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声優の沼倉愛美さんに関する、お仕事情報を整理する為の非公式情報blogです。

みんなで書こうよ、ファンレター ~第二編・一般事項~

この記事は、沼倉さんへのファンレターを当アカウントの中の人が書く際、個人的に定めていた基準をいくらか汎用的な内容に再編して、公開したものです。
難しく考える必要はありません。ファンレター、みんなで書きませんか??

1.概要

1-1.記事の構成について

全ての事項を一度に書こうとすると大変な文章量になってしまって、読み辛くなってしまう事がわかりきっているので、以下の通り、合計で七編に分けて公開します。

第一編・概要
第二編・一般事項←現在開いているのは、この記事です。
第三編・基本的な作り方
第四編・本文の書き方
第五編・これに気を付けよう
第六編・より良くする為に
第七編・プレゼントの選び方

1-2.参考文献

ファンレターの書き方(例文あり) - トレンドジャンプ!
作家・画家の先生へファンレターの送り方|青い鳥文庫|講談社BOOK倶楽部
声優にファンレターは届くのか?ルールやマナーは? | 幸田夢波のブログ
売れない声優がもらってありがたかったプレゼント | 幸田夢波のブログ
推し声優を応援する時のポイント | 幸田夢波のブログ

2.一般事項

2-1.ファンレターを書く目的って、なんだろう?

ファンレターを書きたいと思ったというからには、ファンレターへ想いをしたためて届けたい相手(以下、『相手』と記載)が居る筈です。どんな内容を伝えたいのであれ、一番優先するべき三つの要点を守れば気持ちは伝わるでしょう。三つの要点とは・・・

  • 仕事を『楽しく続けられるように』
  • 誇りを『持ち続けてもらえるように』
  • 相手に『好印象という贈り物をする』

ただ伝えたいならば、今ではSNSFacebookInstagramなど。Twitterは公式見解だとSNSでは無いものの一般的にはSNSと認識される事が少なくないので、このblog上ではSNSとして扱います。)や公式ファンクラブの掲示板などの方法も有りますが、SNS掲示板では書ける文章量に制限が有ったり、気持ちは伝えたいけど第三者には知られたくない内容を書きにくい、という点が有ります。

メールを書いて送信する方法も有る事にはありますが、問い合わせフォームなどからメールを送信する事は、業務を妨害しかねない為、避けた方が無難でしょう。

手間はかかりますが、SNS掲示板、メールでの欠点を避けて気持ちを伝えられるのが、ファンレターの利点です。
気持ちを伝えるのに時間がかかる事を心配するのであれば、例えば、何かの公演終了直後にSNSで感想の要点だけを書いて、ファンレターでは内容をまとめて清書した物を郵送する、という方法も考えられます。

2-2.ファンレターを書く時に必ず守る事は何か?

先ほどは優先するべき要点を記載しましたが、今度は一番やっては行けない要点です。
それは・・・

  • 困らせない
  • 悩ませない
  • 怖がらせない

以上の三つです。とにかく、相手を思いやる気持ちが大切です。

相手を困らせてしまう具体例としては、ファンレターの返信や公式のblogやSNSへの掲載を要求する事でしょうか。*1

稀にファンレターの返信を書いている方もいらっしゃるようですが、基本的にファンレターを出した相手の考え方で返信しない事も有れば、所属事務所(マネージャー)や所属レーベル、編集部(以下、『事務所等』と記載)の方針で、勝手にファンレターへの返信や直筆サインを書いたり、写真に写っては行けない、と禁じられている事も有ります。

相手の考え方に関しては、ファンレターが相手の手元に届くタイミングの関係で届いていないと誤解が起きる事を避ける、公式のblogやSNSに掲載される事を嫌がる人を考慮する、誰とでも平等に接したいという気持ちが有るから敢えて表側では何もしない、など様々な理由で、返信を出さないどころかファンレターを受け取ったこと自体をあまり明言しない方もいらっしゃるようです。

事務所等の方針に関しては、特に直筆サインの希少価値を高める商業的な理由もありますが、ファンを装ってサインなどを入手し、それを不正に転売して利益を得るような人間の存在も影響しています。ですから、一方的に何かを要求する事は相手を困らせるだけなので、気を付けましょう。

2-3.ファンレターは読まれているのか?

