SNSでの応援・宣伝方法(改訂版) ~第四編・同人活動宣伝編~
この記事は、当ウェブサイトの中の人がSNS上で非公式情報botを運営していた頃に、個人的に定めていた基準と、同人活動で得た知見をいくらか汎用的な内容に再編して、公開したものです。SNSをもっと活用しませんか?
1.概要
1-1.記事の構成について
全ての事項を一度に書こうとすると大変な文章量になってしまって、読み辛くなってしまう事がわかりきっているので、以下の通り、合計で四編に分けて公開します。
第一編・概要
第二編・共通事項編
第三編・応援、非公式情報bot編
第四編・同人活動宣伝編←現在開いているのは、この記事です。
1-2.はじめに
今回の記事は、第三編ではSNS上でお気に入りの演者や店舗を応援したい時、さらに言えば演者の非公式情報botを運営したい時に押さえておいた方が良い事項、第四編では同人活動の宣伝で使えそうな事項、第二編では両方に共通する事項を記載します。
記事内では、Twitter(2023年現在はX)*1を前提として記載していますが、他のSNS(FacebookやInstagramなど)でも、ある程度は有効だと考えられます。
4.同人活動の宣伝
ここからは、同人活動の宣伝に関わる事項を記載します。
なお同人活動でいわゆる二次創作を行っている場合、権利保持者(一次制作者)側で使用しているハッシュタグは、規約などで使用可能と明言されていない限り、使用できないと考えましょう。明言されていないにも関わらず安易に使用してしまうと、第三者から見て「公式と非公式の見分けが付かない」という形で、営業を妨害してしまいます。
4-1.新作を宣伝したい時
4-1-1.宣伝の時期
新作に関する宣伝・告知の投稿は、公開日からみて早すぎる時期だと新作を忘れ去られたり酷い時には盗作される危険性も有る一方、直前すぎるとうまく拡散しなかったり、気が付かない人が出やすくなるジレンマが有ります。
具体的根拠を問われると困りますが、
- 公開の一か月以上前は、何か作っている事をそれとなく投稿
- 公開の一か月から一週間程度前までの間に、SNS上で新作を発表
- 宣伝文の投稿は、一週間前から開始
- 一週間程度前から四日前までは、一日あたり一回、宣伝文を投稿
- 三日前から当日朝までは、一日あたり二回から三回、宣伝文を投稿
というのが、一つの目安になるのではないでしょうか。この時、多くの人の眼に触れる可能性を上げる為に、投稿する時間帯はランダムにするとより望ましいと考えられます。
SNS上で新作に関する宣伝の投稿は、文章の先頭に【新作】や【宣伝】などの符号を入れると、宣伝を初めて見る人は判断しやすくなります。過去の作品が有る場合は、新作と共に過去作を宣伝するのも一つの方法です。
なお、新作は発表時点で盗作される危険性が出始めます*2が、例えば最初のうちは大まかな概要のみ、画像も何かのシルエットだけにして詳細が分からない状態にしつつ、徐々に詳細へ迫っていくように公開していく・・・などと対策すると、盗作が出現する可能性を抑える事が出来ます。
4-1-2.宣伝の内容
作品、特に新作に関する宣伝の投稿は、
- タイトル
- 設計意図の伝達(どういう物なのか、目的や使い方、対応機種)
- 大きさ、ページ数
- 価格(手数料や消費税がかかる場合は、それの有無)
上記の事項は押さえつつ、「2-1.文章は簡潔明瞭に」の通り、必要な情報を最小限の労力で受け取ってもらえる体裁で宣伝しましょう。
文章のみだと投稿を見逃されてしまう可能性が高いので、パッケージや表紙、お品書きを記載した画像と共に投稿すると良いのではないでしょうか。探す側の人間が手間をかけずにアクセスできる(=途中で諦めない)様、特定の投稿を冒頭へ固定できる機能を活用すると、なお良いと考えられます。
余談ですが、取扱説明や実際の使い方も簡潔明瞭に説明した方が良いですが、そもそも説明は読まれない・使い方を理解しないまま使い始める人が多い、という事を前提に対策を考えましょう。
なお、宣伝内容としては先述した項目以外に「新作の進捗状況」も挙げられますが、ユーザーにより好みが分かれる場合が有りますので、宣伝内容に関する先行事例がある場合はそれを参考に進捗状況を宣伝内容に加えるか、もしくは宣伝には使用しないのか、決定するようにして下さい。
4-1-3.「拡散希望」は、狙った時に集中的に
新作やイベント出展で大きな発表をSNSへ投稿する時は、少しでも拡散する必要が有りますから、登校する時の文章には積極的に「拡散希望」や「RT希望」などの文言も一緒に含めましょう。
ただし、拡散希望もハッシュタグと同様に乱用すると安っぽいイメージに繋がったり、フォロワーが離れていく可能性も有りますから、狙った時に限って集中的に行うことを推奨します。
4-1-4.画像を投稿する時に気を付けたい事
SNSの投稿で画像を添付する場合、
- SNS使用者の多くは、主に携帯電話(スマートフォン)で閲覧していると考えられる。
- 画像はアスペクト比*3に注意しないと、上下左右がトリミング*4されているサムネイル画像*5が表示されるなどして、一度、画像をタップしないと全体が見れない事がある
- 同じく解像度も注意しないと、SNS側のサーバー内で強制的に圧縮されて汚く見える事がある
- そのような状況で、わざわざ画像を全体表示させてまで中身を見る人は、思いのほか少ないと考えられる。
などの特徴を理解して、携帯電話(スマートフォン)ではタップする事なく、PCではクリックする事なく、全体像を把握できる様なアスペクト比や解像度、文字大きさの画像を投稿する事を心がけましょう。色の使い方、視認性の良いフォントの考え方については、本局に掲載している「サイン計画の謎」という記事を参照してください。
では、具体的にどのような大きさの画像だと効果的なのか。Twitter(2023年現在はX)を例に調べてみます。
まずアスペクト比ですが、Twitter(2023年現在はX)の「プロモ広告の作成に関するよくある質問」を参照すると、「モバイル向けの広告には1:1の画像、パソコン向けの広告には16:9」との記載があります。
アスペクト比を1:1または16:9で示している正確な理由は不明ですが、推測するに
- 携帯電話(スマートフォン)は縦長の画面、PCのディスプレイは横長の画面で使用する事が多い*6
- Twitter(2023年現在はX)側のタイムラインの仕様(トリミングせずに表示するアスペクト比)
- 画像をタイムライン上で表示する時、適度な大きさと余白を持って表示できる
という条件を満たせる、というのが理由だと思われます。
ですので、出来る限り携帯電話(スマートフォン)向けの画像ならアスペクト比は1:1、PC向けの画像ならアスペクト比は16:9としましょう。この他のアスペクト比でもきれいに表示される事も有りますが、今後の仕様変更できれいには表示できなくなる可能性がある事には注意が必要です。
なお、携帯電話(スマートフォン)とPCのどちらでも見やすい事を考慮する場合、アスペクト比は16:9にした方が、後からデータを転用したくなった、画像を複数枚投稿する時に使いたくなった、という時に活用しやすいでしょう。
突然ですが、複数枚投稿する時に活用しやすいとはどういう事なのか、と疑問に思われた方もいると思います。
そもそもですが、先ほど記載したアスペクト比は画像を1枚だけ投稿する場合のアスペクト比です。複数枚を投稿する場合、サムネイル画像がどの様に表示されるのかを考慮する方がより望ましい、というのが有ります。
サムネイル画像がどの様に表示されるのか、枚数別に整理します。
- 2枚:均等に左右に分割
- 3枚:1枚目は大きめ、2枚目以降は小さめ
- 4枚:均等に4分割
言葉だけでは分かりにくいと思いますので、参考となる記事を提示します。
次に解像度ですが、「広告クリエイティブの仕様」を参照すると、横方向の解像度は800ピクセルもしくは1200ピクセルを推奨している様です。
投稿する画像の形式ですが、Twitter(2023年現在はX)のヘルプセンターを参照するとGIF、JPEG、PNG形式を使用できる事になっていて、容量は出来れば5MBまでにするのが良いでしょう。
但し、画像も条件次第では
- GIFやPNG形式は、Twitter(2023年現在はX)のサーバーで強制的に変換される可能性が高い(容量などの制限がJPEG形式よりも厳しいという説がある。)
- JPEG形式も、5MBを超えると強制的に圧縮される
という事が発生し、こうなるとせっかく投稿した画像の見栄えが悪くなります。(細かい技術的な話は敢えて省きます。)
画像内に文字を書き込む時の大きさですが、小さくしすぎると特に携帯電話(スマートフォン)で読めなくなってしまい、せっかく文字を書き込んだ意味が無くなってしまいます*7。一説には、80級以上にすると良いとされています。
以上を総合的に判断すると、次のような大きさの画像が一つの目安になるのではないか、と思われます。
- 1枚投稿:アスペクト比16:9、解像度1280×720
- 2枚投稿:アスペクト比8:9、解像度1200×1350
- 3枚投稿:1枚目はアスペクト比8:9、解像度1200×1350、2枚目以降はアスペクト比8:9、解像度1200×1350
- 4枚投稿:アスペクト比16:9、解像度1280×720
- 画像はそれぞれ、容量5MBまでのJPEG形式
なお、Twitter(2023年現在はX)に限らずSNSでの画面上表示の仕様はいつ、どの様に変わるか分からないので、宣伝を開始する前に毎回、自分の携帯電話(スマートフォン)を使って表示試験をした方が良いと思われます。
また、画像を事前に準備する時は枚数が多い方が良いですが、一度に投稿する枚数は出来るだけ抑えましょう。一度に大量の画像を投稿しても、伝えたい事項がぼやけてしまいがちです。
余談ですが、画像をアスペクト比16:9、解像度1280×720で作成しておくと、動画配信サービスにて使用する素材として転用しやすい、という効果もあります。
4-1-5.「画像解像度は72dpi」という話
「Web上の画像の解像度は72dpiが良い」という話がありますが、これは1990年代前半にMacintoshが「What you see What you get」という方針で、CRTディスプレイの画面上での大きさと紙で印刷した時の大きさを一致させる事を目指していた事が影響している、という説があります。
もう少し詳しく書くと、欧文活字の単位である「Point」がほぼ1/72インチであるに着目して、「1ドット = 1ポイント = 1ピクセル」に近づけることで、CRTディスプレイの画面上で100%表示した時と紙に印刷した時でほぼ同じサイズになる様に目指したのが「解像度は72dpi」のはじまり、と言われています。
富士フイルムが開発して、JEIDA(日本電子工業振興協会、現在はEMAJ(日本電子材料工業会)と統合してJEITA(電子情報技術産業協会))が標準化した画像のExifフォーマットで、「画像の解像度が不明のときには 72[dpi]を記録しなければならない。」という記述があるのも、「What you see What you get」が何らかの形で関連しているのかも知れませんね。
デジタルスチルカメラ用画像ファイルフォーマット規格 Exif2.3(JEITA PDF形式)
4-1-6.動画を投稿する時に気を付けたい事
SNSの投稿で動画を添付する場合も、画像のように注意すべき点が有ります。
- SNS使用者の多くが携帯電話(スマートフォン)で閲覧していると考えられる。
- 外部の動画サイトへ動画を投稿し、SNSへはそのURLを投稿すると、アクセスするまでの手間が増えたり、再生開始までに時間がかかる(=途中で諦めてしまう)結果、アクセス数が低下する
などの特徴を理解して、携帯電話(スマートフォン)でもPCでも、SNS上で直接動画を再生出来る様、短時間の動画をSNS上へ投稿しましょう。
動画の仕様について、ここでもTwitter(2023年現在はX)を例に調べてみます。
Twitter(2023年現在はX)のヘルプセンターとTwitter(2023年現在はX)の機能である「Media Studio」のヘルプを参照する限り、
