オススメ記事の一覧
このblogの主な記事は、以下になります。
1.「はじめての、イベント参加」シリーズ
全部で、第八編まで有ります。
2.「みんなで書こうよ、ファンレター」シリーズ
全部で、第七編まで有ります。
3.「SNSでの応援・宣伝方法」シリーズ
全部で、第四編まで有ります。
4.レポート記事
5.このblogの運営者について
以下の通りです。このblogの運営者が以前から運営しているウェブサイト(以下、ウェブサイトを本局、blogを支局と記載)は元々、ドリームキャスト用ウェブブラウザ専用の独自htmlタグの記述様式を残すために設立しました。
その後も、PC-9800シリーズやFM TOWNSシリーズなどの各種電算機を動態保存するにあたり、収集した資料および実験結果や、建築設備としての電気設備の資料および、計算書などを掲載しています。
ツイッターで、バズった時の体験談
ある日の事です。
当アカウントの中の人がツイッター上で、フォロワーへ向けて注意喚起するつもりで書いたツイートが何故かバズってしまう、という貴重な体験をしました。
ツイートは始め、フォロワーを中心に伸びていたので深くは気にしてませんでしたが、結果的に4,800回前後リツイートされ、6,000以上のいいねを頂く結果に。
一度としてバズる事を狙ってツイートした事は無かったので、青天の霹靂としか言いようがありません。
今回の記事は、バズった事に対する感想です。
1.どんな内容だったのか
当アカウントの中の人が保有するツイッターアカウント(試運転 (@shiuntenlos) | Twitter)のタイムライン上に、冷凍庫の電源プラグが抜けて電源が切断されてしまい、冷凍庫内の製品を廃棄する出来事に対し、平行プラグ*1は抜けてしまうのを防ぐ為に養生テープで固定して抜け止め措置を行い、延長コード同士を接続した部分はコード同士で縛って抜けないようにするべき、というツイートが流れてきました。
養生テープで固定する行為は、個人的には「危険性が有るのは分かるけど、やむを得ない場合って有るよね」と思う事、危険性を理解しつつ安全管理に努めて影で黙ってゴニョゴニョやる分には自己責任でどうぞ、と思っています。
しかし、ドヤ顔で「事故の危険性は一切ない、推奨されるべき正しい行為」みたいなツイートを安易に流布されてしまうと、流石に指摘せざるを得ないので、フォロワーだけは注意喚起する程度のつもりで、引用ツイートを投稿しました。
それがこちらのツイートです。
このような施設方法は「電気設備技術基準の解釈 第172条>及び、「内線規程3202-1」に違反しています。
— 試運転 (@shiuntenlos) 2021年5月31日
コードの被覆は弱く、電気火災の危険が高くなるので、良い子のみんなは絶対に止めましょう。 https://t.co/BAZWqHZ7Ih
指摘した内容については、この記事においては本題では有りませんので記載しませんが、指摘に関して詳細を知りたい方は本局の記事をご覧ください。
2.バズると、最初に何が起きるのか
2-1.高速で通過していく通知
まず、通知が物凄い勢いで流れていきます。
大抵は一個ずつ出るのではなく「誰々さん他20人があなたのツイートをいいねしました」の様にまとめて出るので、わざわざ遡って調べようとか、読みに行こうとか、そういう事は早晩諦めるしか無くなります。
また、ツイートに対してリプライが来てそれに反応する場合、通知の流れがあまりにも速く、どうしても「相互フォロー>フォロワー>それ以外」の様な優先順位を付けて、リプライに対する返信の投稿などするしか有りません。*2
なお、今まで何の接点もなかったアカウントへ返信しても、数時間後にやり取りした内容どころか、やり取りした事自体を全くと言って良いレベルで覚えていない事は意外に感じました。
コラム:有名人へリプライしても、相手はそれを読むのか
今回バズってみて、フォロワーが少なくてもバズった時や、元々フォロワーが多い場合、リプライに関して返信の優先順位を付けるしかない事や、普段は対して接点のないアカウントとのやり取りはほぼ覚えていない可能性が高い、という事が実際の感覚としてよく理解できました。
机上の知識としては理解しているつもりでしたが、実際に体験してみると理解度は変わってきますね。
今回の事から、例えば、有名人に対しSNSで想いを伝えようと感想を一生懸命リプライした所で、期待する様な効果は得られない(リプライ自体を見てない事さえ有り得る)可能性の方がずっと高い、という想定は正しいのではないか、と思うに至りました。
もし仮に、有名人へ何かの想いを伝えたい場合、やはりファンレターを書くのが一番良いのではないでしょか?書く時の体裁が分からない、という方でも書けるようになる記事が有りますので、案内しておきます。
2-2.インプレッション数やアクセス数
感覚的な話になりますが、ツイートがバズったらとても瞬間的な爆発力が有ります。
該当するツイートだけでも115万回以上のインプレッション数が有ったほか、「本局」と呼んでいるウェブサイト(試運転の資料館)や「支局」と呼んでいるこのblogのアクセス数も、普段から常駐している掲示板*3に何かネタを投稿した時や、検索サイトで検索結果へ表示される様になった時とは違う、急激な変化が有りました。
3.リツイートが広まると、起きる事
3-1.やはり飛んできた「ご意見」
当アカウントの中の人は、ツイッターの通知は普段から自分好みの設定にしてあるので大丈夫でしたが、通知がドンドン流れていくさまを眺めながら、人によっては通知が連続するとミュートしなくなるよな、バズった内容(例えば、いわゆる炎上の状態)によっては怖くなるだろうなぁ、と思いました。
そして古からの言い伝えの通り、リツイート数がある程度まで到達すると、様々な「ご意見」が飛んでくる様になり、内容としては主に
- 賛成
- 反対
- 部分的に賛成または反対
- そのほか
に、分類される様でした。
賛成にしても反対にしても、やたらとロック式コンセントを推す人が多かったのは印象に残りました。なお、ここで言うロック式とは、おそらく抜止コンセントの事を言いたかったのではないかと思われます。*4
Panasonic株式会社 埋込抜け止め接地ダブルコンセント(WN1162)
ちなみに、似たような物として引掛接地2Pのようなコンセントも有ります。*5
Panasonic株式会社 接地2P15A引掛埋込ダブルコンセント(WF2312W)
ご意見の中には、人格攻撃と取れるような所謂ク●リプの体裁で書かれた引用ツイートも有りましたが、これも古からの言い伝えの通り、文章を読まない(読めない?)状態で、意図を理解していない事が丸分かりの文面を投げつけられる、という原則を踏襲していたからか、妙に感動したのを覚えています。*6
ちなみに感動した事は覚えていても、相手がどの様なアカウントだったのか、具体的な文面がどのような物だったのか、までは覚えていません。
3-2.勘違いもされる