こればかりは相手に依るでしょう。ひとつ言える事は、相手へ届くファンレターの物理的な数が多いほど、相手は事務所等から「人気が有る」と判断されて、オーディションなどに参加しやすくなり、結果、活動範囲をさらに拡げやすいという点です。

この辺りは深く気にせずに書きましょう。何かを表現する人が「夢を見せ続ける」には努力を続ける必要が有りますが、努力の為のエネルギーを補給する為にも、そして一歩を踏み出せるよう勇気づける為にも、ファンレターが役に立つかも知れません。*2

なお、奇跡的に返信が来た場合、決して公言してはいけません。うっかり公言してしまうと相手に対して返信を手に入れる目的でファンレターを書く人が押し寄せて、相手が迷惑してしまいます。またうっかり口を滑らせたら、事務所等から怒られた人も居ると聞きますので、注意しましょう。


コラム:相手はSNSで、何を思うのか?

この記事はファンレターを前提に書いていますが、SNSで相手の公式アカウントへ返信する時にも十分に応用できる内容です。

ただ、ファンレターとSNSで異なる部分もあります。例えばファンレターの場合、相手が読むのは関係者のチェックを通過できたものだけですが、SNSの場合は相手が誰かを通さずに直接読む場合も有ります。つまり、相手は不快に感じる内容(Twitterで言うところのクソリプ)を目にし易い、という事です。

意図的ではなくても、相手が不快に感じる内容を繰り返し送信したり行動を起こすと、あなたのアカウントを直ぐにフィルタリング(Twitterで言うところのブロック、ミュート)して、あなたが何かを送信しても一切読まなくなると考えられます。

また、余りにも相手が不快に感じる内容が多数送り付けられるとアカウントの閉鎖や、運営スタイルの変更(本人の投稿から、スタッフによる宣伝のみ投稿する方針へ変更)する事もあります。つまり、相手の何気ない投稿が読めなくなる、という事です。

それが嫌ならば、何かを送信する前に一旦立ち止まって相手や第三者が見た時にどう感じるか?また、新たなファンの流入を妨げてしまわないか?(ファンが減れば、それだけ相手も活動しにくくなる事を意味する)を、ファンレターを書く時よりも、さらに慎重に考えましょう。上手に書けば相手も喜ぶし、新規ファンの流入も促せます。

なおSNS特有の事項として、返信やお気に入り登録などは躊躇せずに全力で行った方が良い事、アカウント名を相手の公式アカウントと同一もしくは明らかに紛らわしい名称にしたり、アイコンに相手の画像を無断使用する事は厳禁である事が挙げられます。


2-4.注意事項

ここまで読んできた結果、いよいよファンレターを書きたくなって来たと思いますが、さきほど記載した「ファンレターを書く時に必ず守る事」以外にも、注意して頂きたい事が有ります。

2-4-1.事務所等の公式ウェブサイトを熟読する

事務所等の公式ウェブサイトなどで注意事項が明記されている場合、必ず熟読して厳守しましょう。この記事で書かれている内容と事務所等の注意事項に食い違いがある場合、事務所等の注意事項が優先です。

2-4-2.受け取るのは、当然ではない

ファンレターにしてもプレゼントにしても、受け取ってもらえるのが当然では有りません。例えば或るイベントでは受け取っていても、別イベントでは会場側、もしくは事務所等の違い(方針の違い)で受け取らない、という事も考えられます。
この辺りは必ず、それぞれの公式ウェブサイトの注意事項を熟読しましょう。

2-4-3.事務所等で関係者が見るけど、気にしない

恥ずかしいかもしれませんが、ファンレターに不審物が混ざっていないか確認する為にはどうしても中身を確認する必要が有る為、止むを得ません。また、ファンレターの内容などに問題が有ると判断されるとその場で処分されてしまいますので「困らせる、悩ませる、怖がらせる」ような文章を書かない様に気を付けましょう。*3

2-4-4.上から目線で書かない

相手が年下であっても、上から目線で書くべきでは有りません。「親しき仲にも礼儀あり」と言われますが、他人であれば尚の事です。相手が望んでいるような場合を除けば、わざわざ「楽しみにしていますよ」などという書き方をする必要は無いと言えるでしょう。