- アスペクト比:16:9または1:1
- 解像度:1280×720または720×720
- ファイル形式:AVCエンコーディング(H264)のMP4形式
- 動画の長さ:2分20秒以内
- ファイルサイズ:最大512MB
- フレームレート: 30fps~40fps
- ビットレート:最大5Mbps
このような仕様であれば、投稿も閲覧も支障なく行えると考えて良い*8様です。
4-1-7.プレスリリースを出す場合
プレスリリースを出す場合、あるWebメディアによると「新作発表・発売日発表・発売の3要素が記事化しやすいトピック」なのだそうです。
3要素を考慮すると、事前にプレスリリースの下書きを作成しておき、適切な時期が来たら各社の担当者へ連絡すると良いのではないでしょうか。
どのくらいの時期に各社の担当者と連絡を取ればよいのか、についてですが、ゲームでは通常時だと週の後半(木曜日や金曜日、特に木曜日)に何らかの発表が重なる事が多い、イベント当日(例えば、東京ゲームショウ)は普段以上に忙しい、なので、これらのタイミングを避けた方が無難、という意見があります。
それ以外の業界については、それぞれ事情が異なると思われますので推測するしか無いと思われます。しかし、例えば「各メディアで新作に関わる記事が、発売からどのくらい前に公開されているか」を調査して一覧表などへ整理してみると、プレスリリースの送信予定を逆算する手掛かりに出来ると考えられますね。
先述した記事の中で視認性の問題が指摘されていますが、記号や文字、色や形状の視認性に関わるポイントは、先述した「サイン計画の謎」を参照して下さい。
プレスリリースの作成方法に関しては、参考文献を挙げておきます。
プレスリリースを出す場合、同時にプレスキットも準備しましょう。
プレスリリースやプレスキットそのもの、プレスキット作成ツールに関する参考文献を挙げておきます。
4-2.特設のblog等を準備する
宣伝の予定や内容の組み立て方を掴めたら、新作の発表や公開の直前に慌てずに済むよう、お品書きを掲載する為の特設のblog等を早いうちから準備*9しておくと良いでしょう。この時、過去の作品に関する記事が有る場合は、それも整理して下書きを準備しておきます。
特設のblog等を作る場合は「4-1-2.宣伝の内容」の通り、目次からアクセスしやすいようにしましょう。
4-3.作成期間
新作として発表予定の作品(同人誌や同人ハードウェアなど)の作成を始めたら、定期的に進捗状況をSNSへ投稿しましょう。ただし「4-1-2.宣伝の内容」でも記載しましたが、ユーザーにより好みが分かれる場合が有りますので、先行事例があればそれを参考にして投稿内容を精査してください。
この段階では、必要以上に時間を割いたり無理して長文を投稿する必要はなく、文章を書かずにスクリーンショットの一部を切り取った画像を貼り付けたり、「全体作業の何割ぐらい」程度の言葉を添えるくらいでもOKです。
第三者から見て作成状況が分からないと、本当に進んでいるのか分からず、作品の入手を考えていた人が忘れてしまったり、予算に組み込む事を諦めてしまうかも知れません。ですから、少しずつ進んでいる事だけは公表しておきましょう。
そして、状況によってはこのタイミングで体験版を公開し、体験版での意見をフィードバックすると良いでしょう。
余談ですが、イベント主催者のイベントに関する投稿はタイミングを見計らって、再投稿しておくと、より雰囲気が出て良い効果が有る・・・かも知れません。
4-4.原稿や基板設計の終了時
新作が紙ベースの同人誌、ハードウェアの様に物理的な物の場合、印刷発注や基板製造の委託に関する手続きが完了したら、その旨を投稿します。自宅で量産する場合は、ある程度の量産が完了してから投稿しても良いでしょう。
4-5.新作公開の一週間前
この時期になったら、事前に準備した特設のblog等にもお品書きを掲載すると共に、過去の作品についても参照しやすいように画像や別記事へのリンクなどを掲載し、SNSでの宣伝投稿時に特設のblog等へアクセスしやすい様、案内すると良いでしょう。
なお、プレスリリースを送信している場合はメディア側で記事を公開する時間との整合性に注意します。特に発表や公開の日時を打ち合わせて段取りを決めている場合、自分で管理している特設のblog等は予約投稿の機能なども活用して、投稿日時を間違えない様にしましょう。
余談ですが、イベント主催者のイベントに関する投稿、特に会場までの移動方法、天気予報に関する投稿は積極的に再投稿しておくと、参加者全員が幸せになれる・・・かも知れません。
4-6.新作公開の三日前から当日
一週間前から投稿している宣伝は、頻度を少し上げて一日に二~三回程度とします。時間帯は今まで同様ランダムにした方が、多くの人の眼に触れる可能性を上げる事が出来るのではないでしょうか。
4-7.イベントに申し込んだ時
何かの同人イベントへサークル参加する為に申し込んだら、その旨をSNSへ投稿しましょう。抽選の場合は、申し込んだ時点での報告と、当選または落選の通知が有った時の報告を投稿します。
サークル参加出来る事が確定した後の宣伝では、宣伝文またはSNSアカウント名の後ろに、サークル名やイベント名、スペース配置番号(スペース配置番号は確定してからでOK)なども記載しましょう。
どの項目を記載するのかは、一般参加者がどのようにしてサークルを探すのかを考えて、「はじめての、イベント参加 ~第五編・同人イベント編~」も参考に決定してください。
この後は、「4-1.新作を宣伝したい時」を元に、計画を立案して、逐次実行して行きます。
4-8.サークルカット
イベント主催者が用意するであろう公式ウェブサイトやパンフレット(カタログ)に関し、サークルカットやサークルに関する紹介文、宣伝の文章作成は怠らずに行いましょう。
この段階でサークルカットや宣伝の文章を作成しておけば、イベント直前になって行うSNSや特設のblog等への宣伝の投稿で流用する事も可能です。(要は、コピペできる)
特設のblog等を公開する場合は、サークルカットの作成と同時並行で「4-2.特設のblog等を準備する」に沿った作業も行いましょう。
4-9.イベントの当日
当日、スペース設営が終了したらそれを投稿しましょう。そうする事で、一般参加者はサークル参加者が確実に居て、新作を手に出来る可能性が有る事を知る事が出来ますし、新作の事をウッカリ忘れていた人が思い出すかも知れません。
イベント毎に異なるので一概には言えませんが、スペース内にポスターを掲示する事が可能な場合、SNSなどの告知でも使用した画像を使ってポスターを作って掲示しておくと、一般参加者には目印となり、スペースに寄ってくれる可能性が上がります。
4-10.イベントの後日
イベント終了後に委託する予定が有る場合は、その事を忘れずに投稿しましょう。委託販売が開始になったら、宣伝と共に委託先企業のウェブサイトURLの掲載をお忘れなく。
5.宣伝の例
同人活動での宣伝手順の例は何となくお分かり頂けたかと思いますが、具体的にはどの様なやり方が想像できない、という方もいらっしゃるかと思います。そこで、具体例を提示してみました。
6.参考文献
このblogの記事では宣伝方法の例について記載してきましたが、宣伝方法やそれ以外事項について内容がまとめられていて、大変参考になる書籍が有りますので紹介します。
*1:Twitter(2023年現在はX)は公式見解だとSNSでは無いものの一般的にはSNSと認識される事が少なくないので、このblog上ではSNSとして扱う。
*2:情報漏洩には十分注意したいし、場合によっては機密保持契約のようなものを考える必要も有るだろう。
*3:画像データの縦の長さと横の長さ(画素数)の比率のこと。
*4:画像データの一部を切り取って表示させること。
*5:本来の画像データを圧縮して小さく表示させる画像データのこと。
*6:携帯電話(スマートフォン)でも設定すれば横長の画面で表示可能になる事が多いし、PCのディスプレイでも縦長表示に出来る機種は民生用、産業用共に有るが、ここでは「わざわざそういった設定を行わずに、SNSを読む」を前提に記載する。
*8:厳密には、動画コーデックやブラウザ側の仕様なども絡むが、今回は敢えて省略している。
*9:とにかく「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」だ。
SNSでの応援・宣伝方法(改訂版) ~第三編・応援、非公式情報bot編~
この記事は、当ウェブサイトの中の人がSNS上で非公式情報botを運営していた頃に、個人的に定めていた基準と、同人活動で得た知見をいくらか汎用的な内容に再編して、公開したものです。SNSをもっと活用しませんか?
1.概要
1-1.記事の構成について
全ての事項を一度に書こうとすると大変な文章量になってしまって、読み辛くなってしまう事がわかりきっているので、以下の通り、合計で四編に分けて公開します。
第一編・概要
第二編・共通事項編
第三編・応援、非公式情報bot編←現在開いているのは、この記事です。
第四編・同人活動宣伝編
1-2.はじめに
今回の記事は、第三編ではSNS上でお気に入りの演者や店舗を応援したい時、さらに言えば演者の非公式情報botを運営したい時に押さえておいた方が良い事項、第四編では同人活動の宣伝で使えそうな事項、第二編では両方に共通する事項を記載します。
記事内では、Twitter(2023年現在はX)*1を前提として記載していますが、他のSNS(FacebookやInstagramなど)でも、ある程度は有効だと考えられます。
3.応援や、非公式情報botの運営
次に、応援したい時や非公式情報botを運営したい時に押さえておいた方が良い事項ですが、SNS特有と考えられる事項についてはこの記事に掲載します。SNS特有では無い一般的と考えられる事項については「みんなで書こうよ、ファンレター」シリーズに記載していますので、そちらを参照して下さい。
- 「みんなで書こうよ、ファンレター」シリーズの一覧
第一編・概要
第二編・一般事項
第三編・基本的な作り方
第四編・本文の書き方
第五編・これに気を付けよう
第六編・より良くする為に
第七編・プレゼントの選び方
3-1.投稿に反応しよう
応援したい演者や店舗は勿論、ウェブメディアなどで自分のお気に入りの演者や店舗に関する記事が公開された時、そして記事をウェブメディアの公式SNSアカウントが告知した時、どんな反応をしていますか?
何もしないけど読む方、お気に入り登録をする方など、様々だと思います。
しかし!
応援したい演者や店舗が有るのであれば、Twitter(2023年現在はX)の場合はウェブメディアの告知投稿を、リポストと引用の投稿、さらにお気に入り登録もして、余裕が有れば記事に対する感想の返信の投稿もしてみて下さい。
なぜこのような事を書くのか。それには理由が有ります。あるウェブメディアの関係者は、次のように述べています。
これ大事なのですが、例えば出演者告知ツイートの伸び方や、番組動画の再生回数は、思っている以上にメーカーの中の人が気にしてます。だから、応援してる演者さんの何かが公開されたら、RT、いいね、喜びのリプなどしてください。でないと、「あ、この人呼んでも意味が無いんだ」となって終わるので。
— ねこさん(とり) (@0tasaka) 2018年2月23日
ちなみに僕がやってるようなwebメディアも同様で、丸一日使って取材したイベント記事が少ないRTで終わると、次回からは行かなくていいイベント・演者さんなんだなってなります。だから、読んだだけでなく、拡散・感想を投稿することが大事。皆さん見てます、中の人も、それこそ演者さんご自身も。
— ねこさん(とり) (@0tasaka) 2018年2月23日
逆にめっちゃ反響があった(数字じゃなくて、お客さんの熱がある連ツイとかでも)ものは、何としても同じ演者さんに出てほしいし、同じイベント取材させてほしいってなるし、結果的にファンはさらにその人を見られる機会が増えるので良いことずくめなはず。さぁ恥ずかしがらずに拡散・宣伝だ!!