変わったところでは、バズったツイートよりも少し前にこのようなツイートをしていた為か、当アカウントの中の人を職人(電工)だと勘違いした方もいらっしゃった様ですが、残念ながら全く別の事をしています。*7
人間はちょっとした事でも、思い込みや勘違いをするんだな、という教訓になりました。
・敵を倒す装備は、ヘルメット、作業着(長袖限定)、安全靴(鉄心入り)、墜落制止用器具(フルハーネス二丁掛)が必須
— 試運転 (@shiuntenlos) 2021年5月27日
・魔王を倒すチームは、技能講習が済んでる作業主任を選任し、下っ端は特別教育が必要
・魔王を倒す前に、必ず安全衛生協議会やKY活動を実施する#大人向けのダークなドラクエ
4.宣伝効果とその教訓
バズった事を有効活用しようと思い、せっかくなので薄い本の宣伝もしてみました。しかし、結果的には売上に目立つ影響を与えられませんでした。
おそらくですが、スポット的にバズっただけなので人々に認知させるほどの効果がなかった、バズった内容と薄い本の内容がズレている、宣伝ツイートをぶら下げるのが遅れた、というのが、売り上げへ繋がらなかった大きな理由だと思われます。
この教訓から想定できるのは、次の事です。
- 自己紹介欄はひと目で何のアカウントなのか、整理しておく
- ウェブサイトやblogへのリンクを分かりやすくしておく
- 固定ツイートの内容が古くなりすぎない様、定期的に更新する
- 固定ツイートの内容が間違っている場合、必ず訂正しておく
- 投稿は、フォロワーが楽しむ(興味を引く、共感を得られる)事を第一に考える
- 投稿の冒頭や目立つ位置に、強く誘引できる強烈なキャッチコピーなどを入れる
- フォロワーに有益な情報(例えば、専門家のワンポイントアドバイスなど)の投稿
- 四コマ漫画は、ベタでも誰もがドキドキするような展開、予想外のオチを考える
- 時事や流行のネタへ(フォロワーやそれ以外からも共感を得られる形で)乗っかる
- 同じ内容を複数のSNSへ投稿する時は、SNS毎の雰囲気を掴んでやり方を変える
- バズった時は、直ぐに内容を厳選した宣伝の投稿をぶら下げる
SNSの投稿から売上へ繋げるには、先述した内容を日頃から準備しつつ、さらに安定的にバズらせる体制を整えながら、その後へ続く物(インターネット通販へのウェブサイトの案内など)もきちんと用意しておかないと始まらない、という事なのでしょう。今回は滅多にない事でしたので、貴重な経験になりました。
ちなみに、宣伝した物はこちらになります。カビと湿度の関係性やその対策を記載した薄い本や、FDDのジャンパスイッチの設定集です。
興味がある方は、是非とも宜しくお願い致します(宣伝)
5.最後に
普段から「本局」と呼んでいるウェブサイト(試運転の資料館)や「支局」と呼んでいるこのblogだけではなく、ツイートも文面には極力注意して投稿していますが、今回、ツイートが意図せずバズった事により、文面に注意する事の重要性を再認識しました。
ちなみに、どの様に注意しているのかはこちらの記事を参考にしてください。
*1:おそらく、一般的に見かけるJIS C 8303に規定された、2P15A125Vの差込プラグの事を言いたかったのだと思われる
*2:フォロワーどころか、今まで何の接点もなかったアカウントからリプライが来ても、相手のアカウントをよく知らないので返信するほど興味を持てなかったり、関わりを持とうという気持ちになり辛いのも有る
*3:当アカウントの中の人は、とある個人が運営されている掲示板に常駐している
*4:配線器具はパナソニック株式会社以外に、神保電器株式会社、東芝ライテック株式会社、株式会社明工社などが製造している
*5:引掛形の様な配線器具は、アメリカン電機株式会社の製品の方が有名だと思われる
*6:一般的に、真性のクソリプが飛んでくると果てしなく消耗する、と聞いていたが、当アカウントの中の人はどういう訳か謎の感動に包まれた。
*7:現場出身では無いどころか、電気に関して正規の教育を受けた事さえ一度も無い。全て独学である。このような人間が電工を名乗ったら、流石に各方面から怒られるのではないだろうか?
SNSでの応援・宣伝方法 ~第四編・同人活動宣伝編~
この記事は、当アカウントの中の人がSNS上で非公式情報botを運営していた頃に、個人的に定めていた基準と、同人活動で得た知見をいくらか汎用的な内容に再編して、公開したものです。SNSをもっと活用しませんか?
1.概要
1-1.記事の構成について
全ての事項を一度に書こうとすると大変な文章量になってしまって、読み辛くなってしまう事がわかりきっているので、以下の通り、合計で四編に分けて公開します。
第一編・概要
第二編・共通事項編
第三編・応援、非公式情報bot編
第四編・同人活動宣伝編←現在開いているのは、この記事です。
1-2.はじめに
今回の記事は、第三編ではSNS上でお気に入りの演者や店舗を応援したい時、さらに言えば演者の非公式情報botを運営したい時に押さえておいた方が良い事項、第四編では同人活動の宣伝で使えそうな事項、第二編では両方に共通する事項を記載します。
記事内では、Twitter*1を前提として記載していますが、他のSNS(FacebookやInstagramなど)でも、ある程度は有効だと考えられます。
4.同人活動の宣伝
ここからは、同人活動の宣伝に関わる事項を記載します。
なお同人活動でいわゆる二次創作を行っている場合、権利保持者(一次制作者)側で使用しているハッシュタグは、規約などで使用可能と明言されていない限り、使用できないと考えましょう。明言されていないにも関わらず安易に使用してしまうと、第三者から見て「公式と非公式の見分けが付かない」という形で、営業を妨害してしまいます。
4-1.新作を宣伝したい時
4-1-1.宣伝の時期
新作に関する宣伝・告知の投稿は、公開日まで日数が多すぎると新作を忘れ去られ、直前すぎるとうまく拡散しなかったり、気が付かない人が出やすくなるジレンマが有ります。
具体的根拠を問われると困りますが、
- 公開の一か月から一週間程度前に、SNS上で新作を発表
- 宣伝文の投稿は、一週間前から開始
- 一週間程度前から四日前までは、一日あたり一回、宣伝文を投稿
- 三日前から当日朝までは、一日あたり二回から三回、宣伝文を投稿
というのが、一つの目安になるのではないでしょうか。この時、多くの人の眼に触れる可能性を上げる為に、投稿する時間帯はランダムにするとより望ましいと考えられます。
SNS上で新作に関する宣伝の投稿は、文章の先頭に【新作】や【宣伝】などの符号を入れると、宣伝を初めて見る人は判断しやすくなります。過去の作品が有る場合は、新作と共に過去作を宣伝するのも一つの方法です。
4-1-2.宣伝の内容
作品、特に新作に関する宣伝の投稿は、
- タイトル
- 設計意図の伝達(どういう物なのか、目的や使い方、対応機種)
- 大きさ、ページ数
- 価格(手数料や消費税がかかる場合は、それの有無)
上記の事項は押さえつつ、「2-1.文章は簡潔明瞭に」の通り、必要な情報を最小限の労力で受け取ってもらえる体裁で宣伝しましょう。