2-4-5.誹謗・中傷を書かない

誹謗中傷をするような文章を書いた場合、事務所等で処分されるだけなら未だしも、相手側が弁護士を立てて民事訴訟を起こす可能性も有りますので、絶対にやめましょう。誹謗中傷とまでは言えなくても「金を払った客は偉い」と勘違いして、おかしな文章を書くのもやめましょう。金銭はあくまでも対価であり、相手とは対等の立場です。

2-4-6.原則、貴方の氏名、住所を明記する

事務所等の方針によっても異なるので一概に断言は出来ませんが、ファンレターの封筒には、原則として貴方の氏名、住所を記載しましょう。

これは身分証明が目的です。書かないと処分される可能性が有りますが、そもそも相手から見て、何も知らない人物から身分も明かさない状態で突然ファンレターだけ送付されても、却って恐怖を感じる可能性も有るとは思いませんか?よって最低限、貴方の氏名、住所が分かるよう明記する必要が有ります。

たたし事務所等の方針によっては、住所等を記載すると却って疑われたり処分される事も稀にあるそうですので、注意事項を熟読するか、場合によっては問い合わせしましょう。

2-5.ファンレターを届けるタイミング

基本的に自由ですが、イベントへ行った時にプレゼントボックスへ入れたり、季節の行事や相手の誕生日、何かを受賞した時に郵送する方も居るようです。

ファンレターをどのくらいの期間の間隔で送るのが良いのかですが、相手の性格にも依るので一概には言えないものの、相手の時間を必要以上に削いで負担になるののは出来るだけ避けたい事、郵送する場合は相手が事務所等へ通う頻度なども考慮すると、三か月に一通程度とするか、一通辺りの文章量を抑えて小まめに郵送するのが良いのではないでしょうか。

少なくとも、一か月未満の間隔で文字数の多いファンレターを何通も郵送するのは、相手の負担にならないか検討する必要が有ると思われます。

なおファンレターが相手へ実際に届くのは、一週間以上かかる(数か月後も有り得る)と考えて良いですが、イベントの時は稀に、終了後すぐ相手へ渡るケースも有るようです。

タイミングに関して色々書きましたが・・・ファンレターは出来る範囲で書きましょう。貴方が潰れては元も子も有りません。


コラム:ファンは有名人の鑑?

特定の有名人を起用しようとする時、分野や条件により異なるので一概には言えないものの、ファンを公言する人物達のblogやSNSでの発言内容も、調査対象になるのが近年の傾向のようです。

まず最初に調査されるのは、SNSで返信やリツート、シェア、お気に入り登録をどのくらいしているか、また、普段どのような形で話題にしているのか?で、次に攻撃的な発言が多くないか(何らかの理由で、クレーマーにならないか)も調査対象となるようです。

調査の結果、「取材をしても読者数を稼げそうにない」や「クレーム対応が煩雑になりそうなど、悪影響が懸念される」と判断されてしまうと、インタビューや何かの媒体で起用される事が見送られるケースも考えられます。

意外と注意が必要と考えられるのが、SNS上で公式ではないローカルルールや考え方を強要したり、特定の人物たちといわゆる「身内」のような雰囲気を出しすぎるなどして「ファン代表」を気取る事で、これは後から興味を持った人が近寄りがたく感じてしまい、ファン人数が増えなくなるどころか、徐々に減っていく状況に陥る危険性すら有ります。

相手に活躍してほしいと願うならば、相手に悪影響を与えぬよう発言の仕方や内容に注意しつつ、積極的に話題にしましょう。また、発言内容に合わせてblogやSNSのアカウントを完全に分ける、などの対応も検討すると良いでしょう。


次は第三編「~基本的な作り方~」です。←続きはココをクリック

*1:「blogやSNSのネタとして掲載するのは構わない」と書く程度まではセーフだと信じたい。

*2:沼倉さんは過去に「デビューから10年近く経とうとしてるけど、ライブ前日は殆ど寝れない」という主旨の事を仰っていたと記憶している。これを考えれば、ファンレターを書く事は無駄ではない、と信じたい。

*3:世の中には、チェックされる事を逆手に取り、事務所等へ「相手は、売り上げを期待できるぞ!!」と宣伝するかのような言い回しで文章を書く強者も居るらしい。