品の入手を考えていた人が忘れてしまったり、予算に組み込む事を諦めてしまうかも知れません。ですから、少しずつ進んでいる事だけは公表しておきましょう。

そして、状況によってはこのタイミングで体験版を公開し、体験版での意見をフィードバックすると良いでしょう。

余談ですが、イベント主催者のイベントに関する投稿はタイミングを見計らって、再投稿しておくと、より雰囲気が出て良い効果が有る・・・かも知れません。

4-4.原稿や基板設計の終了時

新作が紙ベースの同人誌、ハードウェアの様に物理的な物の場合、印刷発注や基板製造の委託に関する手続きが完了したら、その旨を投稿します。自宅で量産する場合は、ある程度の量産が完了してから投稿しても良いでしょう。

4-5.新作公開の一週間前

この時期になったら、事前に準備した特設のblog等にもお品書きを掲載すると共に、過去の作品についても参照しやすいように画像や別記事へのリンクなどを掲載し、SNSでの宣伝投稿時に特設のblog等へアクセスしやすい様、案内すると良いでしょう。

なお、プレスリリースを送信している場合はメディア側で記事を公開する時間との整合性に注意します。特に発表や公開の日時を打ち合わせて段取りを決めている場合、自分で管理している特設のblog等は予約投稿の機能なども活用して、投稿日時を間違えない様にしましょう。

余談ですが、イベント主催者のイベントに関する投稿、特に会場までの移動方法、天気予報に関する投稿は積極的に再投稿しておくと、参加者全員が幸せになれる・・・かも知れません。

4-6.新作公開の三日前から当日

一週間前から投稿している宣伝は、頻度を少し上げて一日に二~三回程度とします。時間帯は今まで同様ランダムにした方が、多くの人の眼に触れる可能性を上げる事が出来るのではないでしょうか。

4-7.イベントに申し込んだ時

何かの同人イベントへサークル参加する為に申し込んだら、その旨をSNSへ投稿しましょう。抽選の場合は、申し込んだ時点での報告と、当選または落選の通知が有った時の報告を投稿します。

サークル参加出来る事が確定した後の宣伝では、宣伝文またはSNSアカウント名の後ろに、サークル名やイベント名、スペース配置番号(スペース配置番号は確定してからでOK)なども記載しましょう。

どの項目を記載するのかは、一般参加者がどのようにしてサークルを探すのかを考えて、「はじめての、イベント参加 ~第五編・同人イベント編~」も参考に決定してください。

numakura-works.hatenadiary.jp

この後は、「4-1.新作を宣伝したい時」を元に、計画を立案して、逐次実行して行きます。

4-8.サークルカット

イベント主催者が用意するであろう公式ウェブサイトやパンフレット(カタログ)に関し、サークルカットやサークルに関する紹介文、宣伝の文章作成は怠らずに行いましょう。

この段階でサークルカットや宣伝の文章を作成しておけば、イベント直前になって行うSNSや特設のblog等への宣伝の投稿で流用する事も可能です。(要は、コピペできる)

特設のblog等を公開する場合は、サークルカットの作成と同時並行で「4-2.特設のblog等を準備する」に沿った作業も行いましょう。

4-9.イベントの当日

当日、スペース設営が終了したらそれを投稿しましょう。そうする事で、一般参加者はサークル参加者が確実に居て、新作を手に出来る可能性が有る事を知る事が出来ますし、新作の事をウッカリ忘れていた人が思い出すかも知れません。

イベント毎に異なるので一概には言えませんが、スペース内にポスターを掲示する事が可能な場合、SNSなどの告知でも使用した画像を使ってポスターを作って掲示しておくと、一般参加者には目印となり、スペースに寄ってくれる可能性が上がります。