文章のみだと投稿を見逃されてしまう可能性が高いので、パッケージや表紙、お品書きを記載した画像と共に投稿すると良いのではないでしょうか。探す側の人間が手間をかけずにアクセスできる(=途中で諦めない)様、特定の投稿を固定できる機能(例えば、Twitterの固定ツイート機能)を活用すると、なお良いと考えられます。
余談ですが、取扱説明や実際の使い方も簡潔明瞭に説明した方が良いですが、そもそも説明は読まれない・使い方を理解しないまま使い始める人が多い、という事を前提に対策を考えましょう。
4-1-3.画像を投稿する時に気を付けたい事
SNSの投稿で画像を添付する場合、
- SNS使用者の多くがスマートフォンで閲覧している
- スマートフォンでSNSにアクセスすると、画像はサムネイルの様に表示されるなどして、一度、画像をタップしないと全体が見れない
- そのような状況では、わざわざ画像を全体表示させて中身を見る人は思いのほか少ない
などの特徴を理解して、スマートフォンではタップする事なく、PCではクリックする事なく、内容を全て見れる様な解像度やアスペクト比、文字大きさの画像を投稿しましょう。
Twitterの場合、アスペクト比は16:9、文字大きさは80級以上とするのが良いという説が有りますが、Twitterに限らずSNSでの画面上表示の仕様はいつ、どの様に変わるか分からないので、その都度、自分のスマホを使って表示試験をした方が良いと思われます。
また、画像を事前に準備する時は枚数が多い方が良いですが、一度に投稿する枚数は出来るだけ抑えましょう。一度に大量の画像を投稿しても、伝えたい事項がぼやけてしまいがちです。
なお、この事に関する参考文献を上げておきます。
4-1-4.プレスリリースを出す場合
プレスリリースを出す場合、あるWebメディアによると「新作発表・発売日発表・発売の3要素が記事化しやすいトピック」なのだそうです。
3要素を考慮すると、事前にプレスリリースの下書きを作成しておき、適切な時期が来たら各社の担当者へ連絡すると良いのではないでしょうか。
どのくらいの時期に各社の担当者と連絡を取ればよいのか、については、それぞれの企業ごとに事情が異なると思われますので推測するしか有りませんが、例えば「各メディアで新作に関わる記事が、発売からどのくらい前に公開されているか」を調査して一覧表などへ整理してみると、プレスリリースの送信予定を逆算する手掛かりになるかも知れませんね。
紹介した記事の中で視認性の問題が指摘されていますが、記号や文字、色や形状の視認性に関わるポイントは、本局で公開している「サイン計画の謎」を参照して下さい。
この事に関する参考文献を挙げておきます。
4-2.特設のblog等を準備する
宣伝の予定や内容の組み立て方を掴めたら、新作の発表や公開の直前に慌てずに済むよう、お品書きを掲載する為の特設のblog等を早いうちから準備*2しておくと良いでしょう。この時、過去の作品に関する記事が有る場合は、それも整理して下書きを準備しておきます。
特設のblog等を作る場合は「4-1-2.宣伝の内容」の通り、目次からアクセスしやすいようにしましょう。
4-3.作成期間
新作として発表予定の作品(同人誌や同人ハードウェアなど)の作成を始めたら、定期的に進捗状況をSNSへ投稿しましょう。
この段階では、必要以上に時間を割いたり無理して長文を投稿する必要はなく、文章を書かずにスクリーンショットの一部を切り取った画像を貼り付けたり、「全体作業の何割ぐらい」程度の言葉を添えるくらいでもOKです。
第三者から見て作成状況が分からないと、本当に進んでいるのか分からず、作品の入手を考えていた人が忘れてしまったり、予算に組み込む事を諦めてしまうかも知れません。ですから、少しずつ進んでいる事だけは公表しておきましょう。
そして、状況によってはこのタイミングで体験版を公開し、体験版での意見をフィードバックすると良いでしょう。
4-4.原稿や基板設計の終了時
新作が紙ベースの同人誌、ハードウェアの様に物理的な物の場合、印刷発注や基板製造の委託に関する手続きが完了したら、その旨を投稿します。自宅で量産する場合は、ある程度の量産が完了してから投稿しても良いでしょう。
4-5.新作公開の一週間前
この時期になったら、事前に準備した特設のblog等にもお品書きを掲載すると共に、過去の作品についても参照しやすいように画像や別記事へのリンクなどを掲載し、SNSでの宣伝投稿時に特設のblog等へアクセスしやすい様、案内すると良いでしょう。
ただし使っているSNSによっては、URLを直接投稿すると投稿した内容が拡散しにくくなる(正確な理由は不明ですが、おそらくSNS運営側の囲い込み戦略の影響と思われます)と言われている事も有るので、例えばプロフィール欄にURLを掲載して、宣伝投稿ではプロフィール欄からアクセスできる旨を書いておく方法も、投稿に対する反応を見ながら比較・検討しましょう。
なお、プレスリリースを送信している場合はメディア側で記事を公開する時間との整合性に注意します。特に発表や公開の日時を打ち合わせて段取りを決めている場合、自分で管理している特設のblog等は予約投稿の機能なども活用して、投稿日時を間違えない様にしましょう。
4-6.新作公開の三日前から当日
一週間前から投稿している宣伝は、頻度を少し上げて一日に二~三回程度とします。時間帯は今まで同様ランダムにした方が、多くの人の眼に触れる可能性を上げる事が出来るのではないでしょうか。
4-7.イベントに申し込んだ時
何かの同人イベントへサークル参加する為に申し込んだら、その旨をSNSへ投稿しましょう。抽選の場合は、申し込んだ時点での報告と、当選または落選の通知が有った時の報告を投稿します。
サークル参加出来る事が確定した後の宣伝では、宣伝文またはSNSアカウント名の後ろに、サークル名やイベント名、スペース配置番号(スペース配置番号は確定してからでOK)なども記載しましょう。
どの項目を記載するのかは、一般参加者がどのようにしてサークルを探すのかを考えて、以下も参考に決定してください。
この後は、「4-1.新作を宣伝したい時」を参考に、計画を立てて行きます。
4-8.サークルカット
イベント主催者が用意するであろう公式ウェブサイトやパンフレット(カタログ)に関し、サークルカットやサークルに関する紹介文、宣伝の文章作成は怠らずに行いましょう。
この段階でサークルカットや宣伝の文章を作成しておけば、イベント直前になって行うSNSや特設のblog等への宣伝の投稿で流用する事も可能です。(要は、コピペできる)
特設のblog等を公開する場合は、サークルカットの作成と同時並行で「4-2.特設のblog等を準備する」に沿った作業も行いましょう。
4-9.イベントの二週間以上前
この時期は「4-3.作成期間」から「4-6.新作発表の三日前から当日」までを参考に、進捗状況をSNSへ投稿しましょう。
余談ですが、イベント主催者のイベントに関する投稿はタイミングを見計らって、リツイートしておくと、より雰囲気が出て良い効果が有る・・・かも知れません。