— ねこさん(とり) (@0tasaka) 2018年2月23日
あと、公式アカウントや、記事が掲載されたTweet宛に反応リプライするのも良きです。中の人も人間なので嬉しいし、「そういえばあの人があんなに喜んでたからなぁ…また喜んでくれるかな…」という心情が働くので。
— ねこさん(とり) (@0tasaka) 2018年2月25日
連ツイの反応を見ていると、皆さん公式やご本人に直リプを送るのをためらっているようですが…簡単なもので良いんです。
— ねこさん(とり) (@0tasaka) 2018年2月25日
「最高でした!」「ゲスト出演嬉しい!」「今日もかわいい!」などなど。あーだこーだ考えると疲れてしまうと思うので、
画像上がった→「はい天使!」
くらいの勢いでどうぞ…。
引用の投稿も返信の投稿も、たった一言でも大丈夫です。なおリポスト(リツイート)する際、「2-2.投稿する時間帯」で記載した内容を応用し、少し時間を置いてからリポスト(リツイート)する作戦も考えられるでしょう。
投稿に反応した場合、周りへの宣伝効果が得られるかも知れませんし、何の効果も得られないかも知れません。が、殆ど確実な事として言えるのは「何もしなかったら、何も起きない」、「少しずつの積み重ねだから、直ぐには効果を実感できない」という事です。
行動した結果、想像以上の宣伝効果を得て結果的に相手も自分も、末永く楽しむ形などで利益を拡大出来たり、もう一歩進んでトークイベントやコラボイベントのようなものが実現、という日を夢見て、地道にやってみましょう。
3-2.アンケートやレビュー投稿も積極的に
演者や制作スタッフにアンケートを行ったという記事によると、次のような事も応援の方法として有効な様です。
- 何はともあれ、無理のない範囲で購入する
- 公式ウェブサイトのアンケートに回答する
- レビューサイト、アンケートサイト、投票サイトで回答する
- 通販サイトでの購入時に、レビューを投稿する
- 非公式に情報をまとめた、応援用のblog等(つまり、非公式情報blog等)の運営
- 非公式に情報をまとめた、応援用のSNSアカウント(つまり、非公式情報bot)運営
アンケート回答やレビュー投稿も少しずつの積み重ねですから、地道にやってみましょう(二度目
なお少々話がズレますが、チケット購入の場合はこんな話も有ります。
みんなで書こうよ、ファンレター ~第六編・より良くする為に~
コラム:舞台チケットで役者を指名出来るなら、必ず相手を指名しよう
3-3.要望や意見は、問い合わせ窓口へ
人間、言いたい事の一つや二つは有るでしょう。
言いたい事が有る時、皆さんはどうしていますか?ウェブメディアの告知の投稿、演者や店舗の公式SNSアカウントへそのまま返信の投稿していませんか?
要望や意見を返信の投稿として送っては行けない、という決まりは有りません。
しかし考えてみて下さい。本来は直接、演者や店舗を運営する組織へ伝えるべき要望や意見をウェブメディアに対して返信の投稿をしても、ウェブメディアがいちいち伝えてくれるとは考えられません。
演者や店舗の公式SNSアカウントへ返信の投稿をする場合、返信の投稿を送るべき先が違っていたり、第三者から見て意味不明な乱雑すぎる文面を投げつけては、結果として営業妨害になってしまう事も考えられます。
ですので、演者の場合は所属事務所(マネージャー)や所属レーベル、編集部へ、店舗の場合は運営している組織の問い合わせ窓口から、内容を整えて要望や意見を送信しましょう。
なお問い合わせ窓口が存在しない場合は、相手がダイレクトメッセージを問い合わせ窓口として使っているか否か、調べてみて下さい。ダイレクトメッセージも使用出来そうにない場合は、仕方ないので返信を投稿する事を考えましょう。
返信の投稿の文面を考える時は、過去に記載したコラムも合わせて参照して下さい。
みんなで書こうよ、ファンレター ~第二編・一般事項~
コラム:相手はSNSで、何を思うのか?
みんなで書こうよ、ファンレター ~第二編・一般事項~
コラム:ファンは有名人の鑑?
みんなで書こうよ、ファンレター ~第五編・これに気を付けよう~
コラム:送付先は、本当にそこで良いのか?
3-4.やってはいけない事
3-4-1.画像、動画、ロゴの無断使用
自分が好きだからと
- 自分のSNSアカウントのアイコンやヘッダー画像に、演者の写真を無断で使用
- 動画サイトで無償公開されている動画を、無断で別の動画サイトへ転載
- 店舗や企業のロゴを無断で使用して、アクセサリーを作る
- 公式blogやSNSアカウントのスクリーンショット画像を無断で掲載
などの行動を、安易かつ目立つように行う方が居る様ですが、演者や店舗が明確に許可していないのに使用している場合、次のような問題点が考えられます。
- 著作権法 第十八条から第二十条の著作者人格権の侵害
- 同法第二十一条の複製権の侵害
- 同法第二十三条の公衆送信権の侵害
- 商標登録している場合は、商標の侵害
- 肖像権やパブリシティ権に関わるトラブルの発生
- 公式のblogやSNSアカウントのアクセス数へ悪影響
スクリーンショット画像を貼り付けた場合、スクリーンショット画像を見て満足した人がわざわざ公式のblogやSNSアカウントへ立ち寄るとは考え辛く、結果としてアクセス数へ悪影響を及ぼしてしまう(≒需要が無いと誤解されて、公式のblogやSNSアカウントの規模が縮小してしまう)おそれが有ります。
ですからスクリーンショット画像を貼り付けるのではなく、公式のblogやSNSアカウントの感想をSNS上に投稿したい場合は、URLを併記しつつ「この辺りの文章or何枚目の写真が・・・」と投稿しましょう。
なお肖像権やパブリシティ権については根拠法令が無い為、直ちに触法行為だと断言する事は出来ませんが、民事訴訟を起こされるリスクを考慮すると、やはり避けた方が身の為ではないでしょうか?
では、具体的にどこまでがセーフなのか?という話になると思いますので、以下に参考となる文献を記載しておきます。
3-4-2.価値観の押し付け
演者が結婚などいわゆる「ご報告」をすると、SNS上で仲の良い別の演者が祝福のメッセージを投稿したりしますが、その別の演者に向かって平然と「次に結婚するのは、貴方の番ですね!」や「いつ結婚するの?」などの返信の投稿を投げつける方が居ます。
悪気が有って書くのは論外ですが、悪気が無く相手の幸福を願うつもりだとしても、相手の価値観や尊厳を傷つけかねない行為ですので、上記のような文面の返信の投稿、いわゆる「ク●リプ」を投げつけるのは避けましょう。
幸せの形は人それぞれで有り、結婚や子供を持つ事を幸せだと考える人も居れば、そう考えない人も当然、存在します。相手が自らの考えを明示していないので有れば、自分とは正反対の考えを持っている可能性を考慮した方が良いと考えられます。
何かの冗談のつもりで返信の投稿するのだとしても、相手には「こちらの私生活を尊重する気が無い」と見えるかも知れない以上、冗談でも書いて大丈夫なのか、一歩立ち止まって考えてから投稿しましょう。
いずれにしても、自分の価値観を押し付けるような発言は避けるのが無難です。
3-5.非公式情報botの運営方法
SNS上の非公式情報botや、非公式に情報をまとめた応援用のblog等は、具体的にどんな運営方針で、何を書けばよいでしょうか?
絶対的な正解は有りませんが、応援したい演者が居る場合を例にすると
- 複数の事務所やレーベルに所属、または複数の名義で活動している
- 出演情報が、事務所やレーベル毎にバラバラに案内される
- イベント出演情報が発表されているが、主要駅~会場間の交通手段が分かりづらい
- 過去の出演作は誰でも編集可能なWikiシステムが公開されているが、裏付けが無かったり誤った情報が混ざっている、書式がバラバラで見辛い
という場合に・・・
- 入門者向けの入口となる案内
- 出演情報を一か所にまとめた一覧表
- 主要駅からイベント会場までのアクセス方法の補足案内
- 過去の出演作について、統一書式で根拠が有る正確な情報のみの一覧表
- 出演作品やイベントに関わるレポート記事
こういった情報を投稿・提示する運用を行う、という方針が考えられるでしょう。
非公式に情報をまとめた応援用blogの作成例および、書式の例は、次の通りです。
SNS上で投稿する時の例は、次の通りです。
次は第四編「~同人活動宣伝編~」です。←続きはココをクリック
非公式に情報をまとめた応援用blogの作成例
この記事は、「SNSでの応援・宣伝方法 ~第三編・応援、非公式情報bot編~」で掲載している、非公式に情報をまとめた応援用blogの作成例および、書式の例を記載しています。
1.概要
この記事は、●×▲■ さんに関する、お仕事情報を整理する為の非公式な記事です。ご本人様ほか関係各所様とは一切関係ございません。
2.公式ウェブサイトのご案内
●×▲■ さんの所属事務所の公式ウェブサイト、公式blog等を紹介します。
2-1.所属事務所
2-2.オフィシャルサイト
2-3.公式ツイッターアカウント
是非とも、フォローと積極的なRT・いいね・リプ(notクソリプ)をお願い致します。
2-4.公式インスタグラムアカウント
2-5.公式blog
2-5-1.公式blog
2-5-2.旧公式blog(平成xx年(西暦yy年)zz月に移行する以前のblog)
2-6.公式LINEアカウント
公式blogの更新情報等の配信が行われています。話しかけると自動で面白い答えが返ってくる仕様です。
2-7.公式ファンクラブ(スマートフォンのみ)
公式ファンクラブが開設されており、上記に挙げた公式blogでは読む事が出来ないあんな話とか、見る事が出来ないこんな写真やそんな動画を見る事が出来たり、また、FC限定でライブチケットの先行抽選が行われています。
3.出演作について
3-1.出演作の一覧表
出演が発表された場合に、その都度、公式のblogまたはツイッターアカウント等より案内があります。非公式に作成している出演作の一覧はこちらになります。
非公式に作成した、●×▲■さん出演作の一覧(あいうえお順、または年代順)
3-2.レポート記事
出演した作品やイベントに関する代表的なレポート記事は、こちらになります。順不同です。
4.ソロアーティスト活動について
4-1.楽曲の一覧表
ソロアーティスト名義の楽曲は、以下をご確認ください。平成xx年(西暦yy年)zz月に活動を発表・同年zz月に1stシングルを発売しました。
非公式に作成した、●×▲■さん名義の楽曲(公式Youtube等への案内)
4-2.ディスコグラフィー
CDやライブBlu-ray Discなどを購入可能です。楽曲の配信サイトの案内も行っています。
4-3.グッズ類の通信販売
5.そのほか
大した内容では有りませんが、●×▲■ さんに関するトピックも紹介しています。
6.公式ウェブサイト等へのリンクについて
当blogにおける公式ウェブサイト等へのリンクの考え方は、本局に掲載している「免責事項、商標等の扱いについて」を準用しますので、そちらをご覧ください。
SNSでの応援・宣伝方法(改訂版) ~第二編・共通事項編~
この記事は、当ウェブサイトの中の人がSNS上で非公式情報botを運営していた頃に、個人的に定めていた基準と、同人活動で得た知見をいくらか汎用的な内容に再編して、公開したものです。SNSをもっと活用しませんか?