4-10.イベントの後日

イベント終了後に委託する予定が有る場合は、その事を忘れずに投稿しましょう。委託販売が開始になったら、宣伝と共に委託先企業のウェブサイトURLの掲載をお忘れなく。

5.宣伝の例

同人活動での宣伝手順の例は何となくお分かり頂けたかと思いますが、具体的にはどの様なやり方が想像できない、という方もいらっしゃるかと思います。そこで、具体例を提示してみました。

numakura-works.hatenadiary.jp

6.参考文献

このblogの記事では宣伝方法の例について記載してきましたが、宣伝方法やそれ以外事項について内容がまとめられていて、大変参考になる書籍が有りますので紹介します。

head-high.com

twitter.com

news.denfaminicogamer.jp

www.igda.jp

*1:Twitter(2023年現在はX)は公式見解だとSNSでは無いものの一般的にはSNSと認識される事が少なくないので、このblog上ではSNSとして扱う。

*2:情報漏洩には十分注意したいし、場合によっては機密保持契約のようなものを考える必要も有るだろう。

*3:画像データの縦の長さと横の長さ(画素数)の比率のこと。

*4:画像データの一部を切り取って表示させること。

*5:本来の画像データを圧縮して小さく表示させる画像データのこと。

*6:携帯電話(スマートフォン)でも設定すれば横長の画面で表示可能になる事が多いし、PCのディスプレイでも縦長表示に出来る機種は民生用、産業用共に有るが、ここでは「わざわざそういった設定を行わずに、SNSを読む」を前提に記載する。

*7:老眼含め、弱視者全般に対しても優しくない。

*8:厳密には、動画コーデックやブラウザ側の仕様なども絡むが、今回は敢えて省略している。

*9:とにかく「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」だ。

SNSでの応援・宣伝方法(改訂版) ~第三編・応援、非公式情報bot編~

この記事は、当ウェブサイトの中の人がSNS上で非公式情報botを運営していた頃に、個人的に定めていた基準と、同人活動で得た知見をいくらか汎用的な内容に再編して、公開したものです。SNSをもっと活用しませんか?

1.概要

1-1.記事の構成について

全ての事項を一度に書こうとすると大変な文章量になってしまって、読み辛くなってしまう事がわかりきっているので、以下の通り、合計で四編に分けて公開します。

第一編・概要
第二編・共通事項編
第三編・応援、非公式情報bot編←現在開いているのは、この記事です。
第四編・同人活動宣伝編

1-2.はじめに

今回の記事は、第三編ではSNS上でお気に入りの演者や店舗を応援したい時、さらに言えば演者の非公式情報botを運営したい時に押さえておいた方が良い事項、第四編では同人活動の宣伝で使えそうな事項、第二編では両方に共通する事項を記載します。

記事内では、Twitter(2023年現在はX)*1を前提として記載していますが、他のSNSFacebookInstagramなど)でも、ある程度は有効だと考えられます。

3.応援や、非公式情報botの運営

次に、応援したい時や非公式情報botを運営したい時に押さえておいた方が良い事項ですが、SNS特有と考えられる事項についてはこの記事に掲載します。SNS特有では無い一般的と考えられる事項については「みんなで書こうよ、ファンレター」シリーズに記載していますので、そちらを参照して下さい。

numakura-works.hatenadiary.jp

  • 「みんなで書こうよ、ファンレター」シリーズの一覧

第一編・概要
第二編・一般事項
第三編・基本的な作り方
第四編・本文の書き方
第五編・これに気を付けよう
第六編・より良くする為に
第七編・プレゼントの選び方

3-1.投稿に反応しよう

応援したい演者や店舗は勿論、ウェブメディアなどで自分のお気に入りの演者や店舗に関する記事が公開された時、そして記事をウェブメディアの公式SNSアカウントが告知した時、どんな反応をしていますか?

何もしないけど読む方、お気に入り登録をする方など、様々だと思います。

しかし!