4-10.イベントの当日
当日、スペース設営が終了したらそれを投稿しましょう。そうする事で、一般参加者はサークル参加者が確実に居て、新作を手に出来る可能性が有る事を知る事が出来ますし、新作の事をウッカリ忘れていた人が思い出すかも知れません。
イベント毎に異なるので一概には言えませんが、スペース内にポスターを掲示する事が可能な場合、SNSなどの告知でも使用した画像を使ってポスターを作って掲示しておくと、一般参加者には目印となり、スペースに寄ってくれる可能性が上がります。
4-11.イベントの後日
イベント終了後に委託する予定が有る場合は、その事を忘れずに投稿しましょう。委託販売が開始になったら、宣伝と共に委託先企業のウェブサイトURLの掲載をお忘れなく。
非公式に情報をまとめた応援用blogの作成例
この記事は、「SNSでの応援・宣伝方法 ~第三編・応援、非公式情報bot編~」で掲載している、非公式に情報をまとめた応援用blogの作成例および、書式の例を記載しています。
1.概要
この記事は、●×▲■ さんに関する、お仕事情報を整理する為の非公式な記事です。ご本人様ほか関係各所様とは一切関係ございません。
2.公式ウェブサイトのご案内
●×▲■ さんの所属事務所の公式ウェブサイト、公式blog等を紹介します。
2-1.所属事務所
2-2.オフィシャルサイト
2-3.公式ツイッターアカウント
是非とも、フォローと積極的なRT・いいね・リプ(notクソリプ)をお願い致します。
2-4.公式インスタグラムアカウント
2-5.公式blog
2-5-1.公式blog
2-5-2.旧公式blog(2015年3月に移行する以前のblog)
2-6.公式LINEアカウント
公式blogの更新情報等の配信が行われています。話しかけると自動で面白い答えが返ってくる仕様です。
2-7.公式ファンクラブ(スマートフォンのみ)
公式ファンクラブが開設されており、上記に挙げた公式blogでは読む事が出来ないあんな話とか、見る事が出来ないこんな写真やそんな動画を見る事が出来たり、また、FC限定でライブチケットの先行抽選が行われています。
3.出演作について
3-1.出演作の一覧表
出演が発表された場合に、その都度、公式のblogまたはツイッターアカウント等より案内があります。非公式に作成している出演作の一覧はこちらになります。
非公式に作成した、●×▲■さん出演作の一覧(あいうえお順、または年代順)
3-2.レポート記事
出演した作品やイベントに関する代表的なレポート記事は、こちらになります。順不同です。
4.ソロアーティスト活動について
4-1.楽曲の一覧表
ソロアーティスト名義の楽曲は、以下をご確認ください。2015年4月に活動を発表・同年8月に1stシングルを発売しました。
非公式に作成した、●×▲■さん名義の楽曲(公式Youtube等への案内)
4-2.ディスコグラフィー
CDやライブBlu-ray Discなどを購入可能です。楽曲の配信サイトの案内も行っています。
4-3.グッズ類の通信販売
5.そのほか
大した内容では有りませんが、●×▲■ さんに関するトピックも紹介しています。
6.公式ウェブサイト等へのリンクについて
当blogにおける公式ウェブサイト等へのリンクの考え方は、本局に掲載している「免責事項、商標等の扱いについて」を準用しますので、そちらをご覧ください。
SNSでの応援・宣伝方法 ~第三編・応援、非公式情報bot編~
この記事は、当アカウントの中の人がSNS上で非公式情報botを運営していた頃に、個人的に定めていた基準と、同人活動で得た知見をいくらか汎用的な内容に再編して、公開したものです。SNSをもっと活用しませんか?
1.概要
1-1.記事の構成について
全ての事項を一度に書こうとすると大変な文章量になってしまって、読み辛くなってしまう事がわかりきっているので、以下の通り、合計で四編に分けて公開します。
第一編・概要
第二編・共通事項編
第三編・応援、非公式情報bot編←現在開いているのは、この記事です。
第四編・同人活動宣伝編
1-2.はじめに
今回の記事は、第三編ではSNS上でお気に入りの演者や店舗を応援したい時、さらに言えば演者の非公式情報botを運営したい時に押さえておいた方が良い事項、第四編では同人活動の宣伝で使えそうな事項、第二編では両方に共通する事項を記載します。
記事内では、Twitter*1を前提として記載していますが、他のSNS(FacebookやInstagramなど)でも、ある程度は有効だと考えられます。
3.応援や、非公式情報botの運営
次に、応援したい時や非公式情報botを運営したい時に押さえておいた方が良い事項ですが、SNS特有と考えられる事項についてはこの記事に掲載します。SNS特有では無い一般的と考えられる事項については「みんなで書こうよ、ファンレター」シリーズに記載していますので、そちらを参照して下さい。
- 「みんなで書こうよ、ファンレター」シリーズの一覧
第一編・概要
第二編・一般事項
第三編・基本的な作り方
第四編・本文の書き方
第五編・これに気を付けよう
第六編・より良くする為に
第七編・プレゼントの選び方
3-1.投稿に反応しよう
応援したい演者や店舗は勿論、ウェブメディアなどで自分のお気に入りの演者や店舗に関する記事が公開された時、そして記事をウェブメディアの公式SNSアカウントが告知した時、どんな反応をしていますか?
何もしないけど読む方、お気に入り登録をする方など、様々だと思います。
しかし!
応援したい演者や店舗が有るのであれば、Twitterの場合はウェブメディアの告知ツイートを、リツイートと引用リツイート、さらにお気に入り登録もして、余裕が有れば記事に対する感想のリプライもしてみて下さい。
なぜこのような事を書くのか。それには理由が有ります。あるウェブメディアの関係者は、次のように述べています。
これ大事なのですが、例えば出演者告知ツイートの伸び方や、番組動画の再生回数は、思っている以上にメーカーの中の人が気にしてます。だから、応援してる演者さんの何かが公開されたら、RT、いいね、喜びのリプなどしてください。でないと、「あ、この人呼んでも意味が無いんだ」となって終わるので。
— ねこさん(とり) (@0tasaka) 2018年2月23日
ちなみに僕がやってるようなwebメディアも同様で、丸一日使って取材したイベント記事が少ないRTで終わると、次回からは行かなくていいイベント・演者さんなんだなってなります。だから、読んだだけでなく、拡散・感想を投稿することが大事。皆さん見てます、中の人も、それこそ演者さんご自身も。
— ねこさん(とり) (@0tasaka) 2018年2月23日
逆にめっちゃ反響があった(数字じゃなくて、お客さんの熱がある連ツイとかでも)ものは、何としても同じ演者さんに出てほしいし、同じイベント取材させてほしいってなるし、結果的にファンはさらにその人を見られる機会が増えるので良いことずくめなはず。さぁ恥ずかしがらずに拡散・宣伝だ!!