1.概要
1-1.記事の構成について
全ての事項を一度に書こうとすると大変な文章量になってしまって、読み辛くなってしまう事がわかりきっているので、以下の通り、合計で四編に分けて公開します。
第一編・概要
第二編・共通事項編←現在開いているのは、この記事です。
第三編・応援、非公式情報bot編
第四編・同人活動宣伝編
1-2.はじめに
今回の記事は、第三編ではSNS上でお気に入りの演者や店舗を応援したい時、さらに言えば演者の非公式情報botを運営したい時に押さえておいた方が良い事項、第四編では同人活動の宣伝で使えそうな事項、第二編では両方に共通する事項を記載します。
記事内では、Twitter(2023年現在はX)*1を前提として記載していますが、他のSNS(FacebookやInstagramなど)でも、ある程度は有効だと考えられます。
2.共通事項
まず前提として、SNSの活用にあたって過度にフォロワー数を増やす事に注力する必要はない、という事です。
これは意外に思えるかもしれませんが、フォロワー数を増やす事に過度に注力した場合、極端な例としては「知らぬ間に触法行為を行って、いわゆる炎上を招いてしまう」事が考えられますし、そこまで行かなくても「フォロワー数だけは増えたが、投稿を読んでいる気配がない(期待する結果に結びつかない)」に陥る可能性が有ります。
地味に見えますが、SNSアカウントの開設目的(テーマ)に沿って、継続的に投稿していくのがフォロワー数を増やす最短の道です。
2-1.文章は簡潔明瞭に
感想の場合は文章が多少長くても問題ありませんが、第三者へ宣伝する意図が有る文章を投稿する時は、とにかく簡潔明瞭な文章を心がけましょう。
特にSNSでは文章が長くなるほど読まれなくなる傾向が有るので、一つの長い文章にするのではなく
- 内容を一言にまとめたキャチコピーを作る
- 箇条書きにする
- 階層を作り、上位から順番に種目、科目、細目と分類して整理
- 余りにも複雑ならば、図面や表を提示する
など、必要な情報を最小限の労力で受け取ってもらう工夫が大切です。
また、SNSは使用しているユーザー層の特性に違いがある(例えば、Twitter(2023年現在はX)は多少なら文章を読んでもらえる可能性がある、Instagramはほぼ動画か画像しか相手にしてもらえない)と言われている事も、忘れては行けません。
なお、余りに範囲が狭い内輪ネタをやると、第三者からは意味不明な状態になり、文章が読まれなくなります。またウケ狙いのネタも、耳目を集める事に注力しすぎて過激さや嘘で塗り固める、誰かをけなす様な事をすると、スベるどころか炎上してSNS運営側から早々にアカウント強制削除などの対応を取られて逆効果ですので、これも気を付けましょう。
避けた事が無難だと思われるネタの具体例は、「みんなで書こうよ、ファンレター(改訂版) ~第五編・これに気を付けよう~」をご覧ください。
2-2.投稿する時間帯
文章を投稿する時間帯ですが、自分のタイムライン上で投稿が拡散されやすい時間帯を狙いましょう。「時間帯なんて分からない」と言われてしまいそうですが、タイムラインを暫く観察していると、例えばフォロワーが出没しやすかったり、自分がフォロワーへ返信を投稿する事が多い曜日や時間帯が見えてくるので、そこを狙います。
SNSによっては、ユーザーがアクティブな曜日や時間帯を解析するツールも有りますので、有効活用しましょう。
2-3.SNSと、blogやウェブサイトとの組み合わせ
SNS上へのみ文章を投稿しても良いですが、早々にログが流れてしまい効果が薄まる点には注意が必要でしょう。拡散スピードが多少抑えられても、ある程度長い期間の効果を期待したいならば、SNSでの投稿後にblogやウェブサイト(以下、blog等)へ貼り付けて内容をまとめる、はじめからblog等に投稿し更にSNS上で「更新しました」と投稿する、等の対策も同時に実行します。
blog等を作る場合は、手始めに掲載内容を箇条書きにした上で、上位の階層から順に種目、科目、細目と分類してタイトルを作成し、blog等の先頭に作った目次から各タイトルへアクセス出来る様にしましょう。こうする事で、目次で掲載内容の大まかな概要を把握しながら、種目、科目、細目の中に書いて有る文章で細かい情報を把握しやすくなります。
blog等の記事を作成した場合、URLをSNSへ投稿する事も当然考えられますが、使用しているSNSによってはURLを直接投稿すると投稿した内容が拡散しにくくなる(正確な理由は不明ですが、おそらくSNS運営側の囲い込み戦略の影響と思われます)と言われています。
そのため、例えば、最初に「blog等に記事を投稿したこと」のみを投稿し、その返信欄へURLを投稿する、もしくはプロフィール欄にURLを掲載して、宣伝投稿ではプロフィール欄からアクセスできる旨を書いておく、などの様な対策方法を投稿に対する反応を見ながら比較・検討する必要が有るでしょう。
なお、URLを投稿する場合、使用しているサーバーの設定によっては「http://」で始まるURL*2と「https://」で始まるURL*3のどちらでもアクセスできる設定になっている場合が有りますが、ユーザー側のブラウザにおいて意図しない場面で「この接続は保護されていない」という警告が出ても困りますし、コメント欄や掲示板がある場合はセキュリティ対策の観点から原則は「https://」で始まるURLを投稿した方が良いでしょう。*4
2-3-1.SNSのアルゴリズム
※この項は、令和五年(2023年)5月3日に追記しました。
アルゴリズムとは「答えを出す為の処理方法や計算手順」の事で、SNSにおいては或るユーザーに対して
- どのような投稿をしているのか
- 他ユーザーの投稿のうち、どれを表示すると反応するのか
- 投稿内容を分析して、類似性が高い他ユーザーと関連付ける
などの分析を行う事で、ユーザー同士の交流を活発化させようとする仕組みの事を指します。*5
具体的にどのような仕組みになっているのか、ですが、Twitter(2023年現在はX)の場合はその仕組みが公式blogにて公表されました。
上記の仕組みによりユーザー自身や投稿へスコアが付けられて、表示するユーザーを調整している様です。
公式blogを読み解いた人達の解説をかいつまんで記載すると、
という行動は、投稿を拡散させるのに有利に働く一方、
- URLや動画、画像のみの投稿
- フォロー数に対して、フォロワー数が極端に少なすぎる
- ミュートやブロックされる
- スパム報告される*6
という行動は、不利に働くようです。
実際にはここで記載したほど単純ではないかも知れませんが、ヒントにはなると考えられます。
2-4.ハッシュタグ
SNSやblog等で宣伝の為に投稿する文章には、応援したい演者や店舗の名前を記載した上で、ハッシュタグを活用すると効果的です。特に、検索エンジンなどで検索するという行為は行わずにハッシュタグを辿って探す、という人々*7*8へ宣伝したい場合は、ハッシュタグの活用は必須と言えるでしょう。*9
ただし、ハッシュタグもあまり乱用すると安っぽいイメージに繋がったり、投降したハッシュタグを通じてユーザーが別のアカウントへそのまま素通りしていってしまう、という現象も発生しますので、同時に使用するハッシュタグは3個から4個程度に厳選するのが良いと思われます。
2-5.その他
Twitter(2023年現在はX)の場合、拡散したいからと言って自分のアカウント名に作品名を入れるのはオススメしません。理由は、興味を持ち始めた第三者が作品名で検索した時に、無関係な投稿ばかり引っかかる(アカウント名で引っかかってしまっている)状態になり、興味を失って撤収する確率が上がる為です。
次は第三編「~応援、非公式情報bot編~」です。←続きはココをクリック
*1:Twitter(2023年現在はX)は公式見解だとSNSでは無いものの一般的にはSNSと認識される事が少なくないので、このblog上ではSNSとして扱う。
*4:いわゆるレトロPCを活動の中心に据えている場合は、いわゆるレトロPCで使用可能なブラウザでもアクセスできる様、意図的に「http://」で始まるURLを投稿する、という手段もある。
*5:全くまともに動いてなくて役立たずじゃねぇか、と言いたくなる気持ちはよく分かる。
*6:詐欺は積極的にスパム報告してからブロックしよう!!
*7:「検索したら、SEO対策されているだけで何の関係も無いウェブサイトばかり引っかかる」というのでは、ハッシュタグしか使わない層が誕生するのは当たり前である。
*8:検索エンジンの場合、検索オプションを使いこなせば不要なウェブサイトを弾いて探せるが、そのような技術を持っている人は今となっては少数派である。
*9:ハッシュタグの概念は新しいものの様に思うかも知れないが、実際には平成七年(1995年)にSage Weil氏とTroy Griffith氏が作成し、日本国内では主に1990年代後半から2000年代初頭にかけ使われていた、ウェブリングというシステムに似ている部分が有る。
SNSでの応援・宣伝方法(改訂版) ~第一編・概要~
この記事は、当ウェブサイトの中の人がSNS上で非公式情報botを運営していた頃に、個人的に定めていた基準と、同人活動で得た知見をいくらか汎用的な内容に再編して、公開したものです。SNSをもっと活用しませんか?
1.概要
1-1.記事の構成について
全ての事項を一度に書こうとすると大変な文章量になってしまって、読み辛くなってしまう事がわかりきっているので、以下の通り、合計で四編に分けて公開します。
第一編・概要←現在開いているのは、この記事です。
第二編・共通事項編
第三編・応援、非公式情報bot編
第四編・同人活動宣伝編
1-2.はじめに
今回の記事は、第三編ではSNS上でお気に入りの演者や店舗を応援したい時、さらに言えば演者の非公式情報botを運営したい時に押さえておいた方が良い事項、第四編では同人活動の宣伝で使えそうな事項、第二編では両方に共通する事項を記載します。
記事内では、Twitter(2023年現在はX)*1を前提として記載していますが、他のSNS(FacebookやInstagramなど)でも、ある程度は有効だと考えられます。
次は第二編「~共通事項編~」です。←続きはココをクリック
はじめての、イベント参加(改訂版) ~第八編・イベント当日編~
この記事は、何らかのイベントへ当ウェブサイトの中の人が参加する際、個人的に定めていた基準をいくらか汎用的な内容に再編して、公開したものです。
興味が有るイベントに、参加してみませんか??
- 1.概要
- 8.イベントの当日になったら~イベントに向かって、出発進行!~
1.概要
1-1.記事の構成について
全ての事項を一度に書こうとすると大変な文章量になってしまって、読み辛くなってしまう事がわかりきっているので、以下の通り、合計で八編に分けて公開します。
第一編・概要
第二編・事前準備編
第三編・チケット入手編
第四編・イベント物販対策編
第五編・同人イベント編
第六編・荷物運搬対策編
第七編・イベント直前編
第八編・イベント当日編←現在開いているのは、この記事です。
1-2.はじめに
この記事は、商業イベント(一般の企業が企画・開催するイベント)と、同人イベント(個人または運営準備会などが企画・開催するイベント)の両方へ対応できるよう記述した為、一部に分かりにくい記述が有るかもしれません。
質問したい場合は申し訳ありませんが、当ウェブサイトの中の人のSNSアカウントへDM、またはメールにてお問い合わせ下さい。
1-3.知っておいて欲しい事
この記事には「注意事項」が出てきます。記載した事項について誤解しないで欲しいのは、「悪い事をやってはいけない」という単純な理由だけで書いた訳ではない事です。
禁止されている事を実行すると・・・
- イベントの主催者(以下、主催者と記載)側がトラブル対処の手間を減らす為、規制だらけにする(参加者が柔軟に楽しむ事が出来なくなる)
- 施設運営者が会場を貸す事を拒否して、イベントが開催出来ない
- 公共交通機関側から輸送面で協力を得られず、イベントが開催出来ない
という事態に発展する為です。
実際に、某界隈でマナー悪化を理由として「全国ライブツアーの中止」という衝撃的な出来事も発生しました。このような事態を避ける為には、各自が注意するほか無い事を肝に銘じましょう。
なお、注意事項はどこでも見かける一般的な事項が大半ですが、中にはイベントごとに異なる事項も有ります。