応援したい演者や店舗が有るのであれば、Twitter(2023年現在はX)の場合はウェブメディアの告知投稿を、リポストと引用の投稿、さらにお気に入り登録もして、余裕が有れば記事に対する感想の返信の投稿もしてみて下さい。

なぜこのような事を書くのか。それには理由が有ります。あるウェブメディアの関係者は、次のように述べています。

 

 

 

 

引用の投稿も返信の投稿も、たった一言でも大丈夫です。なおリポスト(リツイート)する際、「2-2.投稿する時間帯」で記載した内容を応用し、少し時間を置いてからリポスト(リツイート)する作戦も考えられるでしょう。

投稿に反応した場合、周りへの宣伝効果が得られるかも知れませんし、何の効果も得られないかも知れません。が、殆ど確実な事として言えるのは「何もしなかったら、何も起きない」、「少しずつの積み重ねだから、直ぐには効果を実感できない」という事です。

行動した結果、想像以上の宣伝効果を得て結果的に相手も自分も、末永く楽しむ形などで利益を拡大出来たり、もう一歩進んでトークイベントやコラボイベントのようなものが実現、という日を夢見て、地道にやってみましょう。

3-2.アンケートやレビュー投稿も積極的に

演者や制作スタッフにアンケートを行ったという記事によると、次のような事も応援の方法として有効な様です。

  • 何はともあれ、無理のない範囲で購入する
  • 公式ウェブサイトのアンケートに回答する
  • レビューサイト、アンケートサイト、投票サイトで回答する
  • 通販サイトでの購入時に、レビューを投稿する
  • 非公式に情報をまとめた、応援用のblog等(つまり、非公式情報blog等)の運営
  • 非公式に情報をまとめた、応援用のSNSアカウント(つまり、非公式情報bot)運営

アンケート回答やレビュー投稿も少しずつの積み重ねですから、地道にやってみましょう(二度目

なお少々話がズレますが、チケット購入の場合はこんな話も有ります。

みんなで書こうよ、ファンレター ~第六編・より良くする為に~
コラム:舞台チケットで役者を指名出来るなら、必ず相手を指名しよう

3-3.要望や意見は、問い合わせ窓口へ

人間、言いたい事の一つや二つは有るでしょう。

言いたい事が有る時、皆さんはどうしていますか?ウェブメディアの告知の投稿、演者や店舗の公式SNSアカウントへそのまま返信の投稿していませんか?

要望や意見を返信の投稿として送っては行けない、という決まりは有りません。

しかし考えてみて下さい。本来は直接、演者や店舗を運営する組織へ伝えるべき要望や意見をウェブメディアに対して返信の投稿をしても、ウェブメディアがいちいち伝えてくれるとは考えられません。

演者や店舗の公式SNSアカウントへ返信の投稿をする場合、返信の投稿を送るべき先が違っていたり、第三者から見て意味不明な乱雑すぎる文面を投げつけては、結果として営業妨害になってしまう事も考えられます。

ですので、演者の場合は所属事務所(マネージャー)や所属レーベル、編集部へ、店舗の場合は運営している組織の問い合わせ窓口から、内容を整えて要望や意見を送信しましょう。

なお問い合わせ窓口が存在しない場合は、相手がダイレクトメッセージを問い合わせ窓口として使っているか否か、調べてみて下さい。ダイレクトメッセージも使用出来そうにない場合は、仕方ないので返信を投稿する事を考えましょう。

返信の投稿の文面を考える時は、過去に記載したコラムも合わせて参照して下さい。

みんなで書こうよ、ファンレター ~第二編・一般事項~
コラム:相手はSNSで、何を思うのか?

みんなで書こうよ、ファンレター ~第二編・一般事項~
コラム:ファンは有名人の鑑?

みんなで書こうよ、ファンレター ~第五編・これに気を付けよう~
コラム:送付先は、本当にそこで良いのか?