— ねこさん(とり) (@0tasaka) 2018年2月23日
あと、公式アカウントや、記事が掲載されたTweet宛に反応リプライするのも良きです。中の人も人間なので嬉しいし、「そういえばあの人があんなに喜んでたからなぁ…また喜んでくれるかな…」という心情が働くので。
— ねこさん(とり) (@0tasaka) 2018年2月25日
連ツイの反応を見ていると、皆さん公式やご本人に直リプを送るのをためらっているようですが…簡単なもので良いんです。
— ねこさん(とり) (@0tasaka) 2018年2月25日
「最高でした!」「ゲスト出演嬉しい!」「今日もかわいい!」などなど。あーだこーだ考えると疲れてしまうと思うので、
画像上がった→「はい天使!」
くらいの勢いでどうぞ…。
引用リツイートもリプライも、たった一言でも大丈夫です。なおリツイートする際、「2-2.投稿する時間帯」で記載した内容を応用し、少し時間を置いてからリツイートする作戦も考えられるでしょう。
投稿に反応した場合、周りへの宣伝効果が得られるかも知れませんし、何の効果も得られないかも知れません。が、殆ど確実な事として言えるのは「何もしなかったら、何も起きない」、「少しずつの積み重ねだから、直ぐには効果を実感できない」という事です。
行動した結果、想像以上の宣伝効果を得て結果的に相手も自分も、末永く楽しむ形などで利益を拡大出来たり、もう一歩進んでトークイベントやコラボイベントのようなものが実現、という日を夢見て、地道にやってみましょう。
3-2.アンケートやレビュー投稿も積極的に
演者や制作スタッフにアンケートを行ったという記事*2によると、次のような事も応援の方法として有効な様です。
- 公式ウェブサイトのアンケートに回答する
- レビューサイト、アンケートサイト、投票サイトで回答する
- 通販サイトでの購入時に、レビューを投稿する
- 非公式に情報をまとめた、応援用のblog等(つまり、非公式情報blog等)の運営
- 非公式に情報をまとめた、応援用のSNSアカウント(つまり、非公式情報bot)運営
アンケート回答やレビュー投稿も少しずつの積み重ねですから、地道にやってみましょう(二度目
なお少々話がズレますが、チケット購入の場合はこんな話も有ります。
みんなで書こうよ、ファンレター ~第六編・より良くする為に~
コラム:舞台チケットで役者を指名出来るなら、必ず相手を指名しよう
3-3.要望や意見は、問い合わせ窓口へ
人間、言いたい事の一つや二つは有るでしょう。
言いたい事が有る時、皆さんはどうしていますか?ウェブメディアの告知ツイート、演者や店舗の公式SNSアカウントへそのままリプライしていませんか?
要望や意見をリプライとして送っては行けない、という決まりは有りません。
しかし考えてみて下さい。本来は直接、演者や店舗を運営する組織へ伝えるべき要望や意見をウェブメディアに対してリプライしても、ウェブメディアがいちいち伝えてくれるとは考えられません。
演者や店舗の公式SNSアカウントへリプライする場合、リプライを送るべき先が違っていたり、第三者から見て意味不明な乱雑すぎる文面を投げつけては、結果として営業妨害になってしまう事も考えられます。
ですので、演者の場合は所属事務所(マネージャー)や所属レーベル、編集部へ、店舗の場合は運営している組織の問い合わせ窓口から、内容を整えて要望や意見を送信しましょう。
なお問い合わせ窓口が存在しない場合は、相手がダイレクトメッセージを問い合わせ窓口として使っているか否か、調べてみて下さい。ダイレクトメッセージも使用出来そうにない場合は、仕方ないのでリプライする事を考えましょう。
リプライの文面を考える時は、過去に記載したコラムも合わせて参照して下さい。
みんなで書こうよ、ファンレター ~第二編・一般事項~
コラム:相手はSNSで、何を思うのか?
みんなで書こうよ、ファンレター ~第二編・一般事項~
コラム:ファンは有名人の鑑?
みんなで書こうよ、ファンレター ~第五編・これに気を付けよう~
コラム:送付先は、本当にそこで良いのか?
3-4.やってはいけない事
3-4-1.画像、動画、ロゴの無断使用
自分が好きだからと
- 自分のSNSアカウントのアイコンやヘッダー画像に、演者の写真を無断で使用
- 動画サイトで無償公開されている動画を、無断で別の動画サイトへ転載
- 店舗や企業のロゴを無断で使用して、アクセサリーを作る
- 公式blogやSNSアカウントのスクリーンショット画像を無断で掲載
などの行動を、安易かつ目立つように行う方が居る様ですが、演者や店舗が明確に許可していないのに使用している場合、次のような問題点が考えられます。
- 著作権法 第十八条から第二十条の著作者人格権の侵害
- 同法第二十一条の複製権の侵害
- 同法第二十三条の公衆送信権の侵害
- 商標登録している場合は、商標の侵害
- 肖像権やパブリシティ権に関わるトラブルの発生
- 公式のblogやSNSアカウントのアクセス数へ悪影響
スクリーンショット画像を貼り付けた場合、スクリーンショット画像を見て満足した人がわざわざ公式のblogやSNSアカウントへ立ち寄るとは考え辛く、結果としてアクセス数へ悪影響を及ぼしてしまう(≒需要が無いと誤解されて、公式のblogやSNSアカウントの規模が縮小してしまう)おそれが有ります。
ですからスクリーンショット画像を貼り付けるのではなく、公式のblogやSNSアカウントの感想をSNS上に投稿したい場合は、URLを投稿しつつ「この辺りの文章or何枚目の写真が・・・」と記載しましょう。
なお肖像権やパブリシティ権については根拠法令が無い為、直ちに触法行為だと断言する事は出来ませんが、民事訴訟を起こされるリスクを考慮すると、やはり避けた方が身の為ではないでしょうか?
では、具体的にどこまでがセーフなのか?という話になると思いますので、以下に参考となる文献を記載しておきます。
3-4-2.価値観の押し付け
演者が結婚などいわゆる「ご報告」をすると、SNS上で仲の良い別の演者が祝福のメッセージを投稿したりしますが、その別の演者に向かって平然と「次に結婚するのは、貴方の番ですね!」や「いつ結婚するの?」などのリプライを投げつける方が居ます。
悪気が有って書くのは論外ですが、悪気が無く相手の幸福を願うつもりだとしても、相手の価値観や尊厳を傷つけかねない行為ですので、上記のような文面のリプライ、もとい真性のクソリプを投げつけるのは避けましょう。
幸せの形は人それぞれで有り、結婚や子供を持つ事を幸せだと考える人も居れば、そう考えない人も当然、存在します。相手が自らの考えを明示していないので有れば、自分とは正反対の考えを持っている可能性を考慮した方が良いと考えられます。
何かの冗談のつもりでリプライするのだとしても、相手には「こちらの私生活を尊重する気が無い」と見えるかも知れない以上、冗談でも書いて大丈夫なのか、一歩立ち止まって考えてから投稿しましょう。
いずれにしても、自分の価値観を押し付けるような発言は避けるのが無難です。
3-5.非公式情報botの運営方法
SNS上の非公式情報botや、非公式に情報をまとめた応援用のblog等は、具体的にどんな運営方針で、何を書けばよいでしょうか?