一例を挙げると、ペンライトは大別して持ち込めない場合と持ち込める場合に分かれます。さらに持ち込めても、使用可能な製品の制限(主催者公式の物のみなのか主催者公式と市販品のどちらでも良いのか、電池式でも乾電池なのかボタン電池なのか、など)が有ります。
ペンライトは使用時の制限にも違いが有り、一般的には手に持ってよいのは1本だけですが、中にはペンライトの大きさに通常よりも厳しい制限を課す代わりに、手に複数本持ってよいという、変わった規制のイベントも有ります。
ですので、注意事項は隅々までしっかりと読み込みましょう。
8.イベントの当日になったら~イベントに向かって、出発進行!~
観光庁から旅行する際のガイドラインが発行されていますので、以下の記事内にある別紙「新しい旅のエチケット」を参照して下さい。
8-1.体調不良になってしまったら
体調不良になってしまったら、大変残念ですが行く事を中止したり引き返して撤退する勇気を持ちましょう。無理やり参加してイベント進行を妨げてしまったり、イベント会場内に感染症を持ち込むような事をし、主催者から損害賠償請求を受けた場合、責任を持てないのであれば尚更やめるべきです。
8-2.オシャレになろう
せっかくのイベントだというのに、異臭を振りまきながら参加するのは論外ですし、全くオシャレしないというのも少々味気ないですね。服装以外の部分(髪や髭、鼻毛、歯磨き)にも神経を使いましょう。
8-2-1.髪の毛
髪は体質にもよりますが、付着した皮脂や汚れを放置し続けるとニオイやべたつきの原因になりますので、べたつきがちな人は毎日、頭皮が乾燥しがちな人は最短で二日に一度は洗髪すると良いようです。洗髪したら、夏季であっても必ずタオルなどを用いて乾かしましょう。洗った傍から雑菌を繁殖させる事は有りません。洗髪のコツは花王株式会社*1などのウェブサイトを記載しておきます。
www.dove.comなお女性で髪が長い方は、特にライブへ参加されるとなると結ばない場合は髪が他の観客へぶつかったり絡まったりしますし、かといって安易におだんごにするとこれはこれで後ろの人の視界を妨げてしまいますので、各自、髪型を研究してみてください。
8-2-2.ニオイなど
夏季は汗を放置するとニオイの原因になるので、タオルを持ち歩いてこまめに汗を拭き取ったり、制汗デオドラントを積極的に活用しましょう。
それから口臭ケアも忘れずに。口の中が乾くと余計に悪化するので、口臭対策用のタブレットなどを使って、対策すると良いですね。なお、タバコは好き嫌いが分かれるので、当日はイベント終了後まで吸わない方が良いのではないでしょうか。
握手会やお渡し会へ参加するなら、さらに手の爪は短く切ってからバリが出ない様、爪用のヤスリで整えましょう。
8-2-3.金属製のアクセサリー
金属製の指輪などのアクセサリーや時計については、あまり身に着けない方が良いかもしれません。
というのは、特に金属製のアクセサリーは人間が密集している場所だとケガの元になりやすかったり、クラシックPCを扱うようなイベントではうっかり電子基板をショートさせて故障させる原因に、また握手会のようなイベントでは出演者のケガ対策以外に、金属アレルギーへの対策という観点も考慮する必要が有ると思われます。
8-3.自宅出発前の最終確認
天気予報は当日の朝に確認して、服装の調整や雨具の持っていくか最終判断します。
服装や靴については、「7-3.当日の服装とか」から「7-3-3.靴はどうするのか」までを参考に、当日の天候を鑑みながら微調整すると良いでしょう。
チケットは万が一、無くしたり置き忘れたりすると全てが水泡に帰するくらい重大な事案になりますので、念には念を入れ、チケットはカバンから出さずに入っているか否かを確認するくらい、慎重に行います。
チケットは、自宅の机や玄関の靴箱、ホテルのテーブル、飲食店でカバンや財布ごと置き忘れるのをよく聞きますので、重点的な確認が必要ですね。忘れ物をしやすい人は、自宅や宿泊施設の部屋内で確認する時に、「指差喚呼」を取り入れるのも一つの方法です。
「指差喚呼」とは、確認するものを「見ながら」「指で指し示して」「声に出して確認」する手法で、元々は旧国鉄(日本国有鉄道)が発祥です。旧国鉄が昭和三十八年(1963年)に設立した「鉄道労働科学研究所」が行った実験や、後身に当たる「鉄道総合技術研究所」が平成六年(1994年)に行った実験では、誤りを約1/6に減少させる効果が認められているようです。
www.mhlw.go.jp↑PDFデータのP.45ページ
8-4.チケットを忘れた、落とした
万が一、チケットを忘れたり落としてしまったら、落ち着いて「3-9.チケットが手元に来たら」で記載した通り、コピーしたチケットを使って以下のような対応を順番に行いましょう。
- 主催者へ問い合わせる
- 席を余らせている人に譲ってもらう
- 忘れた場合は取りに帰るか、誰かに持ってきてもらう
- 落とした場合は交番へも問い合わせつつ、記憶をたどって順番に探す
主催者へ問い合わせても望みは薄いですが、稀に、現地係員の判断でイベント開始後に特例の措置で入場させてもらえる事も有ると聞きます。
8-5.遅刻は厳禁
特に、チケットや物販で入手した物の受け渡しを行う場合、待ち合わせに遅れるのは相手に迷惑をかけるので、厳禁です。どうしても遅れそうな場合は、事前に打ち合わせていた連絡手段を使って、必ず連絡しましょう。
8-5-1.宿泊施設のチェックイン時刻に間に合わない時
宿泊施設のチェックイン時刻に遅れそうな時は、電話で連絡してチェックイン時刻を変更しましょう。数日前の段階で有ればウェブサイトなどでもチェックイン時刻の変更が可能な場合が多いですが、当日の変更となると電話でならば可能なものの、他の方法で変更できるとは限りません。
遅れるのにチェックイン時刻の変更を連絡しない場合、宿泊施設側で無断キャンセル扱いとして他の利用者に部屋を貸し出したり、違約金を請求される可能性も有りますので、必ず連絡しましょう。
8-6.不法投棄をしない。
当たり前の事ですが、念のため。
物販などで発売される先行応募券や参加券がCDに封入されている場合、CDから必要な物だけ抜き出したら残りの物をその場で処分したくなるかも知れません。
しかし、捨て方によっては廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第十六条、同法第二十五条 第十四号、または河川法施行令 第十六条の四 第1項二 ハ、同法施行令第五十八条など(何れの条文も、令和四年(2022年)11月現在)により罰せられてしまう事や、それを目撃した第三者が抱く印象を考えて、せめて自宅に持ち帰ってから適切に処分しましょう。
8-7.列車の乗車方法について
在来線の普通列車へ乗車する場合、日本国内では一般的に、乗車券を購入してから駅の改札口を通って列車へ乗車しますが、地方では路線バスと同じような形で運賃を支払って列車へ乗車する路線も有ります。(路線バスの利用方法や運賃体系の考え方は、後述の「8-8.路線バスについて」に記載しますので、運賃支払いの方法が路線バスと酷似する列車へ乗車する場合は、そちらを参照して下さい。)
駅の改札口を通って普通列車へ乗車する場合、乗車券は駅の自動券売機で購入できます。自動券売機の操作方法は、厳密には鉄道会社ごとに異なりますが、比較的多く見かける液晶タッチパネル式の自動券売機では
- 自動券売機の上部や横に運賃表が掲示されている事が多いので、目的地の駅を確認して、運賃を準備する。
- 近づくと画面が点灯する(点灯しない場合は、画面に軽くタッチする)ので、乗車券の種類を選ぶ。一般的には、「きっぷ」と書かれた場所をタッチする。
- 自動券売機へ運賃を投入する。
- 運賃を投入するとタッチパネル上の金額ボタンの色が変わるので、目的地の駅までと同じ金額のボタンをタッチする。
- 乗車券が発券される(投入金額が運賃よりも多い場合は、釣り銭も同時に出てくる)ので、取り出してから改札口へ向かう
- 釣り銭が出てこない場合、機械内部で詰まっている事が有るので、絶対にその場を離れず、自動券売機にある呼出ボタンを押して駅係員を呼び出す*2
自動券売機も、駅によっては昔ながらの押釦式の自動券売機を置いていますが、基本的な使い方は液晶タッチパネル式の自動券売機と同じです。なお、日本国内では先に運賃を投入してから乗車券を選択する方式が主流*3ですが、国外では先に乗車券を選択してから運賃を投入する方式が主流のようです。
乗車したい路線で使用可能な交通系ICカードを所持していて、かつ、チャージ済みの場合は、乗車券を購入せずにそのまま改札口へ向かいましょう。交通系ICカードのチャージは、駅の自動券売機のほかコンビニエンスストアなどでも可能な場合が有ります。
駅の自動券売機で、乗車券を購入したり交通系ICカードのチャージを行う場合、鉄道会社によっては五千円や一万円の高額紙幣に対応していない事が有ります。高額紙幣を使用できない場合が有るのは、路線バスや国外の鉄道でも同様です。
改札口の通り方は、乗車券の種類により次の様に分かれています。なお、いわゆる「企画切符」や「フリー切符」と呼ばれている乗車券の場合は、自動改札機を通れる場合と通れない場合が有ります。*4
- 裏側が白い乗車券
いわゆる硬券や軟券などで、有人改札(駅係員が窓口で対応する改札)を通って乗車します。
硬券とは硬い厚紙で作られている乗車券の事ですが、現在だと通常の乗車券で販売しているのは極一部の鉄道会社*5のみで、多くは記念切符として販売される事が大半ですので、気にする必要は有りません。
軟券とは薄い用紙で作られている乗車券の事ですが、現在だと、通常ではあまり思い付かない特殊な経路を辿って乗車する様な場合にしか見かけませんので、これも気にする必要は有りません。*6
- 磁気式乗車券
改札口にある自動改札機のうち、磁気式乗車券に対応した自動改札機の投入口へ乗車券を入れてから自動改札機を通過しつつ、吐出口から出てきた乗車券を取り出して乗車します。
令和四年(2022年)現在、自動券売機や窓口で購入した乗車券はこの方式が一般的です。
自動改札機にある、交通系ICカード用のセンサー部分へ交通系ICカードを読み取らせてから、自動改札機を通過して乗車します。
令和四年(2022年)現在、大都市圏で購入する定期券はこの方式が一般的です。交通系ICカードの例を次に示します。
- QRコード式乗車券
自動改札機にある、QRコード用のセンサー部分へ乗車券を読み取らせてから、自動改札機を通過して乗車します。
令和四年(2022年)現在だとそこまで導入例が多い訳では有りませんが、福岡の北九州モノレールや沖縄のゆいモノレールでの全面導入、関西の南海電鉄や近畿日本鉄道が企画切符として導入している例が有るほか、大阪メトロ、阪神電鉄が実証実験を行ったり、JR東日本がQRコード式乗車券の導入を発表するなどしている為、今後は全国的に普及していく可能性が高いと思われます。
- クレジットカードのタッチ決済
クレジットカードのタッチ決済は、正式には「EMVコンタクトレス」と呼び、令和五年(2023年)現在だとそこまで導入例が多い訳では有りませんが、京都や兵庫の日本海近くの京都丹後鉄道*7、岐阜の長良川鉄道、神奈川の江ノ島電鉄での導入、福岡の西日本鉄道や福岡市営地下鉄、大阪や和歌山の南海電鉄、東京や神奈川の東急電鉄などが実証実験を行っており、現時点では関西から九州地区を中心にして普及していく可能性が高いと思われます。クレジットカードのタッチ決済における、交通機関向けサービスの例を次に示します。
新幹線や有料特急列車の乗車券および特急券、座席指定券*8は、一枚の場合と複数枚の場合が有りますので、次節でその違いを挙げます。また、座席指定の方法が少々特殊な特急列車や、乗り換え時の精算などに関しても簡単に触れます。
なお、「2-5-1.駅の乗換、乗車券について」で記載した通り、列車の乗車券を予約した際にQRコードを受け取っていた場合、QRコードが乗車券の引換用だった場合は事前に乗車券と引換を行います。
8-7-1.乗車券や特急券、座席指定券が、一枚の場合
一枚の場合、本来は乗車券と特急券で合計二枚になるところが、鉄道会社側で発券時に便宜的に一枚にまとめている、というだけですので深く考えずに自動改札機へ投入すれば大丈夫です。
なお自動改札機は、磁気式乗車券なら磁気式乗車券にも対応した自動改札機を、QRコード式乗車券ならQRコード式乗車券にも対応した自動改札機を通過します。大抵は自動改札機本体が色分けされていたり、床面に大きく案内が表示されています。
8-7-2.乗車券や特急券、座席指定券が、二枚の場合