3-4.やってはいけない事

3-4-1.画像、動画、ロゴの無断使用

自分が好きだからと

  • 自分のSNSアカウントのアイコンやヘッダー画像に、演者の写真を無断で使用
  • 動画サイトで無償公開されている動画を、無断で別の動画サイトへ転載
  • 店舗や企業のロゴを無断で使用して、アクセサリーを作る
  • 公式blogやSNSアカウントのスクリーンショット画像を無断で掲載

などの行動を、安易かつ目立つように行う方が居る様ですが、演者や店舗が明確に許可していないのに使用している場合、次のような問題点が考えられます。

スクリーンショット画像を貼り付けた場合、スクリーンショット画像を見て満足した人がわざわざ公式のblogやSNSアカウントへ立ち寄るとは考え辛く、結果としてアクセス数へ悪影響を及ぼしてしまう(≒需要が無いと誤解されて、公式のblogやSNSアカウントの規模が縮小してしまう)おそれが有ります。

ですからスクリーンショット画像を貼り付けるのではなく、公式のblogやSNSアカウントの感想をSNS上に投稿したい場合は、URLを併記しつつ「この辺りの文章or何枚目の写真が・・・」と投稿しましょう。

なお肖像権やパブリシティ権については根拠法令が無い為、直ちに触法行為だと断言する事は出来ませんが、民事訴訟を起こされるリスクを考慮すると、やはり避けた方が身の為ではないでしょうか?

kurume.vbest.jp

www.kaipat.com

では、具体的にどこまでがセーフなのか?という話になると思いますので、以下に参考となる文献を記載しておきます。

www.ldh.co.jp

3-4-2.価値観の押し付け

演者が結婚などいわゆる「ご報告」をすると、SNS上で仲の良い別の演者が祝福のメッセージを投稿したりしますが、その別の演者に向かって平然と「次に結婚するのは、貴方の番ですね!」や「いつ結婚するの?」などの返信の投稿を投げつける方が居ます。

悪気が有って書くのは論外ですが、悪気が無く相手の幸福を願うつもりだとしても、相手の価値観や尊厳を傷つけかねない行為ですので、上記のような文面の返信の投稿、いわゆる「ク●リプ」を投げつけるのは避けましょう。

幸せの形は人それぞれで有り、結婚や子供を持つ事を幸せだと考える人も居れば、そう考えない人も当然、存在します。相手が自らの考えを明示していないので有れば、自分とは正反対の考えを持っている可能性を考慮した方が良いと考えられます。

何かの冗談のつもりで返信の投稿するのだとしても、相手には「こちらの私生活を尊重する気が無い」と見えるかも知れない以上、冗談でも書いて大丈夫なのか、一歩立ち止まって考えてから投稿しましょう。

いずれにしても、自分の価値観を押し付けるような発言は避けるのが無難です。

3-5.非公式情報botの運営方法

SNS上の非公式情報botや、非公式に情報をまとめた応援用のblog等は、具体的にどんな運営方針で、何を書けばよいでしょうか?

絶対的な正解は有りませんが、応援したい演者が居る場合を例にすると

  • 複数の事務所やレーベルに所属、または複数の名義で活動している
  • 出演情報が、事務所やレーベル毎にバラバラに案内される
  • イベント出演情報が発表されているが、主要駅~会場間の交通手段が分かりづらい
  • 過去の出演作は誰でも編集可能なWikiシステムが公開されているが、裏付けが無かったり誤った情報が混ざっている、書式がバラバラで見辛い

という場合に・・・

  • 入門者向けの入口となる案内
  • 出演情報を一か所にまとめた一覧表
  • 主要駅からイベント会場までのアクセス方法の補足案内
  • 過去の出演作について、統一書式で根拠が有る正確な情報のみの一覧表
  • 出演作品やイベントに関わるレポート記事

こういった情報を投稿・提示する運用を行う、という方針が考えられるでしょう。

非公式に情報をまとめた応援用blogの作成例および、書式の例は、次の通りです。

numakura-works.hatenadiary.jp

numakura-works.hatenadiary.jp

SNS上で投稿する時の例は、次の通りです。

numakura-works.hatenadiary.jp

次は第四編「~同人活動宣伝編~」です。←続きはココをクリック

*1:Twitter(2023年現在はX)は公式見解だとSNSでは無いものの一般的にはSNSと認識される事が少なくないので、このblog上ではSNSとして扱う。