絶対的な正解は有りませんが、応援したい演者が居る場合を例にすると
- 複数の事務所やレーベルに所属、または複数の名義で活動している
- 出演情報が、事務所やレーベル毎にバラバラに案内される
- イベント出演情報が発表されているが、主要駅~会場間の交通手段が分かりづらい
- 過去の出演作は誰でも編集可能なWikiシステムが公開されているが、裏付けが無かったり誤った情報が混ざっている、書式がバラバラで見辛い
という場合に・・・
- 入門者向けの入口となる案内
- 出演情報を一か所にまとめた一覧表
- 主要駅からイベント会場までのアクセス方法の補足案内
- 過去の出演作について、統一書式で根拠が有る正確な情報のみの一覧表
- 出演作品やイベントに関わるレポート記事
こういった情報を投稿・提示する運用を行う、という方針が考えられるでしょう。
非公式に情報をまとめた応援用blogの作成例および、書式の例は、次の通りです。
次は第四編「~同人活動宣伝編~」です。←続きはココをクリック
SNSでの応援・宣伝方法 ~第二編・共通事項編~
この記事は、当アカウントの中の人がSNS上で非公式情報botを運営していた頃に、個人的に定めていた基準と、同人活動で得た知見をいくらか汎用的な内容に再編して、公開したものです。SNSをもっと活用しませんか?
1.概要
1-1.記事の構成について
全ての事項を一度に書こうとすると大変な文章量になってしまって、読み辛くなってしまう事がわかりきっているので、以下の通り、合計で四編に分けて公開します。
第一編・概要
第二編・共通事項編←現在開いているのは、この記事です。
第三編・応援、非公式情報bot編
第四編・同人活動宣伝編
1-2.はじめに
今回の記事は、第三編ではSNS上でお気に入りの演者や店舗を応援したい時、さらに言えば演者の非公式情報botを運営したい時に押さえておいた方が良い事項、第四編では同人活動の宣伝で使えそうな事項、第二編では両方に共通する事項を記載します。
記事内では、Twitter*1を前提として記載していますが、他のSNS(FacebookやInstagramなど)でも、ある程度は有効だと考えられます。
2.共通事項
2-1.文章は簡潔明瞭に
感想の場合は文章が多少長くても問題ありませんが、第三者へ宣伝する意図が有る文章を投稿する時は、とにかく簡潔明瞭な文章を心がけましょう。
特にSNSでは文章が長いほど読まれない傾向が有るので、一つの長い文章にするのではなく
- 内容を一言にまとめたキャチコピーを作る
- 箇条書きにする
- 階層を作り、上位から順番に種目、科目、細目と分類して整理
- 余りにも複雑ならば、図面や表を提示する
など、必要な情報を最小限の労力で受け取ってもらう工夫が大切です。
なお、余りに範囲が狭い内輪ネタをやると、第三者からは意味不明な状態になり、文章が読まれなくなります。またウケ狙いのネタも、条件次第ではスベるどころか炎上して逆効果ですので、これも気を付けましょう。
2-2.投稿する時間帯
文章を投稿する時間帯ですが、自分のタイムライン上でリツイートや、いいねボタンを押されやすい時間帯を狙いましょう。「時間帯なんて分からない」と言われてしまいそうですが、タイムラインを暫く観察していると、例えばフォロワーが出没しやすかったり、自分がフォロワーへリプライを投稿する事が多い曜日や時間帯が見えてくるので、そこを狙います。
SNSによっては、ユーザーがアクティブな曜日や時間帯を解析するツールも有りますので、有効活用しましょう。
2-3.SNSと、blogやウェブサイトとの組み合わせ
SNS上へのみ文章を投稿しても良いですが、早々にログが流れてしまい効果が薄まる点には注意が必要でしょう。拡散スピードが多少抑えられても、ある程度長い期間の効果を期待したいならば、SNSでの投稿後にblogやウェブサイト(以下、blog等)へ貼り付けて内容をまとめる、はじめからblog等に投稿し更にSNS上で「更新しました」と投稿する、等の対策も同時に実行します。
blog等を作る場合は、手始めに掲載内容を箇条書きにした上で、上位の階層から順に種目、科目、細目と分類してタイトルを作成し、blog等の先頭に作った目次から各タイトルへアクセス出来る様にしましょう。こうする事で、目次で掲載内容の大まかな概要を把握しながら、種目、科目、細目の中に書いて有る文章で細かい情報を把握しやすくなります。
2-4.ハッシュタグ
SNSやblog等で宣伝の為に投稿する文章には、応援したい演者や店舗の名前を記載した上で、ハッシュタグを活用すると効果的です。特に、検索エンジンなどで検索するという行為は行わずにハッシュタグを辿って探す、という人々*2*3へ宣伝したい場合は、ハッシュタグの活用は必須と言えるでしょう。*4
なおTwitterの場合、拡散したいからと言って自分のアカウント名に作品名を入れるのはオススメしません。理由は、興味を持ち始めた第三者が作品名で検索した時に、無関係なツイートばかり引っかかる(アカウント名で引っかかってしまっている)状態になり、興味を失って撤収する確率が上がる為です。
次は第三編「~応援、非公式情報bot編~」です。←続きはココをクリック
*1:Twitterは公式見解だとSNSでは無いものの一般的にはSNSと認識される事が少なくないので、このblog上ではSNSとして扱う。
*2:「検索したら、SEO対策されているだけで何の関係も無いウェブサイトばかり引っかかる」というのでは、ハッシュタグしか使わない層が出来るのは当たり前である。
*3:検索エンジンの場合、検索オプションを使いこなせば不要なウェブサイトを弾いて探せるが、そのような技術を持っている人は少数派である
*4:ハッシュタグの概念は新しいものの様に思うかも知れないが、実際には95年にSage Weil氏とTroy Griffith氏が作成し、日本国内では主に90年代後半から00年代初頭にかけ使われていた、ウェブリングというシステムに似ている部分が有る。
SNSでの応援・宣伝方法 ~第一編・概要~
この記事は、当アカウントの中の人がSNS上で非公式情報botを運営していた頃に、個人的に定めていた基準と、同人活動で得た知見をいくらか汎用的な内容に再編して、公開したものです。SNSをもっと活用しませんか?