二枚の場合、先述した特急券と一体になっている乗車券が二枚組になっているか、または一枚が乗車券でもう一枚が特急券ではないでしょうか。券面を読んだら同一区間の乗車券と特急券だった場合、改札を通る際は先程と同じように磁気式乗車券にも対応した自動改札機へ二枚同時に投入すれば、通過できます。*9
ただし、関西の近畿日本鉄道は特急券が自動改札機に対応していないらしく、降車駅では、特急券を改札機手前にある回収箱へ入れて乗車券だけを自動改札機に投入する方式だそうです。当ウェブサイトの中の人は乗車したことが無い為、詳細は不明です。
8-7-3.乗車券や特急券、座席指定券が、三枚以上の場合
これは何らかの事情により、乗車券や特急券が分割されている場合にこのような事が起きます。三枚の乗車券の場合、新幹線が停車する駅なら大抵は自動改札機を使えますが、そうでない駅の場合は自動改札機が対応していない場合も有るので、その時は有人改札を通過してください。
乗車券を使う手順の例として、JRの在来線を走行する有料特急列車を利用して乗り換え駅まで行き、そこから新幹線に乗車する場合を挙げます。
- 在来線の有料特急列車へ乗車する時に、乗車券と在来線特急券の二枚を自動改札機へ投入して、乗車
- 乗り換え駅で乗り換え専用の自動改札機を通る場合は、乗車券と在来線特急券、新幹線特急券の三枚を投入する。
- 自動改札機から出てくるのは乗車券と新幹線特急券の二枚なので、それを持って新幹線へ乗車
- 降車駅では、乗車券と新幹線特急券の二枚を自動改札機へ投入
新幹線から降りる駅では、一旦在来線の通路を通ってから駅を出場する場合も有り、その場合は乗車券のみが自動改札機から再び出てきます。乗車券が出てきた場合は持っていくことを忘れないようにしないと、最後の自動改札機で外へ出る事が出来なくなります。
なお、何らかの理由で乗車券や特急券が合計で四枚以上になった場合、乗車券類を自動改札機へ四枚以上同時に投入する事は基本的に出来ず、有人改札を通過する事になりますので注意してください。
8-7-4.座席指定の方法が少々特殊な特急列車
JR東日本の各路線を運行している特急列車のうち、平成二十七年(2015年)以降に導入が始まった制度に「座席未指定券」という制度が有り、平成三十一年(2019年)3月ダイヤ改正の時点では常磐線と中央線系統の有料特急列車に導入されています。
制度の細かい詳細はJR東日本が公開しているパンフレットをご覧ください。
常磐線特急「ひたち」「ときわ」かんたんご利用ガイド(東日本旅客鉄道株式会社 PDF形式)
座席未指定券に関して、簡単に三行でまとめると
- 全ての座席は指定席なので、乗車前に今までと同じ指定席特急券か座席未指定券を購入する
- 座席未指定券は、乗車日時と区間は指定されているが座席は指定されていない為、どこへ座ってもよい
- ただし、いま座っている座席の指定券を持った乗客が乗車してきたら、その席を立ち退かなくてはならない。また、空いている席が無ければ立っていなくてはならない
日本国内で一般的に見かける制度とは異なる為に少々特殊な方式に思えますが、欧州で一般的に行われている方式とかなり似ています。
8-7-5.信用乗車方式について
日本国内では一般的に、乗車券を購入してから駅の改札口を通るか、ワンマン列車の場合は路線バスと同じような形で乗車する事は先述しましたが、JR西日本やJR四国、広島電鉄などで信用乗車方式と呼ばれる、改札口がない無人駅で乗務員へ乗車券を渡したりせずに乗り降りする方式が有ります。
これも日本国内ではあまり馴染みが有りませんが、欧州では一般的に行われている方式です。(ただし欧州でも例外は有ります)
この信用乗車方式では、不正乗車を防止する為に抜き打ちで特別検札が行われ、不正乗車が判明すると高額の罰金を取られたりしますので、不正乗車はやめましょう。特に欧州では、容赦なく罰金を取られるか警察に連行されます。
8-7-6.乗り換えや精算について
同一の鉄道会社だが違う路線へ乗り換える、という場合、乗り換えに使用する改札機が定められている事が有りますので、以下に例を記載します。
精算する場合、降車駅で自動精算機を使って精算してから降車するのではなく、「交通系ICカードと磁気式の乗車券を組み合わせる」場合、自動改札機へ乗車券を投入する順番が決まっていたりしますので、これも以下に例を記載します。
なお、以前は磁気式の乗車券と定期券を二枚同時に自動改札機へ投入して精算する事も出来たが、現在は出来なくなった、という鉄道会社も有りますので注意しましょう。
自動改札機2枚投入サービス終了のお知らせ(相模鉄道株式会社 PDF形式)
8-7-7.乗車または降車する扉について
日本国内の在来線および私鉄に関し、現行の鉄道車両は大抵の場合、自動でホーム側の全ての扉を一斉に開閉しますので、旅客側は特に気にする事もなく乗車または降車しますが、路線によってはエレベーターのようにボタンを操作して扉の開閉を行って乗車・降車する車両も走行していたり、ホームの長さが短い為に特定の車両へ乗車しなくてはならない場合が有ります。
まずは、半自動扉式の扉の操作方法について以下に例を記載します。
平成26年3月15日(土)より「ボタン式(半自動扱い)」となります(東日本旅客鉄道株式会社 八王子支社 PDF形式)
常磐線(一部区間)及び水戸線(全区間)ではE531系車両ドアの開閉が通年「ボタン式」となります(東日本旅客鉄道株式会社 水戸支社 PDF形式)
関東ではJR東日本の相模線のような支線区のほか、幹線系統の近郊区間でも半自動式の扉を備えた車両が走行しています。*10
日本国外や、国内でもごく僅かに残存している旧国鉄が製造した鉄道車両の中には半自動式ではなく、手動式の場合も有ります。
スイス、旅のマニュアル(株式会社エイチ・アイ・エス PDF形式)
ホームの長さが短い為に特定の車両へ乗車するのは俗にドアカットとも呼ばれていて、関東ではJR東日本の横須賀線田浦駅、東武鉄道株式会社の浅草駅、東急電鉄株式会社の九品仏駅、江ノ島電鉄株式会社の腰越駅などで行われていて、かつては箱根登山鉄道株式会社の風祭駅でも行われていました。*11
8-7-8.日本国外での鉄道について
日本国内と国外の鉄道を比較すると運賃体系などが根本から異なったりします。先述した内容以外にも、例えば磁気式の乗車券ではなくトークンを使用する、特急券や乗り越し精算の制度が存在しない(乗り過ごしたら不正乗車とみなされてアウト)、同一路線で運賃体系が異なる列車が走行していて、乗車する列車に合わせて乗車券を購入する、などが有り、国ごとに違いますので海外へ行く方は気を付けましょう。
なお、海外の運賃体系の事例などに関し、欧州や東南アジアで有りがちな事を記載しましたが、当ウェブサイトの中の人の場合は米国の本土へ行ったことは無く、したがって米国の地下鉄などは事情を全く知らない為です。
8-7-9.そのほか
乗車券は原則として、当日のみ有効かつ途中下車は認められていませんが、路線や乗車券の種類によっては途中下車が認められている場合も有ります。
また、新幹線や有料特急列車に乗車する時に指定席を予約していて、目的の列車に乗り遅れてしまった場合、通常は後続列車の自由席に乗車する事になります。
8-8.路線バスの乗車方法について
路線バスでは、乗車や降車の方法、運賃支払いの方法についてバス会社や路線により異なります。
8-8-1.利用方法
利用方法の一覧を下記に挙げてみます。
A、乗車する扉
- 前乗り
- 後乗り(中乗り)
B、運賃支払いの方法
- 乗車時に支払い
- 降車時に支払い
C、降車する扉
- 前降り
- 後降り(中降り)
複雑に見えますが、現在では車掌は乗務しないワンマン運転が一般的かつ、ワンマン運転に必要な運賃箱は運転手が操作しやすい位置に置いてある事を考えると、上記A~Cの組み合わせは
- イ-1:前乗り・先支払い(乗車時に支払い)で、前降り
- イ-2:前乗り・先支払い(乗車時に支払い)で、後降り(中降り)
- ロ-1:前乗りで、後支払い(降車時に支払い)・前降り
- ロ-2:後乗り(中乗り)で、後支払い(降車時に支払い)・前降り
という4パターンが見えてきます。
利用方法がどれなのかはバス会社により違いますし、そもそも同一のバス会社でも路線ごとに違ったりしますので、不安ならばバス会社の公式ウェブサイトを確認するか、各営業所へ問い合わせましょう。
8-8-2.運賃体系
利用方法については先述した通りですが、運賃体系はおおまかに「均一制」と「区間制」に大別されています。(区間制とゾーン制、対キロ制、対キロ区間制は制度として厳密には別ですが、このblogでは同一の制度として扱います)
- 均一制:乗車区間に関わらず運賃が均一の制度で、利用方式が「前乗り・先支払い(乗車時に支払い)」の路線では、殆どこの方式
- 区間制:乗車区間によって運賃が変わっていく制度で、利用方式が「後支払い(降車時に支払い)・前降り」の路線では、殆どこの方式
なお、ごく稀に利用方式が「前乗り・先支払い(乗車時に支払い)」にも関わらず運賃体系が「区間制」になっている路線も有り、この場合は乗車時に乗務員へ降車するバス停を告げて、乗務員が運賃箱を設定してから運賃を支払います。(これを信用多区方式、俗に信用前払い方式や運賃申告方式と呼ぶ)
運賃体系もバス会社により違いますし、そもそも同一のバス会社でも路線ごとに違ったりしますので、不安ならばやはりバス会社の公式ウェブサイトを確認するか、各営業所へ問い合わせましょう。
8-9.航空機の搭乗、船舶の乗船方法について
「2-7-2.搭乗手続きについて」で記載した通り、航空機では搭乗手続きが、船舶では乗船手続きが必要です。以下に搭乗手続きおよび乗船手続きの例を記載しておきます。
初めての飛行機で不安、搭乗手続きの方法と時間まとめ | エアトリ - トラベルコラム
航空機に搭乗する際に電子機器を所持している場合は、必ず電源を切るか機内モードに設定しましょう。これを怠った場合、航空法第七十三条の四第5項および同法第百五十条第五号の四、同法施行規則第百六十四条の十六第四号(何れの条文も、令和四年(2022年)11月現在)により五十万円以下の罰金に処される可能性が有りますので、注意が必要です。
8-10.充電は大事
新幹線や飲食店、ホテルで携帯電話(スマートフォン)などの充電が出来るのであれば、積極的に充電しておきましょう。特に電子チケットの場合、携帯電話(スマートフォン)の充電が無くなってしまっては大変な事態に陥ります。
万が一、携帯電話(スマートフォン)が電気切れになって起動できない場合、充電器も無いのであればコンビニや家電量販店などで充電用の機器を調達するしか有りません。
ただし、機種によっては対応する充電機器が見つかりにくい(今となっては、KDDI株式会社のCDMA 1X WIN、株式会社NTTドコモのFOMA、ソフトバンク株式会社のSOFTBANK 3Gなど、いわゆるガラパゴス携帯電話の充電器を新規に入手する事は難しいでしょう)ので、やはり忘れずに充電器を持って行きましょう。*12
8-10-1.海外では、無線機器の取り扱いに気を付けよう
日本から無線機器(例えば、スマートフォンやWi-Fiを使用する端末)を海外へ持って行く場合、相手国での法規制に適合しているか事前に確認しておかないと、空港の手荷物検査でトラブルに発展する可能性が有ります。
この場で海外の法規制を全て解説するのは流石に不可能なので、基礎知識や法規制の代表的な例が掲載されているウェブサイトを紹介しておきます。
なお、海外から日本国内へ無線機器を持ち込む際も電波法による規制の対象となり、法令上の基準に適合しない無線機器を使用すると、総合通信局(昔の電波監理局、電気通信監理局)が行っている不法無線の取り締まりを受けかねませんので、気を付けましょう。
8-11.食事は必ず摂る
前後してしまいますが、体力を維持する為に朝食や昼食、夕食は必ず摂りましょう。
特にライブは、意外と体力の消耗が激しいものです。可能ならば通常の食事だけではなく、開始直前に栄養補助食品(例えば森永製菓株式会社の「inゼリー」、大塚製薬株式会社の「カロリーメイトゼリー」ほか)や、一口サイズの羊羹などで栄養補給しておくと良いでしょう。
8-12.イベント会場に到着したら
イベント会場が座席指定の場合は急いで入場するほどでも無いですが、着席してから準備する時間を確保する為には、ある程度は余裕をもって入場した方が良いのではないでしょうか。オールスタンディング形式のライブや公開録音では整理番号順の入場になる事が少なくないので、整列時間を確認して遅刻しないように行動しないと後悔します。