1.概要
1-1.記事の構成について
全ての事項を一度に書こうとすると大変な文章量になってしまって、読み辛くなってしまう事がわかりきっているので、以下の通り、合計で四編に分けて公開します。
第一編・概要←現在開いているのは、この記事です。
第二編・共通事項編
第三編・応援、非公式情報bot編
第四編・同人活動宣伝編
1-2.はじめに
今回の記事は、第三編ではSNS上でお気に入りの演者や店舗を応援したい時、さらに言えば演者の非公式情報botを運営したい時に押さえておいた方が良い事項、第四編では同人活動の宣伝で使えそうな事項、第二編では両方に共通する事項を記載します。
記事内では、Twitter*1を前提として記載していますが、他のSNS(FacebookやInstagramなど)でも、ある程度は有効だと考えられます。
次は第二編「~共通事項編~」です。←続きはココをクリック
自己紹介
当アカウントの中の人の自己紹介です。
無駄に長いですが、世代的には知らない筈のいわゆるレトロPC*1*2などと呼ばれている分野の趣味を持った経緯や、ハンドルネームの由来など、他の方から質問されがちな事項を時系列で記載しています。
なお、いわゆるレトロPCを触っていますが、ゲームについてはハードウェアを弄るのが主体な事やプレイが得意ではない為に、ザナドゥ*3やサクラ大戦*4など、名作と言われているようなゲームでさえ経験も知識も持ち合わせていません。
正式な記録が残っている訳では無く、記憶に頼って書いていますので、辻褄の合わない部分が有るかも知れません。
- 1.2002年以前
- 2.2003年
- 3.2004~2005年
- 4.2006年~2011年
- 5.2012年
- 6.2013年
- 7.2014年
- 8.2015年
- 9.2016年
- 10.2017年~2018年
- 11.2019年
- 12.2020年
1.2002年以前
当アカウントの中の人が初めて触ったパソコンは、PC-9800シリーズ*5の機種である、PC-9821Cb2*6でした。時期的に初めからPC/AT互換機*7を触っていてもおかしくないのですが、いくつかの事情が重なってCb2になり、それが後に、いわゆるレトロPCを触り続ける原点となりました。
ゲームについては、小さい頃に初代「Gran Turismo」、PC Engine*8版の「パロディウス」や「カトちゃんケンちゃん」など数本は遊びましたが、完全クリア出来る様な腕前では有りません。
2.2003年
ようやく完全な個人所有のパソコンを入手しました。
何の変哲もないWindowsXP搭載のPC/AT互換機だった事、この時期に多発した海外製不良電解コンデンサの被害が直撃して、電源やマザーボードが故障した事、自力で電解コンデンサを張り替えた事、キーボードとCRTモニタが共に安物で、主にハードウェア面で苦労した事は覚えています。
なおこの頃、秋葉原のラジオ会館*9*10にかろうじて残っていた「FIRST POINT*11*12」へ足を踏み入れて、店内の様子に大変驚いた事を覚えています。
3.2004~2005年
当時、チャットツールにWinMXを使用していましたが、純粋にチャットと自作テキストデータ(内容は、Dreamcast*13に関するもの)の共有が目的だった事も有り、チャット専用に「桜花」というチャットクライアントも併用していました。
ちなみにWinMXを使っていたのは、「HTMLの書き方やレンタルサーバーの使い方がよく分からないから、データを簡単に共有できそうなチャットツールが無いか?と、探した結果」という、いま考えると謎すぎる経緯でした。*14
そして、当アカウントの中の人が使っているハンドルネーム「試運転」は、WinMXで回線の状態に合わせてID名を「特急」「普通」「試運転中」と変えていたが、いつの間にか「試運転」固定になり、それ以来使い続けている・・・というのが由来です。
4.2006年~2011年
時期は定かではないですが、2006年8月頃に本局のウェブサイトを開設したと記憶しています。設立の経緯は、本局に掲載している「当ウェブサイト設立の経緯」に記載しています。
当初は主にDreamcastに関する記事を中心に掲載していましたが、そのうち、扱う機種がPC-9800シリーズやFM TOWNSシリーズ*15など徐々に増えていき、現在に至ります。
余談ですが、2008年頃になってようやくVHS方式のビデオテープ*16*17*18を脱却して、DVDを視聴できる環境を整えました。
5.2012年
2012年の秋頃だったと思いますが、PC-9800シリーズなどの映像出力を映せる液晶ディスプレイ*19の予備を確保したくて、自作を含め方法を検討していました。
ある日、液晶パネルと制御基板*20を組み合わせて液晶ディスプレイを自作した、という動画を発見します。今は探しても見つからないその動画、自作した液晶ディスプレイの試験で何かのPVらしきものを流していました。
「これは一体何だろう?」
そう思って検索して知ったのがアイマスこと、株式会社バンダイナムコエンターテインメントのゲームである「アイドルマスター」でした。
6.2013年
春頃にアイマスの概要を何となく理解し、その後に「中の人」という概念も理解しました。
この当時、当アカウントの中の人はいわゆるレトロPC界隈から人が居なくなった(実際にはツイッターなどへ移動しただけ?)ように見え、閉塞感みたいなのを持っていました。
その為、「いわゆるレトロPC界隈と別方向の趣味を交互にやっていこう」という気持ちになっていた事や、アイマス関連のイベントで知り合った方の影響も有って初めてツイッターへ登録しますが、これが思わぬキッカケを生みます。
なお、当blogで公開している「みんなで書こうよ、ファンレター」、「はじめての、イベント参加」、「SNSでの応援・宣伝方法」シリーズは、アイマスの出演者に関連して策定した個人的基準を、汎用的な内容へ再編して公開したものです。
7.2014年
正確な時期や経緯は覚えていませんが、夏頃にツイッターで「マイコン・インフィニット☆PRO-68K(MI68)」という、X68000*21をはじめとした色々なPCやゲーム機を持ち寄って楽しむ、という同人イベントの開催を知り、参加してみました。
参加したらビックリ仰天。MI68の会場では数多くの参加者により熱気が漂っていて「まだこんなにいわゆるレトロPC触ってる人が居たのか!?というか、みんな今までどこに居たの!!?」と衝撃を受けました。*22
MI68がキッカケとなり、ツイッター上でいわゆるレトロPC関連の情報を漁り始める事になります。
9月の東京ゲームショウ(TGS)では、家宝を引き当てました。
我が家の家宝と言えばコレ。ドットの神様こと小野浩さんがデザインして、アイマス9thライブ限定販売のラバーストラップ。なんと関係者の直筆サイン付で、TGS2014で当てました。https://t.co/3w6hC25hKC
— 試運転 (@shiuntenlos) April 29, 2017
#家宝と言えるゲームグッズを晒せ #imas pic.twitter.com/Fw1YBQHF6D
8.2015年
秋頃に、初めて同人イベント(先述のMI68)にサークル参加しました。この時は不慣れな事から展示のみに留めていましたが、はるばる遠方からツイッターのフォロワーさんが見に来てくれるなど、うれしい事が沢山有りました。
9.2016年
先述のMI68に加え、「電脳遊園」や「ゲームレジェンド(ゲーレジェ)」という同人イベントも一般参加しました。
10.2017年~2018年
2017年の3月にMI68、同年5月に「レトロエクスプレス」という同人イベントに再びサークル参加します。この時に制作した薄い本は後に「BEEP」さんで委託販売しましたが、表紙はアイマスのライブでご一緒した事が有る方にお願いして制作して頂きました。(その方はハンドル名を検索除けしている為、この場では敢えて紹介しません。)