イベントにより異なりますが、入場時に本人確認や持ち物検査を行う事が有ります。本人確認ではチケットと身分証明書の提示を求められるので、チケットだけではなく身分証明書もうっかりコインロッカーなどの中に仕舞わないよう、注意しましょう。
持ち物検査では、持ち込み禁止の物を持ち込もうとしていないか検査されます。よく問題になるのは録音・録画機器、ペンライト(ライブの場合)、ペットボトル飲料(握手会やお渡し会)で、これらのものは主催者へ預けるかその場で廃棄処分する事になると思われます。
仮に持ち物検査で見つからなくても、持ち込み禁止の物を持ち込んだ事がイベント中に発覚してしまえば強制退場させられる可能性も有るので、持ち込まないようにします。
同人イベントでは「3-1-6.そのほか」で記載したように、入場時にチケットではなくパンフレット(カタログ)の提示を求められたりしますが、パンフレット(カタログ)はバラバラに解体されている状態だと認めてもらえない場合が有るので、解体していない状態で持って行きましょう。
なお会場内に限定される訳では有りませんが、エスカレーターの歩行は危険行為なので行わない事、待機列が移動する時や注意事項の案内がある時はイヤホンを外して聞く事、いわゆる「歩きスマホ」は行わないなど、一般常識の範疇に含まれる事も守りましょう。
また入場後、何らかの用事で退場して再入場する事は全く認められていない場合と、制限付きで可能な場合に分かれますので、用事は全て済ませてから入場しましょう。
再入場が出来る場合は、特段の手続きもなく出入り可能な場合とスタンプを押印されたり証明書など再入場が可能なことを証明できる物を渡される場合が有ります。証明書などを渡されたら無くさないようにしましょう。
8-13.会場内に入ったら(一般的なこと)
会場内に入ったら、礼儀と節度を忘れずに楽しみましょう。「礼儀と節度」に関しては議論となる事も多く、定まった見解は有りませんが、目に余ると判断されれば主催者より退場を命じられる事が有りますので、基本的に避ける必要が有ります。
以下に挙げた行為は、一般的に周囲から集中的に批判を浴びやすい傾向です。
- ライブや観劇などで、自分の背後に居る観客の視界を極端に妨害したり、静かに座っている状況で不必要に体を動かす
- 出演者や他の観客の大半が、不快になったり進行を妨げるレベルで奇声を上げたり雑談したりする
- 出演者や他の観客に危害を加える
- 携帯電話(スマートフォン)が禁止されているイベントで、許可も無く使用する、電源を切り忘れる(着信音を出してしまう)
- 主催者から禁止されているのに、携帯電話(スマートフォン)やカメラを使って、会場内や参加者を許可なく撮影する
- 主催者が明確に許可していないのに、会場内へぬいぐるみや等身大のイラストパネルを持ち込んで、イベントを観賞する
上記に挙げた行為は出演者や他の観客の迷惑になりやすい事、後半の3つについては著作権の侵害、肖像権や版権の問題でイベントの映像化や音源化が不可能になってしまう事も有ります。(そもそも、盗聴や盗撮を疑われてしまいます。)
初めて参加するイベントの場合、まずは「郷に入っては郷に従え」という発想で参加した方が、無用なトラブルを発生させずに済むでしょう。
場合によっては違う界隈の文化を持ち込みたくなるかも知れませんが、周りの様子を観察して寛容なのか不寛容なのかを把握してから、判断する事をおすすめします。
上記に記載したうち、二番目に挙げた項目については過去に記載したコラムも合わせて参照して下さい。
みんなで書こうよ、ファンレター ~第五編・これに気を付けよう~
コラム:貴方のルール違反、マナー違反が相手を苦しめる
8-13-1.会場内に入ったら(座席指定制の場合)
自分が座席から離れる時は、入場時に渡されたチケットの半券を持ち歩いておかないと、迷子になるので注意しましょう。
花道に囲まれている座席の場合、囲まれた内側と外側を連絡する通路は、公演中に通過できない事も有るので、開演前の案内放送をよく確かめつつ、トイレ休憩をどうすのか作戦を考えておくと、後で後悔しません。
通路側の座席はスペース的にかなり楽ですが、通路に荷物がはみ出したり通路上から公演を見てると係員に注意されてしまうので、気を付けましょう。
8-13-2.会場内に入ったら(オールスタンディングのライブの場合)
イベントの中でも、オールスタンディング形式のライブでは他の観客とぶつかりやすいですが、自分が怪我したり事故が発生する程の状況でなければ、「お互い様」の感覚を忘れないように対応しましょう。
8-13-3.会場内に入ったら(お渡し会の場合)
お渡し会では、軽い会話のみ許可されている事が少なくありません。時には会話すら禁止の場合も有るようですが、大人しく係員の指示に従いましょう。
お渡し会で物を受け取る時は、可能な限り相手と目線を合わせて、両手で受け取る事を意識しましょう。その方が出演者は気分よく居られるかも知れません。
会話する時は「7-1.主催者発表の案内、注意事項を最終確認」で記載した通り、事前に考えておいた話題を使いつつ、目線を見ながら会話をキャッチボールさせる事を意識しましょう。その方が出演者も楽しめるのではないでしょうか。
お渡し会でポスターを渡された場合、その持ち運びには筒型の図面ケース(図面筒と呼ばれていて、画材店や文房具店で購入できます)がおすすめです。紙を入れるときは単純に丸めて入れると取り出す時に引っかかって端が曲がったりするので、ちょっと小さめに丸めてから輪ゴムなどで止めてから入れると良いでしょう。*13*14*15
なお、お渡し会のその他のマナーについては、過去に記載したコラムも合わせて参照して下さい。
みんなで書こうよ、ファンレター ~第六編・より良くする為に~
コラム:お渡し会での会話は、かけ離れたり差が有ったりしないか?
8-13-4.会場内に入ったら(握手会の場合)
握手会では軽い会話に加えて握手も出来るようです。明確に許可されている場合を除いて、ハイタッチなどをやろうとしては行けません。
手が汚れているのは言語道断です。可能であれば、イベントの直前に石鹸による手洗いを行いましょう。やむを得ない場合はウェットティッシュでも良いですが、ウェットティッシュは古い物を使うとアルコールの揮発が揮発していて雑菌が繁殖しているおそれもある事や、相手がアルコールに対するアレルギーの可能性もあるので、出来るだけ石鹸による手洗いを行いましょう。*16
なお、手洗いやうがいは手順を守ってしっかり行わないと、効果が減少してしまいます。下記に効果的な手順を記した資料を提示しておきます。
ノロウイルスによる食中毒の現状と対策について(厚生労働省 PDF形式)
衛生的な手洗いについて(厚生労働省 PDF形式)
握手する時、何十人(もしかしたら何百人)と握手する出演者の負担を少しでも軽くするため、手は添える程度にしましょう。決して力を入れては行けません。
8-13-5.会場内に入ったら(同人イベントの場合)
入手したい頒布物がある時、人気のあるサークルが頒布しているのであれば待機列に並ぶ事も有ります。
この時、待機列の最後尾の人がいわゆる「最後尾の札」を持っているなら、最後尾の人へ一声かけて札を受け取って周りから見えるように掲げ、自分の後ろへ別の人が並んだら一声かけてその札を渡すなど、その扱い方にはルールが有ったりしますので事前に調べておきましょう。
同人イベントでは、サークルが頒布している同人誌を試し読みしたくなる事も有るかと思われますが、試し読みをする時はサークル参加者へ一声かけてから、何分もかけて立ち読みしたりせずに数ページ程度を流し読みするだけにしましょう。
試し読みする時やサークルの展示物を見るとき、頒布物の支払いをする時は、持っている荷物をうっかりサークルスペースの机に置いてしまいそうになるかもしれませんが、やらないように気を付けましょう。展示物や頒布物が傷つく可能性や防犯上の問題(荷物の整理と見せかけて頒布物を盗難する人間が居るので、疑われかねない)も有る為です。
時にはサークル参加者と会話する事も有るかと思いますが、他の一般参加者がサークルの頒布物を入手したいかも知れないし、サークル参加者に別の用事が有るかも知れないので、程々にして切り上げるようにしましょう。また会話するときは他の参加者の邪魔になりにくいよう、スペース正面の少し脇の部分に立つなど、配慮が欲しいですね。
頒布物に年齢制限がある場合、サークル参加者が捕まりかねないので入手しようとしてはいけません。年齢制限をクリアできるのであれば、身分証明書をすぐに提示できるよう、手元に用意しておきましょう。
年齢制限がある同人誌の場合、イベント会場の出入り口周辺や飲食店、交通機関での移動中に読む行為は、マナーとして控えるものです。自宅へ帰ってから読みましょう。
なお、一般参加者が自作物した物を同人イベントの会場内で複数人に配るような行為は明確に禁じられている傾向にありますので、自作物を配る(≒頒布)ならサークル参加しましょう。
8-14.イベントが終了したら
イベント終了後、アンケートが有る場合は感想や要望を書いて出すと次回も開催される確率がほんのちょっとだけ上がります。抽選で粗品が貰える場合も有りますので、書いた方が幸せになれるかも知れません。
*1:どうでも良い話だが、花王株式会社はかつて昭和六十一年(1986年)から平成十年(1998年)までフロッピーディスクを生産していた。意外に思われるかも知れないが、洗剤などの界面活性制御技術を応用して生産を決意したらしい。
*2:犯罪防止のため詳細な方法は書かないが、自動券売機の釣り銭返却口を詰まらせて、利用客が駅係員を呼ぶ為にその場を離れた隙に、釣り銭を窃取する犯罪者が居るので、決してその場を離れてはならない。
*3:稀に、運賃投入と乗車券の選択のどちらが先でも購入できる自動券売機も有る。
*4:記載内容や大きさで判別出来たりもするが、解説すると無駄に混乱するだけなので割愛する事をご容赦頂きたい。
*6:補充券や常備券のようなものまで突っ込みだしたらキリが無いので、割愛する事をご容赦頂きたい。
*7:かつては施設保有、運行共に北近畿タンゴ鉄道、現在は施設保有が北近畿タンゴ鉄道、運行が京都丹後鉄道
*8:今さら寝台券の話を持ち出しても混乱するだけなので、敢えて省略している事を察してほしい。
*9:乗車券を自動改札機へ投入する際、昔は重ねた乗車券が連続して一枚ずつ吸い込まれる方式だったのでコツが必要だったが、今は自動改札機が進化したので、何も考えずにそのまま突っ込んで大丈夫である。
*10:どうでも良い話だが、平成三年(1991年)の相模線電化時に投入された205系500番台電車は当初、日本電気株式会社が製造していたFC-9801A(PC-9800シリーズの産業向けであるFC-9800シリーズの機種)によるモニタ装置(MON5型)を搭載していた事が、「鉄道ファン」という雑誌の1992年1月号にて確認できる。
*11:事実関係は一切不明だが、小田原駅構内のうちJR東日本と小田急電鉄株式会社の部分が現在の橋上駅ではなく地下通路だった頃、小田急電鉄株式会社では特急券発売用に日本電気株式会社が製造していたPC-9800シリーズのストアコンピュータであるSC-9821を使用していた、という都市伝説を聞いた事が有る。詳細をご存知の方が居たらお教え頂きたい。
*12:充電器が急に必要になったがコンビニなどで手に入らない場合、当ウェブサイトの中の人のようにハードオフをよく利用する人は、イベント会場から近いハードオフで青箱を漁って、どうにか充電器を探し出すしかない。
*13:TVドラマや映画ではよく、設計者と施工者の区別なく何故か筒型の図面ケースを肩から下げていたりするが、建築学科の学生ならいざしらず、実務では図面ケースや二次元CADどころか、BIMによる3Dモデルで設計を行う時代になりつつある。
*14:CADから出力した原図や青焼き、それを持ち運ぶ為の筒型の図面ケースは全て、20~15年くらい前までの話である。手書きの原図となれば30年近くも昔の話である。
*15:いくらBIMの時代になりつつあるとは言え、納まり詳細のスケッチを手書きで書けないようでは如何なものか。
*16:当ウェブサイトの中の人の場合、小さい頃から風邪をひいた時に喉が痛くなる事が苦手だった事や、フロッピーディスクのカビ対策で手洗い・うがいを日頃から徹底的に行っている。
はじめての、イベント参加(改訂版) ~第七編・イベント直前編~
この記事は、何らかのイベントへ当ウェブサイトの中の人が参加する際、個人的に定めていた基準をいくらか汎用的な内容に再編して、公開したものです。
興味が有るイベントに、参加してみませんか??
1.概要
1-1.記事の構成について
全ての事項を一度に書こうとすると大変な文章量になってしまって、読み辛くなってしまう事がわかりきっているので、以下の通り、合計で八編に分けて公開します。
第一編・概要
第二編・事前準備編
第三編・チケット入手編
第四編・イベント物販対策編
第五編・同人イベント編
第六編・荷物運搬対策編
第七編・イベント直前編←現在開いているのは、この記事です。
第八編・イベント当日編
1-2.はじめに
この記事は、商業イベント(一般の企業が企画・開催するイベント)と、同人イベント(個人または運営準備会などが企画・開催するイベント)の両方へ対応できるよう記述した為、一部に分かりにくい記述が有るかもしれません。
質問したい場合は申し訳ありませんが、当ウェブサイトの中の人のSNSアカウントへDM、またはメールにてお問い合わせ下さい。
1-3.知っておいて欲しい事
この記事には「注意事項」が出てきます。記載した事項について誤解しないで欲しいのは、「悪い事をやってはいけない」という単純な理由だけで書いた訳ではない事です。
禁止されている事を実行すると・・・
- イベントの主催者(以下、主催者と記載)側がトラブル対処の手間を減らす為、規制だらけにする(参加者が柔軟に楽しむ事が出来なくなる)
- 施設運営者が会場を貸す事を拒否して、イベントが開催出来ない
- 公共交通機関側から輸送面で協力を得られず、イベントが開催出来ない
という事態に発展する為です。
実際に、某界隈でマナー悪化を理由として「全国ライブツアーの中止」という衝撃的な出来事も発生しました。このような事態を避ける為には、各自が注意するほか無い事を肝に銘じましょう。
なお、注意事項はどこでも見かける一般的な事項が大半ですが、中にはイベントごとに異なる事項も有ります。
一例を挙げると、ペンライトは大別して持ち込めない場合と持ち込める場合に分かれます。さらに持ち込めても、使用可能な製品の制限(主催者公式の物のみなのか主催者公式と市販品のどちらでも良いのか、電池式でも乾電池なのかボタン電池なのか、など)が有ります。
ペンライトは使用時の制限にも違いが有り、一般的には手に持ってよいのは1本だけですが、中にはペンライトの大きさに通常よりも厳しい制限を課す代わりに、手に複数本持ってよいという、変わった規制のイベントも有ります。
ですので、注意事項は隅々までしっかりと読み込みましょう。
7.イベントの直前になったら~来週はいよいよ、イベントだ~
7-1.主催者発表の案内、注意事項を最終確認
移動に備え、イベント前週の休日から準備し始めておくと、余裕を持って荷物をまとめる事が出来ます。
荷物をまとめ始める直前に、主催者発表の案内、注意事項を最終確認しておきましょう。案内、注意事項が事前に公表されていても、イベント直前(例えば前日や前々日)になって内容の変更、訂正や追加、インフルエンザなど感染症対策のお願いなどが有ったりする為です。
ペンライトの電池は現地で交換しようとすると、電池やペンライトの蓋を落として行方不明になったり、複数個の電池をポケットなどに無防備に入れておくとショートして発熱したり破裂させたりして危険ですので、イベント直前の時期に自宅で交換しておくと、安全かつ忘れずに交換できます。
なお、代表的な電池の製造メーカーを以下に挙げます。
www.fdk.co.jpコイン形またはボタン形と呼ばれている電池の種類が分からない時は、以下のページで検索できます。
jpn.faq.panasonic.com一次電池(充電できない電池)の取り扱いに関しては、以下も参照してください。
二次電池(充電可能な電池)の取り扱いについては、本局に掲載している「PC-9801LX4の二次電池について」および「PC-9821Ls12の二次電池について」も参考にして下さい。
イベントごとにファンレターやプレゼントの受入れ有無も異なりますので、これも注意事項を確認しましょう。なお、ファンレターの書き方やプレゼントの選ぶ際のコツは、当blogの「みんなで書こうよ、ファンレター」シリーズを参照してください。
握手会やお渡し会など、いわゆる接触イベントへ参加する時は、会話する内容をいくつか考えて置かないと自分が後悔する事になるので、出演者の公式blogやSNS等も活用して、会話のキーワードを考えておきましょう。そうしないと、後悔する可能性が高いでしょう。
7-2.決済手段の確認
現地周辺やイベント会場内で何かを購入する時の決済手段ですが、現金が必須の場合とキャッシュレス決済が必須の場合、どちらもあります。どちらの場合にしても、必要な金額をイベント会場へ出発する前までに現金で用意する、もしくはチャージを済ませておきましょう。
地方や離島の場合、キャッシュレス決済がほとんど使用できず事実上現金しか使えない、という場合が有ります。特に離島の場合、キャッシュカードを用いて現金を引き出そうにもATMどころかコンビニエンスストア自体がなく、島内で探して見つかったのは個人商店のみだった、というオチは珍しくありません。
7-2-1.現金
日本国内での支払いではどの場面でもほぼ完全に使える現金ですが、ただ用意すれば良い訳でもありません。高額紙幣や少額の硬貨は、次のような注意点が有ります。
鉄道の場合、都市部に有る駅のうち、ターミナル駅と呼ばれるような駅の券売機では高額紙幣(一万円札や五千円札、二千円札)も対応している事が比較的多いものの、それ以外の駅や地方の駅に有る券売機では高額紙幣に非対応である事が少なくありません。
何れの場合も、少額の硬貨(五円玉、一円玉)は対応していません。よって、千円札、五百円玉、百円玉、十円玉を用意する必要が有ります。
路線バスの場合、運賃とピッタリの金額が有れば良いですが、そうでない場合は車内の両替機で紙幣を両替する事になります。この場合、高額紙幣は使用出来ず、また、運転手も両替用の紙幣や硬貨を持っていない(または、両替機を使わずに運転手自身が両替する行為を、会社から禁止されている事すら有る)のが一般的ですので、千円札か硬貨を用意する必要が有ります。
路線バスでは五円玉、一円玉も使用可能である事が大半ですが、精算機が詰まってしまう事も有るので、運転手へ一言確認してから精算機へ投入すると良いでしょう。
さきほど「ほぼ完全に使える現金」と表現しましたが、稀にイベント会場内で現金が使用できず、キャッシュレス決済が必須の場合も有ります。(詳細は後述します。)
7-2-2.キャッシュカード
金融機関のキャッシュカードは、特に地方銀行や信用金庫は夜間や営業地域以外では使用できない(現金を引き出せない)、使用できても想定以上の手数料を取られる事も有ります。ですので、自分の使っている金融機関のキャッシュカードが使用できる時間帯やATMを確認し、必要な現金はイベント会場へ出発する前までに準備しておきましょう。
7-2-3.交通系ICカード
交通系ICカードは、特に地方や離島だと使用できるとは限りません。事情が分からなければ使用不可だと思って、現金も用意した方が良いでしょう。
7-2-4.キャッシュレス決済
電子マネーやクレジットカードなどキャッシュレス決済も、特に地方や離島だと使用できるとは限りません。
都市部だと大抵の場所で複数のキャッシュレス決済に対応しているのが一般的ですが、地方や離島では空港や港の内部に有る窓口、売店のみ対応していて、それ以外の商店や民宿などでは現金のみの場合も少なくありません。
このように書いていくと、千円札さえ用意すれば完璧であるかのように思われるかもしれませんが、東京ドームのように「場内での現金使用不可」という会場も現れ始めていますので、事前に確認して準備しましょう。
なお、離島のキャッシュレス決済事情について、少し変わった例も有ります。
例えば八丈島では、空港に乗り入れているANAと提携しているEdyのみは島内に広く普及している、と言われています。これは島内と内地を往復する島民が、ANAのマイルとEdyが交換可能である事が普及率に影響している、とされている様です。
7-3.当日の服装とか
どのような服装でも、部屋干し特有のにおいが出ないよう晴天時に洗濯して天日干しましょう。Yシャツを着用するならば、事前にアイロン掛けも怠らない方がスマートですね。
なお、イベントにちなんだTシャツなどを着用する事も有るかと思いますが、屋外では悪目立ちしないように上着を着用しておくことをおすすめします。
7-3-1.大きくは身体を動かさないイベント
参加するイベントがライブのような身体を動かすので無いならば、「4-3-4.雨天の対策」から「4-3-6.冬季の対策」に記載した内容を参考に、季節に合わせた服装にしましょう。寒くなった時の為に、羽織る為の上着が一枚有ると良いですね。
7-3-2.ライブのような身体を動かすイベント
ライブのように身体を動かすなら、軽装になれるようインナーの上にTシャツを着用(物販でTシャツを入手できたのであれば、それでも良い)して、イベント会場まではTシャツに上着を着用して、会場内では上着を脱ぐなど、体温調節しやすいようにするのが良いでしょう。
ただしオールスタンディング形式の場合は上着の置き場所が無いので、脱いだ上着は腰に巻き付けるなどの方法を考えておく必要が有ります。
Tシャツの下には、機能性インナーを着用すると快適です。特に汗をかくぐらい動く事がわかっている時は、速乾性のインナー(株式会社ユニクロの「エアリズム」、国内では株式会社コナカが販売している「JOHN PEARSE」、株式会社ワコールの「BROS」、株式会社ジーユーの「ドライストレッチ」の各シリーズなど)を着用すると良いのではないでしょうか。
逆に、保温性の高いインナーは熱くなりすぎたり汗冷えする原因にもなるので、あまり勧められません。この辺りはライブ参加者向けのほか、登山者向けの解説記事を読んで情報収集しておくと良いでしょう。
7-3-3.靴はどうするのか
長時間歩いたり、並んだりするので履き慣れた歩きやすい靴を履きましょう。
特に女性の場合、ピンヒールの靴で出かけてしまうと自分がケガするだけではなく、うっかり他の観客の足を踏んでケガさせる可能性も有ります。履物で高さを稼ぎたい気持ちも分かりますが、転倒する危険も有るので避けましょう。
新品の靴は、14日以上かけて履き慣らしておくと良いでしょう。靴を履き慣らす時も、いきなり長時間ではなく数分だけ歩くのから始めて、履く時間を徐々に長くして馴染ませるのがベターです。
7-3-4.メイクはどうする?
参考に出来そうなウェブサイトをいくつか紹介しておきます。
7-4.持ち物確認票(参考)
以上までに記載してきた内容を移動の前日夜までに終了させると、安心して眠れます。必要なものを当日に調達しようとすると、思った以上に調達しにくい事が少なく有りません。
準備する時、以上に記載した内容を再び参照するとなると大変ですので確認がしやすいよう、参考では有りますが持ち物確認票を提示します。各自、必要に応じて中身を書き換えて活用してみて下さい。
- 最低限必要と思われるもの
□ イベント入場券(チケットや参加券、パンレット(カタログ)など)
□ 現金(場合により、100円硬貨や500円硬貨を多めに用意)
□ クレジットカード、キャッシュカード
□ 保険証やお薬手帳、持病などで常備している薬
□ 携帯電話(スマートフォン)と、充電器
□ 折り畳み傘、雨合羽
- 宿泊施設
□ 宿泊施設の予約情報
□ 着替え
□ 予約した交通機関の乗車券、搭乗券、乗船券
□ 交通系ICカード
□ レンタカーの予約情報
□ 利用する交通機関の時刻表
□ イベント会場周辺の地図
- 長時間、列に並んで待機する時
□ 簡易椅子
□ 防暑または防寒用品
□ 書籍や音楽プレーヤー、携帯ゲーム機など時間を潰せるもの
- 物販
□ 主催者公式の注文票
□ 注文票を記入するための筆記用具
□ 物販で入手したグッズを入れるバッグ
- 同人イベント
□ パンフレット(カタログ)や、サークルの一覧表
□ 入手したものを入れるバッグ、クリアファイルやクリアケース
- 運搬用の機材
□ 着替えや入手したグッズを入れるバッグ
□ 宅配便で荷物を送る場合の箱
- ライブに参加する時
□ ペンライトやケミカルライト
□ 使用済みのケミカルライトを入れる袋
□ 汗を拭くタオル
- オフ会
□ 幹事の緊急連絡先
□ 参加費
□ 集合場所および時間の情報を印刷した紙
□ オフ会会場周辺の地図
- そのほか
□ 出演者や制作陣などへのファンレター
なお、イベント入場券、宿泊施設やレンタカーの予約情報、予約した交通機関の予約番号等、利用する交通機関の時刻表は、原本をなくしたり携帯電話(スマートフォン)の充電が切れた場合に備え、紙を印刷しておくか別のタブレットへもバックアップしておくと良いでしょう。
また身分証明書は財布とかばんへ分散して複数所持するなど、バックアップ体制を整えておきましょう。
7-5.そのほか
必須では無いですが、状況によっては便利かも知れないものを簡単に紹介しておきます。
7-5-1.オペラグラス
イベント会場が大きく、ステージまでの距離が遠い場合はオペラグラスを使うと出演者の表情や仕草を細かく見る事が出来ます。ただし倍率が高すぎるとちょっとした事で見切れてしまって却って見辛くなりますので、程々にした方が良いでしょう。
7-5-2.ライブ用の耳栓
ライブに参加する時、スピーカーが近くにあるといわゆる音響外傷になる事が有ります。体質によっては症状が回復しない事も有る為、心配な人はライブ用の耳栓を準備しておきましょう。
7-5-3.自作の名刺
自分のハンドルネームを記載した、自作の名刺を持っておくのも面白いかもしれません。家電量販店などの印刷用紙コーナーで名刺用紙が販売されていますので、それを使って自分でデザインを考えて作成すれば大丈夫です。
印刷する為の元データは、名刺用紙を製造しているメーカーからダウンロードできるプログラムを使うか、Microsoft Wordで宛名ラベル作成機能で元の用紙を設定してから作成できます。
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