2018年のMI68では一般参加しましたが、ツイッターのフォロワーさんにPI-ET1*23の接続アダプターなどをお譲りしました。
同時に某店長氏の薄い本を入手した事を覚えていて、後日、感想ツイートをツリーで連投しました。
唐突に、例の店長氏の薄い本の感想を投下しましょう。
— 試運転 (@shiuntenlos) 2018年12月8日
最初に思うのは、過去の話をここまで詳細に書く事が出来たな~という所です。それだけ、思い入れも強かった…という事なのでしょうか。
11.2019年
9月に「PC-98愛好会 オフ会 第1回秋葉原会議」へ一般参加しました。PC-9800シリーズ関連のオフ会ははじめて参加したので、非常に楽しみだった事を覚えています。
秋から冬頃、当アカウントの中の人が運営していていた沼倉愛美さんの非公式な情報botや情報blogが、正確な理由は不明ながらアクセス数が突然壊滅した後に復活しなくなってしまい、更新の継続が無意味な状況に陥りました。*24
この為やむを得ず、情報botは閉鎖、情報blogとして運営していたこの場所は「オススメ記事の一覧」に掲載している記事を中心に再出発させました。
12.2020年
7月の中旬に、新作の薄い本と2017年に頒布した薄い本の改訂版を「家電のケンちゃん」さんで委託販売を開始しました。初の電子データ版です。
そして何と、作品をAKIBA PC Hotline!さんに取り上げて頂きました。
更新:60種以上のFDドライブを網羅、設定集CD「FDD Setting Guide Book」 フロッピーディスクの保存テクニックを収めたCDも https://t.co/kIgJpLvZnx pic.twitter.com/lj10XP5WIJ
— AKIBA PC Hotline! (@watch_akiba) 2020年8月10日
これからも世の中に貢献できる様、努力する所存です。
*1:個人の主観で定義が異なるが、ここでは概ねWINDOWS95以前のパソコンと考えてほしい。
*2:日本電気株式会社と富士通株式会社に、シャープ株式会社を加えたいわゆる「8ビット御三家」は、現在ではブランド名を使用する権利ごと外資系企業へ売却する様な形で事実上撤退しているという、もはや見る影もない状況なのは少々寂しい気持ちがある。
*3:日本ファルコム株式会社より1985年に発売された、8ビットPC向けアクションロールプレイングゲームで、現在に至るまで複数のシリーズ作品が制作されている。
*4:株式会社セガ(当時の株式会社セガ・エンタープライゼス)より1996年に発売された、セガサターン向けアドベンチャーゲームで、現在に至るまで複数のシリーズ作品が制作されている。
*5:日本電気株式会社が1982年から2003年まで製造したパソコン。黄金期には圧倒的なシェアを誇り、セイコーエプソン株式会社のPCシリーズなど互換機も存在していた。
*6:PC-9821シリーズのうち、98MULTi CanBeと呼ばれていたシリーズの一機種
*7:元祖は、米国のIBM Corp.が1984年に発売したIBM Personal Computer AT。規格が公開されていたので各社が互換機を製造するようになった。現在製造されているパソコンは、PC/ATアーキテクチャをベースとしている事が多い。
*8:株式会社ハドソン(現在は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントへ吸収合併により消滅)と日本電気ホームエレクトロニクス株式会社(2001年2月解散、翌年2月頃に清算完了の模様。旧公式ウェブサイトのURL:http://www.nehe.nec.co.jp/)が共同開発し、1987年に発売されたゲーム機。コア構想という機能を拡張していく思想や、家庭用ゲーム機としては世界で初めてCD-ROMを採用した事が特徴として挙げられる。
*9:ここで指すラジオ会館は、1962年竣工の初代のテナントビルである。現在のテナントビルはINA新建築研究所が設計・戸田建設が施工し2014年に竣工した2代目である。
*10:初代のテナントビルは、二つの直階段が隣り合わせてX字状に配置されていて、踊り場で扉を潜ったりせずに隣の階段への通り抜けも可能、という変わった特徴が有った。竣工時点だと、建築基準法による竪穴区画の制定前(竪穴区画は1969年1月に制定)だったので、このような平面プランを実現出来たのだと思われる。
*11:PCテクノロジー株式会社が1976年頃より秋葉原で、2003年頃より大阪日本橋でも営業していた店舗。旧公式blogのURL:https://firstpoint-01.at.webry.info/(秋葉原店)、http://firstpoint02.blog90.fc2.com/(大阪店)。日本電気株式会社の製品を専門的に扱っていた。なお店舗はその後、2011年に株式会社イオシスへ事業譲渡し消滅。
*12:秋葉原店は1993年からラジオ会館で営業していたが、2006年から2011年に閉店するまでは2020年現在だと「イオシス アキバ路地オモテ店」の場所に店舗を構えていた。
*13:株式会社セガ(当時の株式会社セガ・エンタープライゼス)より1998年に発売されたゲーム機。ゲーム機本体へのアナログモデム標準搭載や、専用ISPも同時に設立するなど、ゲーム機としては本格的なオンライン機能を用意していた事が特徴として挙げられる。
*14:こういう経緯だったので、GD-ROMデータの違法なアップロード・ダウンロード、いわゆる割れ物には手を出していなし、ファイル名で注意書きAAを作って「割れ物関連への使用禁止」を明言していた。
*15:富士通株式会社が1989年から1995年(ハイブリッド機を含めると1997年)まで製造したパソコン。日本初の、CD-ROMドライブを標準搭載したパソコンとして有名。
*16:ビデオグラム、つまり映像パッケージソフトの供給媒体として、インターネット配信やBlu-ray、DVDが主流となる前は、ビデオテープが用いられていた。家庭向けの規格としては、広く知られているVHS以外にベータマックスやUマチックなど、様々な規格が存在した。
*17:完全に蛇足だが、VHSを開発したのは株式会社JVCケンウッド(当時の日本ビクター株式会社、故・高野鎮雄氏が開発の指揮をとった)である事、同時期に発売されていた家庭用ゲーム機(スーパーファミコンなど)用ゲームソフトのパッケージ寸法が、VHS方式のビデオテープと殆ど同じ寸法だったりしたのは、販売店で什器を用意する際の利便性を図ったという説がある、というのはお伝えしたい。
*18:これも完全に蛇足だが、VHSビデオデッキの名シリーズと言えば、パナソニック株式会社(当時の松下電器産業株式会社)のFS型番の機種ではないだろうか?
*19:映像規格の違いから、新品で流通・販売されていた液晶ディスプレイでも映せる物は多く無かった。なお株式会社電波新聞社のFRAMEMEISTERの生産終了は致し方ないとは言え、残念である。
*20:かつてのCoCoNet液晶工房あたりで、転がってたようなヤツだったと思う。
*21:シャープ株式会社(担当していたのはテレビ機器部門)が1987年から1993年まで製造したパソコン。マンハッタンシェイプと呼ばれる左右分割のツインタワーに見える特徴的なデザインや、当時としては他機種を圧倒する先進的な機能を備えていた事が特徴として挙げられる。
*22:会場内で、10年はお世話になっている某氏とリアル初対面した、というオチまで有る。
*23:日本電気株式会社が1991年頃に発売した電子手帳。CPUはZ80、RAMは32KB搭載。BASICは、当時の株式会社ハドソン(現在は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントへ吸収合併により消滅)が作ったET-BASICだった。
*24:関係性を証明出来ないが、この時期に起きた一大イベントが原因である可能性は高い。